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パチスロを辞めました

パチスロが好きでした。パチンコはあんまり好きではなくてですね。パチンコって玉がアタッカーに入らないとなんかムカムカするんですよ。なのでパチスロのお話。

パチスロを始めたのは1993年ですね。もう20年以上前です。高卒で会社に入りまして、上京だったので寮に入りましてね。同期と仲良くやっていたんです。でも、どんな街にもパチンコ屋がありましてね、僕の寮の最寄駅にも1店舗だけあったんです。今では考えられないかもしれませんが、当時はモーニングと言う制度がありましてね、座ってすぐに当たる事が約束された台があったんです。(当時はそれが普通でした。開店から換金屋が開くまで時間ギャップがあつたので「開店から来てくれてありがとよ、1回だけ当たりあげるから遊んでってくれよな。」的なメッセージだったのでしょう。)

もちろん、平日は仕事なので、そういう台は取れませんでしたが、休日になるとですね、まぁ、並ぶ訳です。その道のプロが。で、ある休日、早めに行って先頭に並んで、そのプロを押しのけて当たりそうな台に座った事がありましてね、20000円位勝たせたもらいました。その後は逃げるように帰りましてね。正直常連の目が怖かったです。

パチスロ機

そのうちに、横浜駅(当時通勤に使っていた)にいい店を見つけましてね、店員が女性だったのと夏は高校野球を放送していたので、良い店でした。当時は「アラジン2」と「Mr.MAGIC」と言う台でした。だいたい3000円一本勝負で勝てば即ヤメして、負けては「あぁ、CDが一枚買えたぁ」と後悔していたものです。(本当はこの2台は大爆発する可能性がある台だったのですがそこまでは追いませんでした。)

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んで、友人もパチスロ好きでしてね、当時横浜で裏モノ(違法モノ)が流行っている時代に、友人と良くいったものです。客層が香ばしくてですね、文句を言われる前に逃げるように換金した思い出があります。でも、当時でも数千円の投資で2〜3万円のリターンって感じでしたね。

その後、一旦、パチスロから離れましてね、まぁ福島で働いていた時代なのですが、忙しかったし、夜の飲みが楽しくてですね。土曜日は地元(神奈川)に帰るんですが、たまぁに土日に福島にいる事があった時に、パチスロ打って5000円負けたら「あぁ、物凄く負けたぁ」なる思いになったんですね。正常に戻っていたんですね。打つくらいなら飲みに使った方が良かったです。

 

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で、福島の仕事が終わってしばらく忙しかったんです。さらに夜は飲みまくってましたしね。
その間もチマチマとパチスロは打っていたんですが、ある台をきっかけに本格的にパチスロにはまるようになりました。それが「獣王」と言う台です。当時はこの台が流行りましてね。必勝本とかを読みまくりましてね、まぁ、勉強したものです。後にも先にもパチスロ台を本格的に勉強したのはこの台だけです。5000枚位(10万円!)出したこともありましてね、店の人から写真撮られたこともありました。(当時は「沢山出した人」を写真に撮って貼り付ける店が多かったです。)

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その当時、パチスロって異常で簡単に3〜4万位負けれるんですけれど、5万円位簡単に勝てたんですよね。そういう時代だったので、数万円注ぎ込んでも「出れば返ってくる!」って思えたんです。
また、ある時に提案案件があって3日間会社に泊まった後、提案書提出した日には午後で帰ってきたんですけれど、帰りに地元で70000円サクっと出ましたからね。神様はいるんだなぁなんて思ったものです。

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その後は、プロジェクトのメンバーがみんな独身でよく仕事終わりにうちに行ったりしてました。その時、「ミリオンゴッド(4号機)」と言う台が出ましてね、まぁ、8192分の1を弾けたら10万円と言うとんでもない台でしてね、まぁ、当時社会現象にもなったんですよ。僕は一回だけそれを引きましてね、一緒に打っていた連中とご祝儀に寿司を食べに行った思い出があります。20000円も持っていかれましたが。

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さらに、その後、福岡(小倉)で働くことになるのですが、皆さん単身赴任でしてね、飲む前に打つ!と言う話か、よく打ってました。毎週、東京に帰ることが資金的にできなかったので、土日も小倉だったので、後輩とよく打ちに行きました。後輩は車を持っていたので、遠出して開店から打ったりしていましたよ。


で、それから今までに色々な規制が入りましてね、それでも打っていたんですけれど、もう出ないんですよ。確かに出ている台もあるんですけれど、それは本当に「事故る」と言う表現になっていてですね。本当に偶然に偶然が重ならないと勝てなくなってしまいました。

また、規制の1つに「店の過度な煽り」が禁止となってしまいました。信じられないかもしれませんが、昔は台の上に「今日の注目台!」とか札が刺さっていて、高設定を示唆してくれたり、夜の20時になってから札が刺さったり、設定変更や設定確認ができたんです。だから、プロは狙えたんですが、それらも規制されてしまった。

そういうのが重なりましてね、昔みたいに、1000円〜3000円位で当たるような台も少なくなりましてね、で当たっても基本数千円しか出ないんです。その当たりの間にまた偶然をひかないと爆発しない、と。もう数万円持っていないと勝負できないですし、昔みたいに、「それ以上のリターン」を求める事も難しくなった訳です。

規制が入れば入るほど出なくなりました。これは規制が入ればメーカーが規制の裏をついて出るようにする、と言ったイタチごっこがあった結果、「偶然の偶然が重なれば沢山出るよ。偶然が起こらなければ出ないけど。」ってなってしまいました。
それでいてお金が消えるスピードは昔と一緒になってしまいました。

これにはお客側にも問題がありましてね、「昔のような刺激が欲しい、数千円の勝ちはいらない、俺は10万円勝ちたいんだ!」って人が増えてそれにメーカーが応じた結果とも言えます。

最後の方は、1回当たれば、6000円と言う定番の台(Aタイプと言います。)に2〜3000円打って運だめし。ともやっていたのですが、それすらも虚しく感じるようになってしまいました。勿論、新しい台は打ちません。数万円投入するのが前提の台が多いので。

 

なんか、パチスロ屋をブラーっと見ておりますと、打っている人が何も臆することなくどんどんと千円札を機械(サンドと言います)に飲み込ませておりましてね、なんか「あぁ、勿体無いなぁ。」ってふと思ったんです。

って事で、今もパチスロ屋に足を踏み入れますし、そういう番組は好きで見ますが、自分でやる事はないんじゃないかと思うんですよね。家の近くにいいBARも見つけたので「打つくらいなら飲む」にまた戻ろうと思います。

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