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ビックマック指数

新しいiPhoneが発表されて1か月位経ちますでしょうか?新しく出たiPhone duoは魅力的ですけれど36万円もするそうで……なかなか手が出ません。

さて、「海外のエンジニアが貰っている金額に比べて日本人が貰っている賃金が少なすぎる!」なんて話も聞きますね。
例えば、ちょっと調べてみた所、ミドルレベルで約2000万円前後らしいです(2026年10月時点)

日本のエンジニアで2000万円の年収を得ようとすると大企業の上位管理職やコンサルファームのコンサルタント業の地位が必要だと思います。そう考えると、「俺も頑張っているから年収2000万円くれ!」と思う気持ちもわかります。

……確かに米ドルを円換算で貰えて“日本“で過ごすには確かにそうでしょう。

でも、ドルで貰ってアメリカに住んで生活するとしたらどうでしょう?(当たり前の話ですが)
例えばシリコンバレーを例に出すと1ベッドの家賃は日本円にして3300ドル(約50万円以上)かかるそうです。

日本で首都圏の1DKに住むと高望みしなければ家賃は10万円位だと思います。5分の1ですね。
そう考えると、家賃の割合を考えるとアメリカ対日本の家賃は5:1となりますので、年収2000万円を5で割ると400万円。一気に現実的な金額になってきました。

と言うことで、日本円に換算して高額に思えても現地で生活するとなるとそうでも無いらしいです。

これらの「自国換算すると高額に思えるけれどその国で生活するとそうでもない」と言うものを調べる為に有名なもので”ビックマック指数”と言うものがあるそうです。ビックマックとは言わずと知れたマクドナルドのハンバーガー、マクダーナルのビッグマックです。

日本とアメリカでは同じマクドナルドでも大きさとかの差はあると思いますが、概ねその国でビックマックを買おうとするといくらかかるか?で先程の家賃の例のように物価指数がざっくりとわかるというもの。ビックマックというのが実にユニークですね。

bigmac_index.png

<参考>

ビックマック指数

ビックマック指数とは厳密には物価指数として評価するのは難しいのですが、話のネタとしては良いと思います。
ちなみに、ネットで調べた所、通貨をドル換算した場合、日本ではビックマックは約3ドル、アメリカでは約6ドルのようです。価格差2倍ですね。なおスイスでは約9ドルとなり、アメリカを基準にすると、日本は約半額、スイスは約1.5倍になります。

ざっくりとした基準を持ちながら、さらに深掘りしていくともう少し面白いと思います。例えば、各国のマクドナルドのアルバイトの時給はいくらか?とかサービスレベルはどの位違うか?などですね。日本はまだまだサービスレベルは高いと思います。

最近では、ビックマック指数に似た”iPhone指数”なるものも出ているようで、冒頭に書いたように日本でiPhoneは高額商品になってしまったとありますが、日本に対するiPhone Duoは”世界で5番目に買いやすい国”にあたるそうです。ただ、これは日本円換算の話であって、日本人が年収を踏まえてiPhone Duoを変える経済的負担の低さという軸にすると、世界で27番目になってしまうそうです。
これなら何となく理解できるような気がします。

何回も書いていますが、これは厳密な数値ではなくて話のネタとしてざっくり感(規模感)を示す”ジョーク指数”と考えた方が良いです。これを間に受けてこの指数一本だけで物価を語れるほど経済は生易しくありません。

最近では”行動経済学はインチキだ”という話も出ていますし(これは当たっている部分と当たっていない部分の乖離が大きくひとまとめにしない方が良いという意味らしいです)、何事も何も考えずに真に受けると痛い目に合うかもしれません。

“疑ってかかれ”とは世知辛い世の中ですが、最近サイバー攻撃で世界的に色々な被害が発生しているので”今は”そう考えた方がよいのでしょうね。

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