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ALS アイス・バケツ・チャレンジ(ALS Ice Bucket Challenge)について

最近、氷水を浴びる画像がネットで上がったりしています。僕が始めて見たのはビル・ゲイツが氷水を被っていた画像です。
「なんじゃ?こりゃ。」と思っていたら、その内に日本でも、有名人・芸能人が氷水を浴び出しました。

その頃にはTVとかでも報道し始めましたので、ご存知の方も多いと思います。
難病へのチャリティーで氷水を被るか、100ドル寄付するか(あるいはその両方か)を選択し、次の3人を指名するそうです。指名された人は24時間以内に、同様の事をする。と、この”善意の連鎖”が難病治療に繋がる、と。

まぁ、僕の所までは回ってこないと思うので、僕なりの意見を。

 

Unknown

ALS(筋萎縮性側索硬化症)と言う病気があるそうです。難病で、身体の筋肉にどんどん力が入らなくなっていくと言う病気。

それがALSと言う病気だとは知りませんでしたが、どんどん身体が動かなくなる難病があると言う知識は何となく知っておりました。

まず、率直な感想。「アイス・バケツ・チャレンジ」はALSの認知度を高める事に成功しました。

例えば、ネットで単純に「ALSに寄付を!」と書いても広まらないでしょうし、ALSをテーマにしたドキュメンタリーなどを見ても、「そういう病気があるんだ。大変だ。」位で終るでしょう。

だから、パフォーマンス(&チャリティー)と言う意味では成功したと思います。

3人指名するので、Facebookのマーク・ザッカーバーグがビル・ゲイツを指名したり、レディー・ガガやネイマールなどが氷水を浴びます。多分、氷水を浴びた上で寄付をしているのでしょう。

まぁ、ぶっちゃけて言えば「海外セレブ」だから脚光を浴びたのです。

で、これはそこら辺で止めておけば良かったのです。

 

なんか日本に入ってきてからおかしくなったような気がします。

ソフトバンクの孫さんや、秋元康、ロンドンブーツさんあたりが氷水を浴びている間に、「あれ?」とこりゃ、ALSを真剣に考えるんじゃなく、タダの娯楽感覚でやってるな、と。

勘ぐると、どうも電通や博報堂などの広告代理店が絡んでいるような気も…。

実は、日本ではALSは特定疾患として認められており、国庫より治療費が支給されるのです。アメリカとは違うのです。

 

笑っていいともの「ともだちの輪」じゃないですが、なんかいただけないような気がします。例えば、1年後に氷水を浴びた映像をYoutubeにアップしたら、「今更何やってるの?さぶっ!」みたいな反応になりそうで。一過性の遊びみたいで。

「じゃあ、おまえはアイス・バケツ・チャレンジに賛成か?反対なのかどっち?」と聞かれると、最初に書いた通り、アメリカのセレブの初動としては成功(賛成)、日本の芸能人に関しては意味が感じられないので反対です。

難病はALSだけではありません。

他の難病についても、同じような運動ですか?随分前のホワイトバンドと一緒のような…。

 

偽善か?と聞かれたら、偽善でしょう。でも、海外チャリティーは「富の再配布」のように、お金を持っている人が寄付します。

日本のチャリティー番組は出演者にギャラが支払われたりする「?」な番組です。本当のチャリティーでは無い。結局は得(金)をするか?なのです。

 

最後に、このアイス・バケツ・チャレンジ。スティーブジョブズが生きていたら受けたでしょうか?ちょっと考えて見てくれれば幸いです。

 

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