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誰がTVを殺したのか?

最近、あるTV関係者がTwitterで「19時台の全ての民放の視聴率が一桁になった。」と呟いておりました。ネットでは有名になったので知っている人も多いでしょう。実は僕も42インチのテレビを数ヶ月前に(ローンで)買っておきながらテレビは殆ど見ていません。
まぁ、付けている事はありますが内容がつまらなさ過ぎて音を消し、あわてて「節電、節電。」とTVを消す事も多々あります。

誰がTVをつまらなくしたのでしょうか?


若者のTV離れ?インターネットやゲームの多様化?それもあるかも知れませんが、僕が子供の頃だって見たいTVがあればゲームを辞めていましたし、次の日の学校、会社の話題はバラエティーだったりドラマの内容だったりしたものです。

でも、それは時代。彼等は慢心し過ぎているのでは無いでしょうか?今はTVを付ければクイズやってたり韓国特集やってたり、グルメ企画と言うよりは、ただただ食べ物を映すだけだったり。ドラマも話題の芸能人が出ているってだけで内容がなかったりします。思い当たる番組が頭の中に浮かんでいるのでは無いでしょうか?そう、その番組です。AKB48は名前と顔が一致しないのに十把一絡げで出ていてもうウンザリしてませんか?

僕が考えている「誰がTVを殺したか?」ですが、極論を言えば自分達です。と言うか、BPOとPTAです。「子供に見せたく無い。」その理由でどんどんと規制をかけて行きます。自分で首を締めている訳ですね。昔から変わりませんが、「大人が見せたくないもの」=「みんなが見たいもの」なのは明確です。子供が真似するから見せたく無いって、真似してはいけ無いものはなんで真似しちゃダメかを理解させて親が怒るべきです。

エッチな番組も親が寝たのを確認してイヤホンさして物音に怯えながら見るのが大人の階段を登るってものです。今、見せたく無いと言っている大人がまさに見ていたもの、なのです。

だからTVはもうつまらない。刺激が無い、情報が無いからネットとかに行くんですよ。TVでオッパイが見れないからネットで探す。DVDを見る。

昔のテレビは悪い事をした人は痛い目にあってました。そう言うのをみて、「ほら、こんな事をしたら捕まるよ?」と諭された訳です。

放送規制の話では「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ」が挙げられる事が多いです。あれをみて大爆笑したり「ここまでやって大丈夫?」なんて思った人は多いのでは無いでしょうか?

確かにあの番組は万人受けはしないので嫌いな人もいるでしょう?ではなんであのような番組が出来ないのでしょうか?子供がマネするから?そんな事は出来ません。子供に爆発するバスなんて調達出来ませんよ。あれはTVだから出来たのです。まさに「TVでしか出来ない」番組なんです。そう言うのを規制している時点で首を締めていますね。

PTAの言う事をいちいち真面目に聴いてたら番組なんて作れません。モンスターペアレントが相手ですからキリが無い。だから毒にも薬にもならない番組が量産されるんです。もっと勝手にやるべきだと思います。そして親はもっと子供を叱るべきなんです。それを放棄し過ぎてます。

後は電通です。ブームは生まれるものでは無く作るものです。無論、作れる人は限られています。ただ、ブームを作るのでは彼等の仕事にはなりません。お金を出してくれるところに乗ってマスコミを通してブームを作っているだけ。もう、そういうのに乗るの、辞めませんか?

このままだとTVは無くなる、と言うか民放が無くなると思います。CSは多チャンネルですからね。僕は変わりにラジオが再び日の目を浴びると予想します。今はインターネット経由でAMラジオが聴ける時代です。

さぁ、TVは死にました。ただ、生き返らせる為には視聴者(クレームを言う人)の寛大な心とTVマンの意地です。
どうなるでしょうか?

少し興味もあります。また、あの刺激的で抱腹絶倒させてくれるでしょうか?フォーマットはありますからね。

少々愚痴っぽくなりましたね。
ただ僕は「さすがTVだなぁー」と感心しながら心底笑って感動する番組が見たいだけなんです。そうしないと折角買ったTVが勿体無いので…

 

 

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