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静寂を忘れていた

通勤中はもっぱら深夜ラジオをradikoのタイムフリーを使って聴いています。
休日などの散歩も然り。夜更かしをしなくても深夜ラジオが聞ける。雰囲気は変わると思いますが便利な時代になったものですね。

もちろん会社では生活音(会議の声など)が入ってきます。

家ではテレビは消音にしてYouTubeを見たりしています(勿論普通に音を出してテレビを見ることもありますよ)
そして就寝時には音だけでも楽しめるYouTubeをリビングのMacから垂れ流しにして寝室で聴きながら眠りにつく……と。
リビングのMacには1万円台のBOSEのスピーカー(Companon2 Series IIIってヤツです。おすすめ)を繋いでいるのですが寝室まで聞こえるし(区切りなしの隣の部屋なので)寝室に安いスピーカーを置いたりスマホのスピーカーにしたりしてもなんかイマイチでした。やはり腐ってもBOSEです。

……と、ここ最近軽い不眠が続いております。個人の信念として「寝れなきゃ寝ない。寝なくても数日は死なない」と言うのがありましてYouTubeで流してる分が終わっても一旦リビングに行き別の動画に変えて再び寝室へ、なんて事もありました。

流すYouTubeはどちらかと言うと『何回も聞いている』動画の傾向が強く、次の流れがわかっているため「次はこうなるよね、となるとそろそろこの動画も終わりか……」なんて考えている間に眠っていると言うパターンが多いのですが、不眠の時はそれも結局最後まで聞いてしまいと言う事も多々あります。

ある土曜日、久々に紙の本でエッセイを読んでたんです。ずっとスマホ見たりパソコン見てないでやっぱり紙の本読もうかな、と。
その時にいつもの癖であるYouTubeを垂れ流しにするのを何となくやめてみました。基本的に言葉が発生する(会話している)音を聞きながら紙の本を読む行為は相性が悪いです。どちらも頭に入ってこないんですよね。

…結果それによって眠気が来た!とかそういうわけでは無いのですが、「あ、静寂も良いかもな…ってか久々だな」と思ったんです。

今思えば長い間、起きている間に部屋が無音(静寂)状態って無かったんですよ。“音が鳴っていなければ“と言う強迫観念がある訳でもなく、家の周りが騒音だらけと言う訳でも無いです。
住んでるところは車もほとんど走らない閑静な住宅街だったのを思い出しました。

昔は深夜になるとテレビと言うのは放送中止しておりました。スマホ・インターネットがない時代の話です。そのために深夜に聞けるものは個人所有のレコードやCDと”ラジオ”でした。”深夜ラジオ”と言うジャンルが今でも神格化されているのは「その時間帯はテレビが放送していない」と言う時代の名残りなのかもしれません。
そう考えると、僕が子供の頃は夜(深夜)は”無音”が当たり前だったのです。

ちなみに僕が1番好きな静寂は真冬の北海道の郊外でしんしんと積もる雪の夜です。
確かにあれは『静寂』です。キザな言い方をすると「雑音を雪が吸収してくれる」ってなもんでしょうか。

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夏の虫の音とかも結構良いですね。
ちなみにYoutubeには環境音(曲が流れているのではなくて本当に自然音)と言う動画もありますので、たまに気分を変えたい時にはそういう動画を流すのも良いかな?なんて思いました。

では。

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