深夜ラジオと共に…… - ドーナッツ方位

他のエントリでも沢山書いていますがお笑い芸人さんが好きです。とくにテレビとかネタよりも芸人さんがやる『深夜ラジオ』が好きなんですよね。

古くをたどると高校生の頃にウッチャンナンチャンのANNを聴いていた覚えまで遡ります。
ただ、会社に入って上京してからはしばらくは深夜ラジオからは遠ざかってました。忙しかったし何かと人生を謳歌していたのでしょう。友人と飲んだりとか仕事が忙しかったからとかで深夜ラジオの時間帯は大抵眠っていましたね。

その後、30歳位になり、寮も色々と転々とし同じ寮に知り合いがいなくなった頃、そしてiPhone（その前のiPod touchだったような気がします）が出た頃から休日は散歩をするような生活に変わりました、当時はまだradikoが無かった記憶がありますがpodcastは昔からありましたのでTBSラジオのpodcastとか文化放送（ではなぜか放送されない）髭男爵のルネッサンスラジオばっかり聴いていた思い出があります。

その後、raidikoと言う革命的アプリとタイムフリー機能で再び深夜ラジオ界にどっぷりと戻ってきました。タイムフリー機能があるので昼間（移動時間）でもしっかりと聴けまして。本当に一時期は各曜日のラジオをほぼ網羅して狂ったように聴いておりました。

その中でもとりわけ僕はおぎやはぎさんとバナナマンさんが好きでして。その二組は現在（2023年）でもまだ深夜枠を持っているのですけれどもよく考えたらその二組とももう50歳。いいおじさんです。ラジオの内容もどんどんと変わってくるんですよね。

何十年も同じ芸人さんのラジオを聞き続けているとその芸人さんがどんな風に変わってきたか？とかわかるんですよ。ほぼラジオレギュラーを持っている間に「結婚、出産、子育て」が入ります。
（特にラジオ愛があるパーソナリティーは結婚報告をいちはやく生放送のラジオで行います）

結婚前・結婚後では話は全然変わってきますし、お子様を授かると今度は育児トークも入ってきます。
遊びまくっているようなイメージがある芸人さんもすっかりと落ち着き、「身体にガタがきた」とかそう言うトークになったりするんですよ。
そろそろ、お子様が結婚するような年齢になってくる芸人さんも出てくるでしょうね。

若い人が50歳のおっさんのラジオを聴いて楽しいのか？ってのは正直あると思います。「そろそろ若い芸人に枠を譲れよ」と。
ここ数年（と言っても5年以上経ちますが）で一気に好きになったアルコアンドピースさんも酒井さんが結婚し、お子様を授かりましたし、空気階段さんもこれから！って感じですよね。

同じ部署の比較的年次が若い女性でお笑い好きという人がいたので「どういう芸人さんが好きなの？」と聴くと「霜降り明星」さんと言う答えが返ってきました（即答でした）。
僕は霜降り明星さんの深夜ラジオはそんなに深くは聴いていませんがこれから何十年もラジオをやっていくには、そろそろ30台の芸人さんにバトンを渡した方が良いと思う気持ちも否めません。

でも、おぎやはぎさんとかバナナマンさんにはラジオを続けて欲しいと言う気持ちもあるわけでして……。
そう考えると、「昼とかの枠に移しても良いのでは？」なんても思ってしまうんですよね。
毒舌がウリのおぎやはぎさんも気がつけばワイドショーのコメンテーター（相変わらず毒舌ですが）。バナナマンの設楽さんは朝のテレビの帯を持ってかなり経ちますからね。もう彼らが第一線で尖った時代は終わったんですよ。こればっかりは仕方ありません。

あとは僕のようなおっさん（おばさん）向けのラジオを深夜枠以外で続けて貰えたらな、と。
オールナイトニッポンはけっこう枠移動があるのですが、TBSラジオの深夜帯の最強ブランドである”JUNK”は頑なに（基本的に）同じメンバーを使い続けています。もちろん、僕としてはそれでいいんです。嬉しいし。50台のおっさんの現状が聴けますからね。