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「水曜どうでしょう」と言う伝統芸能。

水曜どうでしょうと言う番組があります。元々、北海道のローカル局の深夜番組。出演者もローカルタレントに初心者のディレクター。
無名の強さかローカルの暴挙か、元々の資質もあり非常に面白い番組となり他の地方のローカル局でも放送(再放送)されると言う『番組の販売』と言うローカル局では難しいビジネスモデルを実現しました。

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1996年に始まり2002年に一旦の終了を経てから不定期での放送となっております。2013年に最新の旅に出て2013~2014年にかけて放送しておりました。が4人ももう高齢。いかんせん「ゆるい」のです。
その「ゆるさ」が良かったりするのですがメンバーも4人以外に色々なスタッフを入れているのでそろそろ限界だと思います。

毎週で放送していたのは「原付ベトナム」で終了するのですが、水曜どうでしょうを放送している局(番組を買っている曲)ではその時間帯のその次の回が最初の企画「サイコロ1」だったりするという永遠にループできる番組、『水曜どうでしょう』。
何回でもループしたり好きな企画だけ見ても楽しめる。
だから全国で今でも再放送されているのだと思います。

「変わらないから放送できる」
とは、嬉野ディレクターの言葉です。

数人に1度は祭りも開催されています。聖地、北海道に日本中の物凄い人数のどうでしょうファンが集まります。
そして、どうでしょうには沢山の名言があります。
一発ギャグ芸人の決め台詞とは違うのです。演者もディレクターも過酷な旅を行っているからこそ出てくる名言。
そして祭でその名言ランキングを発表して演者とともにファンが一斉にそのセリフを言うのです。もはや宗教です。

今後、どうでしょうは宗教と言うか古典芸能として残って行くのも面白いなぁ〜と思ってます。

色々な舞台芸人が古典をやるように、役者が『どうでしょう』の企画をやる。

時は流れ……2085年、大泉屋夏公演、演目『シェフ大泉、夏野菜』みたいに。

見る人も「お、今回は夏野菜か!いいねぇ」と。

そしてね「おい、パイ食わねぇか!」で見栄を切るんだよね。

「よ!大泉屋!」みたいな歓声が湧いたりして。

お笑い番組は沢山あったし確かに面白かったです。でも続いてはいない。今見ると古く感じる物もあるのも否めません。(特に時事物などを扱っている場合は)勿論「また観たい!」と思うお笑い番組って結構あるんですけれど利権の関係とかで難しいのかも知れません。しかし、水曜どうでしょうは演者は1ローカルタレント事務所。制作も地方のテレビ局です。そこは融通が利きそうな気がしています。

落語とか歌舞伎みたいな感じで『水曜どうでしょう』も古典芸能になって行くと考えると面白いですね。

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