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2002.03.20(水) - East.Mix

レピッシュの上田現
君は上田現を知っているか?の巻


本日も昨日同様に自社教育。
教育終了後は、自部署に戻り、久々に自分の課長から4/1の職制改正について説明される。
(4/1に大規模な職制改正があるといえば、日経系の雑誌を読めばわかるかもしれないが。)

その後は、顧客先Bへ移動。

仕事をこなしながら気がつけば21時。
気分的に飲みたい気分だったので、まわりにメンバーを集める。

んで、そのメンバーが帰るまでの間、インターネットをちょこちょこ見る。
いつものように”2ちゃんねる”で、「レピッシュ」のページを見る。

毎日、数通の書き込みしかなかったハズのスレが900を超え、新スレッドがあがっていた。
原因は、「レピッシュ、上田現脱退。」だ。


これを読んでいる人で、レピッシュというバンドを知っている人は何人くらいいるのであろうか?
まぁ、知っているとしても、「あの、スカバンドでしょ、パヤパヤとか歌っていた。」というレベルであろう。

その中で、メンバーに上田現という人間がいるという事を知っている人は皆無であろう。

マイナー系のバンドが好きなコアな人がいるとしたら、
例えば、
・POLYSICS
・GELUGUGU
・マイナーリーグ
・PENPALS
というバンドを知っているだろうか?
それらのバンドがレピッシュ世代で育っているのだ。
(レピッシュのトリビュートアルバム(ってまだ解散していないのだが。)に参加している。)

僕にとって、レピッシュとは、僕の青春時代そのものであった。
いままでビートルズ一辺倒だった僕に、”ウルサイロック”を聞かせてくれたのはレピッシュだったし、
初めて、色々な音楽を寄せ集めたバンド(=今では、ミクスチャーと確立されているが、当時はレピッシュが最初だったのだ。)に出合った喜び。これは大きかった。

当時音楽をやっていて、バンドをやっていた僕として、レピッシュはまさにレボリューションであった。
その中でも、僕は、メンバー上田現という人物に憧れていた。

僕が望んでいた世界観で、僕が望んでいた音楽をやっていた初めてのミュージシャンだったからだ。

そして僕は、レピッシュというバンドを聞きながら育ち、20代前半の頃は、日比谷野音などに足を運んでいた。
僕の音楽人生の目標の一人が「レピッシュの上田現」だった。

上田現には音楽だけでなく、人生にもお世話になった。
ニューロマンティックという名のスノッブさ。
食べ物がのっているテーブルにダイブできる豪快さ。
本当に僕の人生に影響を与えた人物だ。

その上田現がレピッシュを脱退した。
脱退の理由は、「まだ、ソロでやりたい事が沢山あるから。」である。

上田現は音楽界から、脱退した訳ではない。
レピッシュというバンドから脱退しただけなのだ。

でも、悲しい。
僕はレピッシュというバンドのくくりで愛していたからだ。


最後にレピッシュを見たのは2年前くらいに下北沢のライブハウス「シェルター」であろうか。
今となっては、まじかでレピッシュを見れた最後の機会であった。(現に、僕の横にレピッシュのメンバーがいたほどだ。)

最後に残ったのは、沢山のレピッシュのCDと、上田現のサイン入りアルバムくらい。
今は、ちょっとカラッポな状態になっているのだ。

昔は、レピッシュのMLとかにも入って、いろいろと情報交換していた6〜7年前が懐かしい。


ちなみに、最近の音楽でいうと、元ちとせというアーティストが歌っている、「ワダツミの木」という曲。実は、上田現の作詞・作曲なのだ。


星もない暗闇で
さまよう二人がうたう歌
波よ、もし、聞こえるなら
少し、今声をひそめて
(「ワダツミの木」/元ちとせ)


上田現よ、あなたは、今何を思い、レピッシュを脱退した事をどう思っているのだろう?

書きたい事は沢山あるのだが、事実は事実だ。

特に、レピッシュを知らない人には何の興味も無いかもしれない。
でも、今日の僕には、悲しみしかない。

新しい、”上田現の旅立ち”の喜びではなく、
”レピッシュを脱退した上田現”の悲しみしかないのだ。

なぜだろう。

年を取るたびに、得るものより失うものの方が多くなっていくという。
今回もその一つなのだろうか。

悲しい。



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