A-Bone [Asia Internetholding] エー・ボーン

 住友商事とIIJ、香港のSuper NetシンガポールのPacificInternetなどが共同でアジア8ヶ国の地域を専用回線で直結するインターネット高速通信網およびその運営会社。KDDなどの国際通信業者から回線利用権を買い取り95年に日本、香港、シンガポール間に1.5Mbpsの専用回線を構築。96年から97年にかけてインドネシア、タイ、マレーシア、韓国台湾も参加して国際間の電子商取引に必要なAMO(Asia Manufacturing Online)の基盤整備を行っている。日本も電子マネーに関しては実験が得意なので、資本以外でもきっと貢献しているだろう。


Acrobat アクロバット

 米Adobe Systems社が開発したソフトウェア。これを使うと今まで(コンピュータで)作成した書類、雑誌、カタログなどのDTPデータをPDFファイルに変換することによって、そのままインターネットに載せてホームページ上で表現できる。HTMLは非常に限定された文章フォームしか持っていないが、Acrobatを利用することによってコンピュータ上でレイアウトされたファイルをそのままのフォントを使い、そのままのスタイルでホームページに表示できる上、高精度で出力が可能になる。もともとインターネット用に開発された技術ではないので、現在のままではなかなか重くて使い勝手がよくない。
http://www.adobe.co.jp/product/acrobat/readstep.html


Active Channels アクティブ・チャンネル

 MSIEに搭載されている機能で、CDF(Channel Definition Format)ファイルと呼ばれるチャネルの内容が定義されているファイルを参照し、プッシュ型の情報配信を効率的に行なう仕組み。使ったことないからわかんないや...


Active X アクティブ・エックス

 ダイナミックなWebページを作成する技術として、Microsoftのインターネット戦略を支えるテクノロジー全般を総称した呼称だそうだが、セキュリティという概念がないので結局インターネットでは使えない技術。SUNJavaを使ってマルチプラットフォームなんてモノを実現しようとしたので、MSが慌てて昔からあったCOM(Componet Object Model)テクノロジーをネットワークに対応させてデッチ上げたJavaもどき。WinとIEの組み合わせで最大の威力を発揮するが、とにかくセキュリティがタコらしい。最近全然聞かないんだけど、どうなったのかな?


Admin [Administrator] アドミン

 正確にはAdministratorで、管理者・管理権限を持つユーザなどを表わす用語。この人に嫌われるとタイヘンな目に遭うので、ちゃんと貢ぎ物を用意しておくように。くわばらくわばら...


ADSL [Asymmetric Digital Subscriber Line]  エー・ディーエス・エル

 既存の電話線を利用して,高速データ通信を可能にする通信方式の1つ。ADSLは非対称型の通信方式で、電話局から利用者に向けた通信では1.5M〜9Mbps、逆に利用者から電話局に向けた通信では16K〜800Kbpsのデータ転送が可能。ただしこの転送レートは規格上の値で、実際に利用できる転送レートは局からの距離に影響される。個人やSOHOなどからの一般的なインターネットでは既存の電話回線をそのまま利用できるという利点があるのでADSLは個人やSOHOユーザーからインターネットへのアクセス用として注目されている。現在各サードパーティーによってADSLに対応したモデムを開発中。早く安いの出してぇ〜


ahoo アホー

 日本甲斐性無し倶楽部が主宰するアホなサイトのナビゲーター。国内海外のアホなサイトをガイドしている。この辞典が載るのも時間の問題か?.... http://www.kt.rim.or.jp/~shiihara/ahoo.html


AIC [Asia ISDN council] エイ・アイ・シー

 日本、韓国、中国、ASEAN諸国(ブルネイを除く)の8ヶ国が参加している情報基盤やB-ISDNなどの共同研究をする研究会の名称。こっちはA-Boneと違ってNTTや郵政省なんかが絡んでいる。


AnonymousFTP アノニマス・エフ・ティ・ピー

 ログイン時にユーザー固有のIDパスワードを使わずにFTPサイトにアクセスする方法。通常アカウントの代わりにメールアドレスを記入するのが礼儀と言われているが、もちろん誰も入れないし最近はいちいちそんなモノ聞かれもしない。


API [Application Program Interface] エー・ピー・アイ

 OS屋がデベロッパーなどに公開しているOSのプログラムインターフェイス。各アプリケーションは基本的にすべての処理をこのAPIを経由して行なう事になっているが、たまにこれをすっ飛ばして直接ハードウェアにアクセスして玉砕するプログラムも存在する。これはまともなAPIがなかったDOSBASIC時代の名残りで、当時のプログラマはこれで腕を競い合ったりした。今はほとんど見かけないが、たまに「こいつわスゲェ!」とか「ホントにそんなコト出来るんかい?」といった感じのアプリもしくはOS機能拡張にはこの手のモノが多い。


