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vsカレーうどん

「蕎麦とうどんのどちらが好き?」

こんな問いに対して、僕は「蕎麦」と即答するのだが、もちろん例外はある。
それが『鍋焼きうどん』と『カレーうどん』。

蕎麦屋の鍋焼きうどんが好きだ

カレーうどん。
『蕎麦屋のカレーは美味しい』と言うのがある。蕎麦屋と書いてしまったが、蕎麦でもうどんでも本場のカレーとの違いは和風だしだと思ってるのでここでは深く考えない。
カレー店とは別物として考えるのが良い。ただ僕はうどん専門店よりも蕎麦屋の何も飾っていないカレーうどんが好きだ。
(ちなみに蕎麦屋のラーメンも素朴な味がして好きだ)

Food udon curry

カレーうどん、蕎麦だとカレー南蛮という名前になったりする、何故かはここでは調べない事にする。上にネギが乗っていて七味をこれでもかとたっぷりとかけて食べると実に美味しい。カレーは完全にシャバシャバではなくて少しとろみがあるのが特徴で熱を封じ込め最後までアツアツで食べる事ができる。僕の中では毎回食べるのでは無く、”たまに食べる料理”のカテゴリに属する。誰にも、たまに無性に食べたくなる美味しい食べ物ってあるじゃないですか、それです。

さて、カレーうどんを食べる時の最大の問題、それは「跳ねてくるカレーの汁がシャツに付かないか?」である。これに関しては異論はないと思う。カレーうどんを食べる生きとし生けるものが全員持つ課題。

普段の蕎麦やうどんを食する時は意識しないが、カレーうどんはちょっと違う。どうしても警戒してしまうのだ。
麺に絡んだカレー、麺をすすうときに麺の暴れ具合に応じて容赦なくシャツに向かって跳ねてくる、とろみが付いた茶色のヤツ。もちろんシャツだけではなく、ズボン、ジャケット等々、全ての衣類が対象になる。

Syokuji curry udon man

真っ白なシャツなんか着ていた日には味以前にカレーうどんの汁がシャツに付かないか?が大きな問題になってしまう。何も考えずにカレーうどんを注文した後に「あ、今日は白シャツだった!」なんて思い出してしまった日にゃ、それはもうギャンブル開始である。
一日の終わりであればまだ諦めもつくが、この後に大事な予定が合ったら、それはもう……言わずもがなである。

「そんなに慎重になるなら食べなきゃいいじゃん」という声も聞こえてくるけど「食べたい!」と思ってしまったらもう他には何も考えられないのだ。恋に似ているといって良いだろう。
”あばたもえくぼ”と言うのは恋した人に対しては欠点や弱点でも愛おしく感じてしまうという意味だが、そうなるとカレーの汁が”マスターピース”に思えてくる。不思議なヤツだ。

ちなみにカレーうどんの攻略法は『汁が飛ばないようにゆっくりと啜らずに少しずつ齧りながら食べる』である。そりゃそうだ、元も子もない。
そうやって食べるのも勿論良いが、ズズッ!と思いっきり食べたいのが本心。嫌われないように慎重になるより思いっきり行った方が成功する事があるのも恋と一緒である。

裏技として『全裸で食べる』という方法はあるが、これはプライベート空間でなければできないし、何より熱いカレーの汁が肌に直接あたるとシンプルに熱い。なら服が汚れる方がまだましだ。

エプロンが付いてくる店だと安心だけど、ね、汁は飛ぶから。予測つかないから。恋ってそんなものだから。
話題が変わってきそうなのでこのテーマはここまで。

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