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サイン本の価値って?

本が好きです。最近は積ん読が多くなってしまっていますが、本屋さんとかに行くと色々と「どんな本が出ているのかな?」と見てしまいます。

書店だと人気作家の本とかはサイン本とかあって、大型書店とかに置いてあったりします。僕は川崎のラゾーナに入っている丸善によく行くのですが、そこには結構”サイン本”があったりしますね。

ファンとしては大好きな作家の直筆のサイン本は普通のバージョンを買うよりは嬉しいですよね。

でも、本屋側としてはデメリットもある模様です。
それは「サイン本は返本出来ない」と言うものがあります。
本屋の世界は出版社との間に取次(とりつぎ)と言う卸の会社があってそこに返本が可能なんですよ。するとお金が帰ってきます。

でもサイン本はすでに「サイン」と言う手が加わっているので返本不可なんですよ。悲しいんですけれど、商品価値としては「落書きされてる本」になってしまう模様です。

ちなみにそう言うサイン本、ファンにとってはコレクターズアイテムとしてプレミアがついても良さそうなものなのですが、中古に買取に出す際は悲しいかな「落書き」扱いとなってしまいます。(よっぽど有名でサインしない人なら別ですよ)

さらに「◯◯さんへ」とか自分の名前が入っていると買取不可になるパターンもあるとか。
(個人的には処分(買取)とかを考えない場合は、そう言う本を持っていると素敵だと思います)

Sign shikishi

世の中の価値って変わらないものですよね。
プレミア物だと思ってもそう言う評価されなかったり。

僕もお金に困った時にコレクターズアイテムを売ろうと思ったことがあったんですけれど、驚くほど(そう言う業界にとっては)価値が無いみたいなんですよね。びっくりです。

ギターとかも改造してすごい良い状態になっていたとしても改造すると買取不可か、かなり査定が下がってしまいます。ギターの買取は基本的に「買ったままの状態。改造していない前提」で査定されるようです。
もっと、実際に弾いて値付けして欲しいものですけどね。

ちなみに世界(その界隈)によってはプレミアと言う価値もわかってくれる人もいるのでそう言う時はブックオフとかじゃなくて、ヤフオクとかメルカリで売った方が良いと思いますよ。
「ヤフオクではこの金額で取引されているのにブックオフに持って行ったら全然安く査定された!」なんて事はざらですからね。

サイン本、個人的には亡くなった作家の本とかならどんどん価値がついて行っても良いんでは無いか?って思うんですけれどね。
まぁ、サインの偽造とかもあるからなかなか難しいのかもしれませんね。

作家としてサインを書くと言う行為は販売促進行為となりますし、何百冊にサインしないといけないので手も酷使するでしょう。それを”落書き”と考える業界と、”貴重”と考える読者。

難しいものがありますね。
では。

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