カイロプラクティックに行った時の話です。
最初に軽く筋肉をほぐしてもらってる時にふとした事から施術師の方がゲームをやる為にパソコンを買おうとしているらしく「コンピュータ詳しいですか?」って聞かれたんですよね。正直、僕はプログラムを作る方でパソコンを組み立てる方では無かったのですがまぁまぁ大体の事は分かるので。
普通は日本人の感覚というか「得意な方です」とか「まぁまぁですね」とお茶を濁すのですが、僕は「大得意です!」と言い切ったんですよね。
そしたらその先生が「初めてそういう言い方をする人に会いました。自信ありますね」的な事を言ってくれたんですよね。

自分で自信満々に言えるほど世の中を知ってるわけではないんですがパソコンに関しては仕事で26年間使ってるのでほとんどの事には回答可能なんですよ。
会社でも困ったら波秋、みたいな風潮があるみたいです(同時に波秋に聞いたら負け的な風潮もあるとか……。後は親族のパソコントラブルに電話とかで対応しているので”そう言うので飯食ってるんだ”と言われますが、厳密にはそれを使ってシステムを作る仕事です)
どんなジャンルでも自信を持って『得意』と言える趣味や特技を持ってるってのは強いと思います。
そう言うのが一個でも(と言うか僕の場合は一個だけ)あると全然自分が変わってくる気がするんです。
世の中で日常を送っていると「全然ダメだ。どうせ俺なんて……」って気持ちになる事って多いと思いますけれど、そういうの(特定分野の自信)を持っていると「この分野は苦手だけれども、得意分野になったら無敵」位の意識を持つことができるんですよね。心に余裕ができると言うか……。
僕の場合はコンピュータでしたけれど、料理でも映画でも、アニメでも音楽でもなんでも良いと思うんですよね。ジャンルもそれに対する優劣も存在しないです。得意じゃなくても何か仕事とか学業以外で好きなものがあるとよいかと。
そういう意味では”オタク”ってのは僕は凄い良いと思うんです。得意分野ありますからね。(僕の場合は、コンピューターが仕事かつ得意分野ですが、楽器を弾いたりするのでたまに得意分野コンピューター(システム構築)で「ダメだ……」と凹んでも「でも、俺ギター弾けるしな!」なんて気持ちの方向転換をしたりします。
絶対的に人に負けない何かを持っている(またはそういう気持ちがある)のはメンタル的に強いんです。逆にいうとそういう軸と言うか芯を持っていないと世間に軽く流されてしまいます。「俺なんて何にも特技ないよ……」ってのは絶対的に損していると思います。年齢を重ねれば重ねる程その傾向は強くなるような気がしてます。
あとは、僕は仕事をしている時に良く「餅は餅屋に限る」って言い方をします。苦手分野を自分で努力してなんとか60点を出すよりもプロに頼んでサクっと95点出してもらった方が仕事の成果としてはクオリティーがあがりますからね。
あなたも「詳しいです!得意です!」と胸を張って言えるジャンル、ありますか?なんでもいいんですよ!
あ、ちなみにカイロプラクティックは結構気持ちよかったです。どうにも自律神経にも効果があるとか、定期的に通おうと思います。最近、睡眠が浅くて困っていたので……あ、余談でした。


