PAD [Packet Assembly/Disassembly] ピー・エー・ディー

 パケット組み立て、分解装置の略。パケット形式では通信できない非パケット端末をパケット交換網などに接続するために、端末固有のデータ形式をパケットに変換したり、その逆を行なう装置のこと。


PAP [Paswword Authentication Protocol] パップ

 パスワード認証プロトコル。ハッカーなどによるネットッワークヘの不正アクセスを防ぐためのセキュリティの方式。パスワードによってユーザーの認証を行い、PPPによるダイヤルアップIP接続の時もこれを用いる。


PC-98シリーズ [PC-98 series] ピー・シー98シリーズ

 Windowsも98になったし、いよいよNEC復権か?と思ったら....


PC/AT [PC/AT] ピー・シー・エー・ティー

 米IBMが'84年に発表した偉大なる「箱」の名称。その後全世界に広まり、今でもその規格で作られた箱はATフィールドで覆われているので「AT互換機」と呼ばれている。ところでATって何?


PCI [Peripheral Component Interconnect] ピー・シー・アイ

 Intelを中心としたPCI SIG(PCI Special Interest Group)により策定されているバスアーキテクチャ。 拡張ボードを差し込む四角い穴。ほとんどのパソコンでサポートされている。


PCM [Pulse Code Modulation] ピー・シー・エム

 アナログデータである音をAD変換(アナログ〜デジタル変換)してデジタルデータとすること、もしくはそのデータを指す。CDや電子ピアノなんかがそう。


PDA [Personal Digital Assistants] ピー・ディー・エー

 次世代に向けた個人向け情報機器のコンセプト。アップルのNewtonやシャープのザウルスなどが有名で、要は電子手帳に通信機能を持たせたもの。日本ではまだまだ通信にかかる法律や料金などの問題が残っているので、しばらく静観していた方が無難。


PDF [Portable Document Format] ピー・ディー・エフ

 特定の機種に依存しないで文書を製作者のデザイン通り表示するために米Adobe社によって開発されたドキュメントフォーマット。このPDFを利用すれば、各種文字修飾や段組処理などを製作された時のデザイン通りにさまざまなプラットフォームで表示できるようになる。
 元々インターネットが一般化する前から、新聞社や通信社向けに開発されたシステムで、そん時はあんまりパッとしなかったんだけど、昨今のインターネットブームに乗っかってと言うか乗っけて再登場。今後PostScriptに替わる技術として注目されている。

 AdobeはこのPDFフォーマットの文書を表示するためのソフトウェアとしてAcrobatを各プラットフォーム向けに発表している。詳しくはそちらを参照。


Pentium ペンティアム

 486DX2の後継として'93年にIntelから発表されたSISCアーキテクトのスーパースケーラ・マイクロプロセッサIntel入ってる?

Pentium Pro 95年に発売された、Pentiumに続く80x86アーキテクチャのMPUIntel入ってる?

Pentium II Pentium Proのアーキテクチャをベースに1次キャッシュメモリの増加、MMX命令処理機能の追加、16bitコードの実行性能の改良などを行なったIntelマイクロプロセッサ。って言っていいのかな?マイクロプロセッサからドータカード2次キャッシュまでを一つにしたモジュール。一部ではその形状からファミコンのカセットと互換性があると噂されているが、真意の程は明らかでない。近年小型化、低電力化が進む半導体業界において、ひたすら大型化を追求するアメリカンスピリットの固まり。その威風堂々とした風格をもって見る者を圧倒し、工場で働いている宇宙服達に誇りを与える。どーでもいいけどIntelの技術者ってあんなモノ着ないと仕事できないのか?しかも外でも着てるってコトは何かヤバイものでも漏れてるんぢゃないの?:-p Intel入ってる〜?


PGP [Pretty Good Privacy] ピー・ジー・ピー

 ちょっといい感じの個人情報、米Philip Zimmermann氏が1991年に開発した「公開鍵」型の暗号化技術。それまでの「秘密鍵型」では復号化の為のパスワードを共有していたが、この「公開鍵型」では暗号化の用の鍵を公開し、相手にこの公開鍵で暗号化してもらい、送られてきた暗号文を自分の秘密鍵(含パスワード)で復号化することにより機密性を高める。また、書類の内容が改竄されていないか、この公開鍵が本当に本人の物かも検証できる。
 実際このPGPは米国政府によって国外輸出を制限されており、現在日本で手に入るPGPはどっかの誰かがこっそりアメリカから持ち出したモノの改良版である。フランスや中国など一般での暗号化に規制がある国ではこのプログラムは使えない事になっている。前バージョンはハッキングされたが、最新版(Ver2.6.X)はまだハッキングに成功したという話は聞かない。なんでも恐ろしく複雑で解読できないコトはないが天文学的な時間がかかるそうだ。もしあなたがルパン3世でも、1億個以上の鍵を開けてまで他人の下らない交換日記を読んでみたいとは思わないだろう。どなたか根性のある方は千人くらい同士を募って挑戦してみて下さい。しかしコンピュータの世界には完全なセキュリティーというモノは存在しないので注意。

http://www.pgp.com/


Phreack/Phrack フリーク・フラック

 いわいる”電話ヲタク”のコト。日本にはほとんど生息していないが、アメリカには今でも大量にいるらしい。彼等の”ヲタク”たる所以は「いかに電話をタダがけするか」に執念を燃やしている所である。
 ちなみにフリークとクラックとハックを一人でこなす百戦錬磨の強者のことをPhracker(フラッカー)と呼ぶらしい。友達に一人くらいほしいもんである。


