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ズボラ用電動爪切り

ズボラである。お風呂にはちゃんと入るけれど爪を切ったりするのが昔から面倒だった。
新人の頃、会社の寮に入っており自分の部屋で安いギター(ZO-3ってヤツ)を買って嗜んでいたのだが、ギターは流石にフレットを押さえる方の指の爪は切らないと音がうまく出ない。
ズボラな僕は、フレットを押さえる左手の爪だけを切っていた。ある時、会社の先輩から「ギターをやっているのか?」と聞かれ、なんでわかったかを聞くと「クラシックギターなどは右手の爪を伸ばして爪で演奏することが多いのでそれかと思った」と。工程がちょっと違うが、結果は一緒である。

Guitar nail

その後、しばらくして流石に両方の爪を切るクセはついた。特に異性が気になるほど「汚い爪は見せたくない」という感情が沸く。身嗜みだし当たり前。
実際、爪切りはその気になれば数分で終わる作業。切れ味が良いちょっと高級な爪切りを買ってからはもっぱらそれを愛用している。

が、その時は訪れた。

『老眼』

老眼になると、僕の場合は爪切りがちょうどいい塩梅で見えない位置になるのだ。結果、メガネを外し丁度良い場所にピントを合わせ(頭を動かして)て爪を切ることになる。誰にも見られたくない姿だ。
ギターは定期的に趣味として弾いているのと、いい年をして爪が伸びて黒くなっているのはイカンと思い、簡易リマインダーアプリを使って定期的に切った日付を記録するようにしている。

『老眼』

こいつが僕の生活をトコトン苦しめている。ほぼ全ての日常行為に関して老眼がネックになる。
幸いなことに慢性的な腰痛や頭痛は無いが、「今日は老眼の調子が良いな」という日は無い。老眼はいつだってちゃんと老眼だ。

そんなある日、ネットで『電動爪切り』というものを見た。おそらくガジェット系のサイトだったと思う。

「そんなものがあるのか!」

と思い、開く前に『電動爪切り』に対して想像してみる。
普段使っているような”パチン、パチン”と爪をカットしていくマシンに対して指を挿入する……失敗すると深爪どころか流血である。
怖い。

おそるおそる、そのページを見ていると、ヤスリのような感じで爪の先を少しづつ当てて削っていくようだ。
値段は非常にルーズナブルだが中華製。自分の指を預けるのに中国製のネット販売はリスクが大きすぎる。

すぐに同様の機械を日本の電気屋のサイトで検索した。結果的に中華製だったけれど、とりあえずこういうちゃんとした家電量販店に置いてあれば安心度は増す。その製品はすぐに見つかった。値段は最初のページでみた倍近いが購入者のレビューも良好。いっちょ買ってみるか!と購入。

Cutter boxing

ヨド○シカメラで買ったけれど箱は怪しい

Cutter unboxing

内容物。日本語マニュアル無し。本体の後ろにみえるのはヤスリ

このマシンの良いところは電池ではなくて、USB-Cの充電式という部分。良い。電池でも特殊な充電方式でも無い。現時点でもっともポピュラーな充電端子、USB-C。
購入後、さっそく試してみた。

指圧式ボタンを押しているときだけロータリーがまわる。削る部分にはライトが当たるようになっており、そこに各指を端からなぞるように当てていく。確かに爪を切るというより、かなり荒いヤスリで削っていく感じだ。
一旦終わったと思っても十分でない場合はもう一度機械に指を当てれば良い。
木工製品や鉄鋼製品の最終研磨工程に近い感じがする。

Use image

この”口”みたいな所に爪先を差して横に動かしていきます

そして思ったより安心だ。
もとがズボラなので、「この工程が楽しくて思わず毎日やってます!」というようにはならない。そういう感想はテレビとかラジオのショッピング枠にまかせておけば良い。
ズボラはズボラなのだ。だが、その爪を切る工程が驚くほど楽になったのは事実。

なお、一回(手だけだと10本)を利用すると爪の伸び方にもよるけれど、切り取った詰めが残る。爪切りと違って切った爪がどこかに飛んでいくような事がないのは楽。

裏面にそれらが入り半透明でわかるので、カチャッと明けてゴミ箱へイン、で終わり。

Dust area

この駄々をこねているような顔の”口”の部分に切った爪が入ります。

総じて良い買い物だったと思う。女性みたいに爪の形にこだわりがあると厳しいかもしれないけど男性にいたってはいつも短くしておけば清潔である。

今思えば、高校の同級生男声は爪の表面をヤスリで削ってピカピカにしていたなー。
磨けばそんなに男の爪もピカピカにっ!!みたいな事をかんがえたものである。

おっさんになったらもうやらないけどね。

類似品はこちらから、どぞ。

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