2008
01.06
(日) - West.Mix

親知らず/家族写真が存在しない

幸せに、なる。の巻

さて、今日あたり、田舎や旅行先から帰ってきて、「あー明日から仕事かよ。社会復帰できるかなぁ〜」なんて言っている世の中の人へ、どーもkinop@ニシエヒガシエです。今年もよろしく。

親知らず

チャットモンチーの歌に、「親知らず」って曲がある。この歌は「♪親知らずが生えてきたよ」から始まる歌。かわいいルックスに対してけっこうエグい曲とかを書いてきて、僕の中での今一押しのバンドである。

で、この曲は「親知らず=親離れしてから生えてきた歯」ではなく、
「親知らず=もう親離れした後にできた恋人」ではないかと思うのだ。

なるほど、である。

ちなみに、この曲のサビでは”家族写真”がフューチャーされていて、
”家族写真”に支えられ、今後、私も愛する人と”家族写真”を撮りたいと言うテーマで書いているが、実の所、考えさせられる。

私には所謂”家族写真”が無いのだ。
両親は僕が幼い頃に離婚している。幸い、父親とも母親とも個別に交友があるので、「僕と父親」と「僕と母親」って写真はあるのだけれども、「僕と父親と母親」って写真は無い。一人っ子なので兄弟とかと撮った写真は勿論無い。

これが、今の僕を作っているのは事実。人間、自然と親に似るのである。遺伝子の記憶。
僕が愛する人にできる事も、仲のよい両親を見ていないから、よそよそしかったり、母親に似て、無駄にやさしかったり、父親に似て、金銭でしか愛情表現できなかったり。会えば酒ばっか飲んだり。

幸せな食卓を知らない。母親が料理を作り、父親が仕事から帰ってきて、3人で食卓を囲んで、「今日、こんな事があったよ。」って言う食卓を知らない。いや、厳密には僕が小学校に上がる前にはあったかもしれないが、残念ながら、そんな平凡な風景すら記憶に無い。

彼女と旅行にも行ってないし、行こうと言うプランすら出せやしない。いつも向こうまかせ。親知らずのうちにできた彼女を愛す術もしらない。愛ってなんだろ?

でも、これは言い訳なんだな、きっと。

心配になったとき、不安な時、僕を助けてくれる”家族写真”は無い。だから孤独は慣れている。人より早く自立できている自負はある。
だからこそ、僕は新しい”家族写真”を撮りたい。勿論、両親と撮りたいけれど、もう両親とではなく、親知らずな誰かと。
幸せになってやる。両親の分も幸せになってやる。
困った時に助け合い、励ましあえる仲を作ってやる。

”幸せになりたい”なんてのは人に頼っているだけ。
”幸せになる”んだ。結果論かもしれないけれど。そんな事考えてるんだ。

大丈夫!写真はこれからも 和やかに 色あせず
ひとりで暮らす部屋の中 光を放っていくのです
私もいつかこんなふうに人を愛せるだろうか
幸せの意味を誰かと わかりあえるだろうか

親知らずが生えてきたよ 怖いから歯医者には行かない
親知らずが生えてきたよ 誰も知らない間に
(「親知らず」/チャットモンチー)


でも、そんな僕を僕は好きだ。やっぱりあなたの子で良かった。
そう胸を張って言える。

今、幸せなら、その幸せを大事にしてください。
今、守るべき人や家族がいるのなから、必死になって守ってください。
少しでも、思いを込めて。


午前中に外出して、お昼に帰宅。天気が良いが少々寒い。けれど、部屋に帰ってきて、窓から刺す光が温かく、午後はベッドの上でのんびりと読書をしたり、その内に心地よい眠気が襲ってきて、しばしお昼寝。この感覚、久しぶりだ。

夜、時折寂しくなる事がある。一人身の寂しさ、週末のフール。明日も晴れならいいな。


テキスト庵
Hi-JAX

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