相変わらず時間を潰す事が下手です。本日は日曜日だったのですが、同期と朝6時からシミュレーションゴルフをやって帰宅後に掃除洗濯をして「今日は充実したなぁ〜」と思ったのですが実に朝の11時前でした。まだ1日の半分も経っていない。
「これではいけない!」と思い、無駄に近場を散歩して結構歩いて帰宅したものの時間はまだ13時。
我ながら時間の使い方が下手だと思っています。
さて、その時間の使い方が下手にプラスして不眠気味だった時に「眠くなる動画を見よう!」と思い何故か”相対性理論”の説明の動画を見たのですが面白くて結局眠れませんでした。
相対性理論って”特殊相対性理論”と”一般相対性理論”があって、”特殊”と付く方が理解は簡単だそうです。なぜ”特殊”か?と言うと特定の条件下で成立する理論と言うことで、”特殊相対性理論はユークリッド空間でのみ成立する”らしいです。その後理論をパワーアップさせて非ユークリッド空間(我々の住む空間)でも成立する”一般相対性理論”を作ったそうです。天才って凄いですね。
天才は未来が見えている。
相対性理論って簡単にいうと”光速を一定の値とした場合に相対的に時間が変化する”事象の事で、僕は「大好きな人と過す1時間とつまらないバイトをする1時間って体感で違うよね」と説明するようにしています。
このエントリのタイトルを「溶けない」と書いたのは、ギャンブルや散財で大量にお金を使う事を「お金を溶かす」と言うのですが、最近の僕は「時間を溶かす」ような生活が出来ていないからです。
若い頃の休日ってあっと言う間に「時間が溶けていた」ような気がします。まず起きる時間が遅い。仕事で疲れていると二度寝、三度寝は当たり前。ちょっと行動を起こすとあっという間にもう夜ってな感じ。
子供の頃はもっと早かったような気がしますね。学校にいって放課後に友達と遊んで家で夕食を食べて夜のテレビを見ていたらもう眠い……みたいな。
よく「歳をとるにつれて1年が短くなる」という風に聞くのですが、僕としては「1日1日は長いけれど気がつけば1年があっと言う間に過ぎていた」って感じですね。逆に若い頃は「1日1日は長いけれど1年はけっこう長く充実していた」気がします。
このエントリを書いているのは5月。実に1年の半分を経過しようとしています。勿論、寒い冬を超え春を感じ、少し暑くなってきた……という季節感はなんとなく感じているのですが「自分が何かを成したか?」と言われるととんでも無く何もしていなかったりします。
僕の仕事は仕事量のムラがあるので忙しい時は1日に18時間位働いたりする事があります。その時は睡眠時間を考えるとマッハで過ぎていくのですが、仕事量が比較的ヒマな時は本当に何もする事がありません。
今年になって同期が定額制のシミュレーションゴルフを初めて”合法で連れ込み可”なので誘ってもらうとお金を使わずに週に5時間位楽しむ事は可能です。自分でも意外ですがゴルフって面白いですね。頭で思っていても身体がまったく付いていかないってのは僕が楽器を始めた頃と重なります。勉強している時間ってのは個人的にとても好きですし『時間が溶け』ます。
仕事と先ほどのシミュレーションゴルフ以外にもたまに予定が入りますがそれ以外の時間を潰すのが下手。本を読もうとかゲーム(最近は『鳴潮』ってゲームを無課金で楽しんでいます)をやっても1時間位で飽きてしまいます。唯一時間を溶かすほどハマるのが音楽制作や映像制作なのですが腰が重くなかなか乗り気になりません。
人生ってなかなか毎日充実しながら生きる事は難しいと思います。
「長い1日だったが短い生涯だった。」
ほとんどの人がそういう生涯を送るような気がしますが、だからこそ人生ってのは儚いものなのだな。……なんて事を思いながら今日も眠るのです。
おやすみなさい。