最近、なるべく仕事は楽に済ませようと考えています。
無駄な仕事ななるべくやめて効率化して、早く帰るようにしてます。
でも、15年前の俺ならもっとガッツいたはずです。昔は残業当たり前で、休日も御構い無しでした。
今は1人で頑張っても無駄だと思ってます。諦めというか…。
15年前は同じ志の仲間が居たからかもしれません…後、若かったですし。
徹夜や休日にささっとやって管理者に「こんな事も出来ないのか。」と言ってみたい気持ちもあります。
すぐに見積もりを作らずに長い目で見て、今は手弁当してもいいんでないか？
それを是としないのが今の社会です。
でも、必要とされているものがあってリソースが無ければ、手弁当でもいいのではないでしょうか？
そりゃ、1ヶ月位休みなくなるかも知れないが15年前の僕ならやってたでしょう。それで、その後がすごく楽にそして効率化されるのであれば。
数値でしか評価が出来ない今、それを無駄、無意味と社会が言う時代です。KPIが日本企業をダメにしていると思います。KPIに見えないところに日本人のチカラがあるんです。
「やった分は残業つけろ。」これが管理者の精一杯です。
そんなの付けなくても、1ヶ月を犠牲にすれば片付くのなら、こんなくだらない議論はしたくないのが本心。
僕が、誰かが技術を発揮すれば片付くなら、それでもいいじゃ無いか！
…と、15年前の僕が叫ぶんです。
「技術は金にならない。」のは日本のSIerの悪い所です。
管理できて、利益だして「金になる。」ならプロパーに技術者はいらないんです。
と、同時にその会社は成長を止める事を意味します。停滞です。その内に衰退していくでしょう。海外のベンダーの方がガッツがあります。技術を評価する感じがします。
僕は…技術者です。管理者でも、経理屋でもありません。
ただ、なんかそれが「是」と感じれない社会。
是々非々の病ですね。
酒でも飲みながら考えたいところです。