PING [packet internet groper] ピン

 TCP/IPで接続されたネットワークに対し「生きてるか〜?」と信号を送り付けて確認するために使われるアプリケーションで、ネットワーク間のアクセス速度の計測などにも用いられる。あまりやりすぎるとネットワークトラフィックの原因になる。

必殺の――― 通常PINGは64バイトのパケットを相手に送り付けるが、Windows95及びNTを使ってある方法(ここでは書けません)でPINGを打つと、規定サイズを遥かに超えた65536Biteものパケットを吐き出すことができる(らしい)これを喰らったサーバーはひとたまりもなくダウンするだけでなく、吐き出した方もダウンするという自爆型のネットワーク破壊法。今は広く知られていてパッチも出回っているので、被害報告はあまり聞かない。

【関連資料】http://www.asahi-net.or.jp/~FV6N-TNSK/gates/nt4.html


PNG [Portable Network Graphics] ピー・エヌ・ジー/ピング

 ペンギンを描いたスイス製のパペットアニメ。ぢゃなくてGIFに変わる新しい画像フォーマット。従来のGIFと比べて小容量で大量の色数を表現でき、同じ色数であれば従来のGIFよりも10〜30%小さいファイルを作れる。どれくらい色数が多いかというと、グレースケールだけで16bitの65536色(普通8bit256色)カラーに至っては48bit(248、計算不能)まで表現できるが、こんなにあっても人間の目ではもはや識別不可能だし、コンピュータやソフトも対応していない。また、ファイルにガンマ情報を持たせる事ができるのでMacで作った画像がWinでは暗くなるという現象がなくなる。その他の機能としては、アニメーション、キーワード(作者名やコピーライト等)の登録と検索、制作アプリで独自に機能拡張(ややこしくなりそうだが)などがある。
 Photoshop等のグラフィックアプリケーションで多くサポートされているが、Webではまだ正式にサポートしているブラウザがなく、サードパーティ製のPlug-in形式がほとんどなのでインターネット上ではあまり見かけない。今後NetscapeCommunicatorの次期バージョン(5.0か?)で、標準サポートを表明。IEもネイティブサポートを表明しているがPR2ではまだサポートされていない(先送り?)AppleではQuick Timeの機能拡張をインストールすればSimple TextやブラウザなどでPNGを扱える。また、VRML2.0でNPGのサポートが決まったので、テクスチャマッピング用のデータにも使える。
 今後ブラウザ側が対応すれば、Web上の画像が一気にPNGに置き換わることは必至であろう。(と思う)


Pippin [pipin @] ぴぴん

 みなさんさようなら、さがさないでください...


POP [Post Office Protocol] ポップ

 インターネットのサーバコンピュータと自分のコンピュータとの間で電子メールを転送するためのプロトコル。ユーザーは自分のコンピュータに入っているメールソフトを使って、プロバイダーに置かれた自分のメールボックスに届いた電子メールを読み出すことができる。

―――サーバー POP に対応して、電子メールを配信するための窓口になるサーバ。


PostPet ポストペット
  1.  So-netで配ってるユーザー対話型の新しいメールソフト。メーラーの中にペットを飼い、それにメールを届けさせる。配達されたメールは同じPostPetが受けることによって画面に相手のペットがメールを運んでくる様子が見れる。出したのはいいけど「出しっぱなし」はよくないという教訓。
  2. 飽きた。(利用者代表)


Power PC  パワー・ピー・シー

 IBMとMotorolaによって共同開発されたにRISCアーキテクトのスーパースケーラ・マイクロプロセッサ。早いことは早いんだけど、どーも使われる環境に恵まれない。何だか新しいバージョンが出るたびに小さく(薄く)なっていって、見劣りするのがちょっと寂しい。今世紀中にギガヘルツ(1Ghz)クロックのバケモノを開発するそーな。RISCチップはクロックアップが容易なのが特徴だが、大きけりゃ...いいんだよな、やっぱり。


PPP [Point to Point Protocol] ピー・ピー・ピー

 公衆回線(一般回線)を使ってインターネットに接続するためのプロトコル。似たものにSLIPがあるが、これは固定のIPアドレスが必要なのに対しPPPは接続時に 空いているアドレスを割り当てるので不特定多数の端末が接続するサービスプロバイダーにダイヤルアップIP接続するときに用いられる。


PPTP [Point to Point Tunneling Protocol] ピー・ピー・ティー・ピー

 インターネットを使ってPVNを実現するためのプロトコルの1つ。詳しくは下のPVNの項を参照。


proxy プロクシー

 プロクシーまたはプロキシーと発音する。プロキシーサーバーの項を参照。


PVN [Private Virtual Network] ピー・ブイ・エヌ

 インターネット経由でセキュリティを確保しながら組織や企業の各部署を接続するためのネットワークを実現する構想。インターネットにデータを送出する前にデータを暗号化して送り、また受信した側のノードでそのデータを復号化して目的のホストに届けるようにすればセキュリティを確保することができる。この技術を利用して公衆回線網を使っても専用線接続と同じようなセキュリティを保つPVN(私設仮想回線)を実現することができる。これには専用のルータを使う必要があるが、今の所各メーカー間での相互運用性はほとんどない。最近PPTPという標準プロトコルが策定されている。


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