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ブロガーのジレンマ

ブロガーと言う職業(?)があります。大抵のブロガーは、「ここに旅行した!最高!」とか「ついにxxを食べた感激!」と言う記事を書いたりします。

僕のブログも「食べ物」カテゴリーがありますが、あんまり有名な場所で食べたりしないのでカップラーメンのレビューばっかりなんですけれどね。

で、旅行をしたとしましょう。ブロガーはそれも生活の糧になります。やはり、京都、奈良などで、珍しいスポットに行った経験談などを見ると、「やはり、良いな、京都。」と思ったり。

食事もそうです。お寿司の名店(それも、久兵衛とか超有名ではない穴場)とかでお寿司や刺身の写真を見ると、「おぉ、旨そうだ。いつか行ってみよう。」と思ったりしますよね。

ブロガーはそうやって実体験などをネタにブログを書いたりします。中には食べ物専門ブログなどもあると思います。

最近のTwitterやInstagramなどSNSの傾向もあるんですけれど、そうなると「ちょっと食べるの待って!写真撮ってから!」と、いかに美味しそうに撮るかが第一優先になります。(女性に多いですね。)
まぁ、数十秒から数分だとそんなに味は変わらないと思いますが、本当の寿司などは、食べるまでの時間を計算して握っていたりするので、本職のプロカメラマンに宣伝用に撮ってもらう以外にはあまりよろしいものではないかもしれません。

勿論、”うどんが主食”さんや芸人の”渡部建”さんのように、この人が来たら、集客アップ!と言うのであれば、話は変わるのかもしれませんが。(そういえば、勝手に食べログシールを貼っていき迷惑だ。と言う話もありましたね。)

旅行もそうです。綺麗な写真を撮ろうとすると、周りの人が邪魔になります。だからと言って、「どいて!」とは言えませんし、なるべく良いアングルで人影が入らないように写真を撮ったりします。

でも、それって、「ブログに書くから。」と言う前提が先に来てしまい、本来の旅行を楽しめないのかもしれません。食事も然り。

純粋に旅行するときは、ブログの事とか考えないで友人(もしくは一人)でのんびり過ごしたいと言う気持ちもありますし、食事にしても、写真を撮る前にまず食べて、熱々のところを「美味い!」とやりたいんですよね。

と、言うかほとんどの人がそうやって、旅行や食事を楽しんでいると思います。SNSに感化されている人、そして、ブログを書いている(のを使命だと思っている)人ほど、写真にこだわります。なので、人によっては、一眼レフとかで写真を撮ったりするそうです。
僕なんてiPhoneなどにスマホで1枚記念にパチリって感じで良いと思うんですが。

Camera danshi

僕もブログを書くので、旅行とか食事をしながら、やっぱり写真は気になります。なので、心から旅行や食事を楽しめてないのかもなぁ。とどこかで思ったりします。

まぁ、僕はほとんど旅行しないですし、田舎帰っても別に新しい世界はないので、そういう時は記憶にとどめて後で楽しむようにしていますが。

世の中、毎日が体験です。毎日が経験です。なので、ブログのネタはあると思うのですが、突き詰めていくと日記になっちゃうんじゃないかなぁ?って思う今日この頃です。

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