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おぎやはぎは『おもしろい』より『ここちよい』

最近、ネットで『40代の独身男性は狂う』みたいな話題を聞きました。
狂うというのは具体的な定義が無いのでなんともいえませんが、確かに40代っていうのは人生の折り返しで色々と出来なくなる事(精神的、肉体的)が多くなってくるのは事実。
ただ、これは独身男性だけではなく”ミッドエイジクライシス”と言う言葉があるので詳しくはそちらを調べると良いと思います。

人間って年をとります。生き物なのでしょうがないです。
そんな中、何十年も生きていると体力の衰えと人生経験の積み重ねから”狂う”ケースもありますが、全体的には”丸くなっていく”のではないでしょうか?

芸人もそうです。
若い頃に尖っていた芸人も芸歴を重ねベテランになりランクも上がっていくとテレビではお笑いネタよりも番組MCやあまりネタ披露を必要としないバラエティー番組にスイッチしていく傾向があります。
安定したからなのか、衰えたのか、才能が枯れたのか?それとも番組側から強制されていやいややらされているのか……

しかし芸人ドリーム(=ビッグマネー)を手に入れる為にはそういう仕事も必要なのは事実。

時折、

「うわー、この芸人も丸くなってしまったなぁ」

みたいな芸人評を読む事があります。

でもそれはある程度必然なのかもしれません。
芸人も代謝します。若い人が台頭してこないと文化は衰退してしまいます。

と、少々前書きが長くなってしまいました。

今回いいたいのは僕が好きな”おぎやはぎ”さんは『丸くなった』とか『枯れた』と言うより、若い頃から一貫して『丸かった』という事。彼らのラジオを聴くのが僕の日常の楽しみの一つですが、そう考えたら何十年も前からやってる事や言ってる事が変わってないな〜と。

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勿論、ご結婚されたり子育てが始まるとかになると会話の内容は変わってきますが、まぁスタンスは変わらず。ある意味凄いですね。

なので僕がおぎやはぎさんをずっと好きでいられるのは『面白い』というより『心地よい』存在なのだからと思います。
面白いネタを作り続けるような事はテレビに出てからはほとんど無く「何故、おぎやはぎは芸能界で一定のポジションを保てているのだ?」と思われている人も多い事でしょう。

でも、だからこそこのポジションにいるのかもしれません。最初から低空飛行なので落ち目と言うのが無い。杭として出ていないので打たれる事が無い。

勿論、芸人として芸能界で一定の評価されて何十年もいるというのはしっかりとした実力があって『誰かに見つかる』必要があます。色々な記事などを調べていくとテレビに出始めるまでは本当に積極的にライブ活動をしていたそうで、その時のネタを観るには『JACK POT』と言うDVDしかありませんし、それでも見られるネタは限られています。

君の席というコントライブはバナナマンとラーメンズ、そしておぎやはぎの合同ユニットなのですが、血気盛んな頃のバナナマン(設楽統)、ラーメンズ(小林賢太郎)と言う才能を上手く中和できるおぎやはぎ(矢作兼)のバランス感覚もまた才能。

何かに特出した人の衰えは一気に来ます。それこそ、ミドルエイジクライシスのように。
何かに特出しなくても消えないと言う才能、打たれない場所に杭を出す才能。

僕が『心地よい』と感じるのはそういう事なのかも知れません。

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