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酷評:「スティーブ・ジョブズ」残念だけど…。おすすめ出来ず!

今日は3連休の最終日。仕事がちょっと溜まっているので会社に行こうとも思いました。起床は8時。いつも通りです。朝から風呂に入って、洗濯をして…。実に健康的。

その後所用を済ませていたら、ちょうどお昼頃になりました。

「会社に行くのも良いけれど、その前に映画を見よう」そう思ったのです。みたい映画があったのです。その映画とは「スティーブジョブズ」。あのアップルのスティーブジョブズを描いた映画です。本当なら11/1の夜に映画の日なので見に行こうと思ったのですがさすがに混むだろうと思い、今日にしました。

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スティーブジョブズ。今では当たり前のスマホを作った男。今では当たり前のタブレットを作った男。常に法人では無く、大衆(コンシューマ)に向けて、最高のエクスペリエンスを届けた男。

はっきり言って、僕はジョブズが大好きです。ジョブズおたくです。本も持っているし、色々なエピソードも知っています。期待して、見に行きました。

約2時間。2時間でジョブズのクズさ、目標の高さ、未来を見据えたビジョンをどう伝えるのか?

ただ、2時間見た結果…。全てが中途半端でした。

そう言わざるを得ません。「あのエピソードは?」「え?この部分をこれだけで済ませちゃうの?」と言う感じです。

おそらく最初のApple IIを作るまでのエピソードに時間を割きすぎたのでは無いか?と思います。その後、突然、Lisaの開発から始まりますし、マッキントッシュにこだわった美学、カリグラフィーの大事さが全然伝わりません。

スカリーの引き抜きもあっさりと終りますし、そこから首になるのですが、そこがあまりにも端折り過ぎです。禅の精神も出てきませんし、Nextはたった1シーンしか出てきません。

ジョブズがアップルから追い出されて、Nextに託した思いや、ピクサーの買収などは全てカットです。

気がつけば、Lisaを認知し、家族を大事にする生活を送っているのです。

アイヴも出てきますが、iMacの構想までしか出てきません。全ての今までのラインをカットしてシンプルな4種類に限定したり、iMacで世界を塗り替えるシーンも出てきません。

 

この映画は、「Think different」キャンペーンのナレーション収録で突然終ります。

最近、iPhoneやiPadを買って、「この製品をJobsはどう作ったのだろう?」と言う期待をすると残念ながら「?」で終ってしまうのかもしれません。

iPodにこだわった、「花瓶に入れて水の泡を見せる」エピソードもありません。

とにかく、こだわり(ボディーの中の配線にまでこだわる美学)があまり見えてこないのです。

ドキュメンタリーとして見ようとしても、エピソードが少ないし、娯楽大作として見るにはシナリオ配分を間違っています。

 

残念ですが、この映画をみるなら、ジョブズの本を読んだり、今までのプレゼンや伝説の大学のスピーチを見た方がジョブズを判るのかもしれません。

非常に残念です。前後編にして、首になるまでと、再復帰してからの2編にした方が良かったのかもしれません。

僕は見た映画のよくDVDやBlu-rayを買うのですが、今回は無しです。残念ですが、それが全てです。


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