ARP [Address Resolution Protocol] アープ

 TCP/IPプロトコルにおいて、IPアドレス からEthernetのアドレスを求めるためのプロトコル。一般にEthernetのようなLAN媒体では、2つのノード間(TCP/IP〜Ethernetへの通信)で通信を行なう場合、相手のMACアドレスを知らなければ通信することはできないので、TelnetFTPなどので通信相手のIPアドレスが分かっていても、そっから先のLAN内での目的のコンピュータ(もしくはルーター)のMACアドレスが分からないと、そこから先へは進めない。これを求めるのがTCP/IPプロトコルスタックに組み込まれたARPの仕事。


Archi アーチー/アーキー

 国内や世界のFTPサーバから、どこに求めるファイルがあるかを探してくれるサービス。アーキーとも呼ぶ。インターネットを育み、支えてきた、ハッカー文化の産物で、Archieとはarchive(アーカイブ)から「v」を取る言葉遊びによって名付けられた。これが後にGopherの検索ソフトがVeronicaと名付けられるきっかけになったんだってさ。


ARPAnet [Advanced Reserch Projects Agency Network] アーパネット

 何だか頭の悪そうな名前だが、70年にアメリカ国防総省(DoD)が管轄する高等研究計画局(DARPA/Defence Advanced Reserch Projects Agency)が非常時の通信網整備と、異なるコンピュータを遠隔操作できるようにする目的で開始した、世界で最初のコンピュータネットッワーの名称。後にこれがインターネットへと発展した。


ASCII アスキー
  1. 最も標準的な米語文字コード。アルファベットや記号を1Bite(256)のコードで管理する。パソコン、ワープロなどの文字コードとしては基本中の基本なので、このASCIIコードで書かれた文章は、世界中のコンピュータで表示できる。
  2. 廃刊 、合掌...


ASP [Active Server Page] エー・エス・ピー

 WWWサーバ側でJavaScriptVisualBasic Scriptなどのスクリプト言語や、Acvite Xコンポーネントなどのアブナイ情報を走らせるためのフレームワーク。それでなくても通信が遅いんだから、Webにダイナミックなコンテンツなんて必要ないんだって。


Autenna アンテナ

 オランダにあるサービスプロバイダーで、NGO活動関連の情報受発信用として解放されている。特にユーゴスラビア紛争の中で、一般市民と国外にいる家族などとの通信方法としてE-Mailを利用して活躍したおかげで、今後の新しい紛争地域での通信組織として注目された。
http://antenna.apc.org


AUP [Acceptable Use Policy] エー・ユー・ピー

 営利目的での利用を一部制限するなど、ネットワークの利用形態を規定するポリシー。そんなモノまだあるのか?特に学術用ネットワークでの商業利用の禁止事項が多いが、学生たちはめげずに金になる方法を探している。

―――フリー/(Acceptable Use Policy Free) ネットワークに関する利用に制限がないことを言う。AUPフリーならばインターネットを商業利用に使える。一般のプロバイダーはよほどのことがないかぎり商用規制はない。


ATM エー・ティー・エム
  1. 対戦車ミサイル(Anti Tank Missaile)戦車にしか当たらないミサイル
  2. 非同期転送モード(Asynchronous Transfer Mode)転送するすべてのデータを56Byteに分解して伝送する品質重視の非同期型のデジタル通信方法
  3. 現金自動預入支払機(Automatic Teller Machine)最近では証券会社と提携して株の取引もこれでするつもりらしい
  4. At The Money(債権用語)。債権先物オプション取引の中で、行使価格が先物価格に対して有利とも不利ともつかない状態のこと
  5. あれ?大事な物を一つ忘れているような気がするんだけどなぁ...


αDATA アルファ・データ

 DDIポケット電話がサービスを開始したデータ通信の伝送方式。デジタル対応のαDATA32とアナログ対応のαDATAの2つがあり、αDATA32では32kbps(実行速度28.8Kbps)でのデータ通信が可能。αDATAはメディア変換方式なので、受け手がパソコンでも何でも利用できる点がPIAFSと大きく異なる。αDATAでは無線インターネット通信(デジタル)、無線モデム通信(アナログ)、無線FAXモデム通信(14.4kbps)の3機能を備え、先方がアナログ・ISDN対応のプロバイダやフツーのFAXの場合にも利用できる。


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