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数の向こうへ

はじめに

さて、「好きだった番組がこの秋(春)で終わってしまう…」みたいな思いをした事は無いでしょうか?
“元々人気の有無に関わらず期間を決めてた”ってのもあると思うんですけれど、やっぱり一番影響されるのが”視聴率の低迷”だと思うんですよ。

視聴率。

昔の娯楽はテレビかラジオしかなかったので、リアルタイムでちゃんと見て、翌日の学校や会社の話題に乗り遅れないようにしていました。その時代の”視聴率”はちゃんと機能していたと思うんですよ。

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視聴率と聴取率

でも、リアルタイムで見る事が少なくなった現代では、視聴率ってあまり意味がないのではないだろうかなって思うんですよね。
「まだ見てないからその話しないで!」って言うのも一般的になってしまいましたし、ハードディスクに録画しておいて時間のある時に一気に見るって言う人も多いと思うんですよね。

(ちなみに、視聴率って視聴率を測る機械をサンプリングで配布してそれから測定しているそうです)

さて、ちょっと前の話でありますが天下のTBSラジオが聴取率週間である”スペシャルウィーク”を辞めました。”聴取率”とはテレビでいう”視聴率”の事です。見るのではなく聞くので”聴取率”と呼びます。

今までは聴取率週間はみんなに聞いて欲しいから豪華なゲストを呼んだり、普段録音放送なのに生放送にしたりと各番組工夫をしていたものです。

今はRadikoのタイムフリーもあるから関係なくなってると思うんですよ。
逆に言うとそこから(Radikoアプリから)データは取れるのですよね。デジタルなのでかなり正確な数値が出せると思います。

ちなみに視聴率、聴取率で一番怖いのが0.0未満の数値。これらは0.03とかだった場合、”測定不能”と判断されて”※”マークとされてしまうみたいです。このマークが続くと、打ち切りの危機って話になっています。
番組が一番怖いのがスポンサー、二番目に怖いのが”※”マークとされているそうです。

数値による比較は簡単

数って比較する時に一番便利なものなんですよね。

視聴率、聴取率だけではなく、一般社会にも沢山あります。

年収、貯金額、身長、体重、etc…

これらって簡単に比較できてしまいますよね。高いほど良いのもあれば、低い方が良いものもありますけれど、比較自体は簡単です。
数値ってのは便利です。理系の人がロジカル思考をするのも”数字は嘘をつかない”からなんですよね。

女性が女子会で”彼氏の年収”や”もらって一番高かったプレゼント”とかを話しているかもしれません。簡単に比較できちゃいますからね。

今のSNSでは、フォロワー数やいいね数を比較して如実にマウンティングが可能な時代です。これも数値なので比較が簡単と言うのもあります。

しかし数値による比較は簡単だけれども、安易にそれだけで比較してしまうのは危険性をはらんでいると僕は思っています。

数の向こうへ

数にとらわれないともっと自由な発想ができるのではないかな?って思うんですよね。

数値は沢山ある比較対象の一つと考えた方が良いですし、そもそも他人と比較して生きるって生きづらいと思うんです。自分は自分でしかないのですから。

「年収は君より低いけれど、僕は美人の奥さんと可愛い子供に囲まれて幸せだ」って例とか沢山ありますよね。

「僕は君より身長も低くて、ブサイクだけれども、身体は健康そのもので悪いところがないので幸せだ」って言うのも良いと思います。

幸せって比較するのが難しいですよね。
幸福度調査とかってありますけれど、あれだって生まれた国が違うので前提が全然違うんですよ。だから僕は参考にはしてますけれど、絶対値としては信用してません。

数ってのは嘘をつかないので、人を騙すのには便利なものです。
でも、別の側面を加味していくともっと違う価値が見えてきます。

会社では数値が全てだと言われています。売上、赤字…。
でも、会社には個性豊かな人々で溢れています。そう言うのを数値だけで判断しているようでは会社の成長も頭打ちになってしまうと思ってしまうのは僕だけではないと思います。

もっと数値にとらわれず、自分の発想を大事に生きた方が芯のある生き方ができると思いますよ!

では。

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