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ユニコードとエビデンス

歳をとってもなるべく柔軟な発想をしようと心掛けています。若者に合わせると言う気持ちはそんなに無いですが「こう言う考え方もあるんだなぁ」と思いなるべくそれを否定しないようにしています。(勿論、明らかな誤りは訂正します)

しかし、年を取ると新しい発想が出て来にくいのも事実。今回はそんな事を書いてみました。

若者(学卒で入社2年目とかなので25歳くらいでしょうか?)達と仕事をしていた時のことです。
数本のプログラムを書いてもらいテストをして貰っていました。その時の結果の確認を行なっていたのですが、”🦐”の文字が入ったExcelのシートがあったんですよ。

すぐに「あぁ、エビデンスの意味か」とわかったんですけれど(エビデンスは”エビ”と略される事が多いので…)、コレってUnicodeが一般になって絵文字に対応したからこそ出来る技でして僕が若手から中堅だった頃は世の中にはまだまだUnicodeは浸透しておらず『Unicode対応』と銘打った色々なお仕事を貰っていたんですね。

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(当時は漢字(全角)は2バイト、英数字(半角)は1バイトだったのでシステム構築で給料を貰っている僕としてはUnicode化してしまうと帳票レイアウトの設計などが困難になるので正直嫌いでした)

…なので技術的には出来ることは知っていたですけれど「こういう使い方があるんだ!」と言う感じでシンプルに凄く感心してしまいました。僕には全く思いつかない発想。おそらく何のきっかけもなしに僕がこの発想を思いつくのは不可能でしょう。

ちなみにExcelでテスト結果を纏めるとシート数が多くなってすごい見にくくなってしまう傾向があるんですけれど、”エビデンス”って文字だと5文字使ってしまいますが、”🦐”だと1文字。
シンプルかつ見やすくてとても良いんです。

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今回はお客様に出す資料では無かったので「これはいいものだ」と思っていたのですけれどこの文化定着しないですかね?
すげー便利ですよ。

一歩間違えると「遊びじゃないんだ!けしからん!」となりそうですけどこれはとても理にかなってるんですよね。

と、言うことで自分では思いもつかないような事を若い人たちはどんどんと見つけていくし、「かつての僕も先輩たちからそう思われていたのかなぁ、だったら嬉しいなぁ」と思った次第です。

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