最近、アンガールズのPodcastを聞いています。アンガールズと言えば「ジャンガジャンガ」のブリッジを持つ、元祖キモカワ芸人ですね。
個人的にはあまり”お笑い芸人”としてのアンガールズには興味が無いのですが「アッパレやってまーす(MBSラジオ)」の水曜日にケンドーコバヤシさんとアンガールズさんがレギュラーだったので聞いているうちに「アンガールズだけのも聞いてみたいな」という気持ちになってきました。なんとなくですね。
で、アンガールズのPodcastの名称は『ジャンピン』といいます。聞き進めていたのですが、なんか心地よいんです。発想が芸人とか成り上がった人とかじゃないんですよね。「なんでこの人たちって芸能界で生きていけているんだろう?」と思うほどです。

田中さんってすごい真面目な人。真面目な芸人。ヤンキーがとても嫌い。
山根さんはもうおじいちゃんみたいにあまり目立たず、ただ頑固な所があって「例えば……」とかの話になった時に「そんな事あるわけない」と場を白けさすキャラ。でもこの頑固さが心地よいのです。「そういう人いるよね」みたいな。周りはお笑い芸人なのでちゃんと昇華させてくれますし。
田中さんはワタナベ(所属事務所)を愛し、オードリー若林を敵対視し、ヤンキーが美化される風潮(マンガやアニメなど)をとことん嫌う。
ゲームは好きだけれど上手くは無い。ちょっと不器用な感じがするけれどTVでは与えられた役割をキチンとこなす人です。
このPodcastを聞いた感想を一言で表すと『陰キャの放課後』です。
特に田中さんが仮想の敵に対してスト2の技を効果音を付けて「ぶしゅーー!」とか話すんですよ。これが本気の効果音なのでとても面白い。こんな効果音付けてスト2の戦い方を話すなんて小学生とか中学生までです。それをこの年になって、芸人としてPodcastをやっていてもその音を出して話し続けるってのが良いですね。
田中さんって表舞台にたって自分主導で進めるよりも、おぎやはぎさんや有吉さんの番組に出て「弄られる」キャラがとても合っていると思います。Podcastを聴くきっかけになった「アッパレやってまーす」でもケンドーコバヤシさんにことごとく弄られ(例えば「田中さん、これって奇跡ですか?」という投稿コーナーが有るのですが、田中さんの意見(奇跡、奇跡じゃない)に対して絶対にケンドーコバヤシさんは反対の意見を出すのがお約束です)、とは言え時に女性陣(筧美和子さんや江角怜音さん、柏木由紀さん)が変な意見を出すと田中さんとケンコバさんが共闘して女性陣を叩きのめします。
また、着地出来なくなりそうな話題には山根さんの冷静で残酷な一言で全てを解決する場面もあります。
アンガールズさんってどの位のお金持ちの地位になっているかわかりませんが、お金を使うエピソードはほとんど無いですね。ここらへんは有吉さんと同じ感覚を受けます。サラリーマンよりもお金を貰っていると思うけれど、金銭感覚が庶民的……みたいな感じですね。成金社長の金持ちアピールのSNS投稿とは真逆の位置にいるような気がします。そう考えると”弱い犬ほどよく吠える”とはよく言ったものだな、と。
山根さんは家族に内緒でタバコを吸ったり、奥さんにも娘さんにも敬語で話したり、田中さんも最近結婚しましたが奥様(家族)ファーストな感じがラジオからも伝わってきます。
ちょっと話は変わって、僕が思う「悪口を言っても炎上しない芸人」というカテゴリがありましておぎやはぎ小木さんを頂点としております。有吉さんも毒舌ですが、ナチュラル悪口は小木さんに軍配が上がると思っています。田中さんとか山根さんも悪口(と思っていない発言)を言っても炎上しないかもしれませんね。
アンガールズさんのPodcast、『ジャンピン』は「聴きたい!」と思って聴くのではなくて、「なんか時間あるし適当に過去回聞いてみようかな?」みたいな感覚で聴ける番組だと思います。途中で聴くのを止めてもいいですし。
いつまでもオードリーを敵対視して、ヤンキーに牙を向き、でも表舞台ではへーこら、てへへ……みたいな下っ端キャラっていうのもこの年齢の芸人としては貴重なのかもしれません。
そんな2人が、自由に自分の思いを話せる放課後の部室……そんな番組なんだと思います。
ご興味があればぜひ!

