ここをクリックしてお気軽にお問い合わせください!

なぜ、ブロガーは高知に行くのか?

「東京で消耗した」(別に東京に限った事ではありませんが)ブロガーが高知に行く傾向があります。お風呂に入っていて「なんで?」って素朴に思ったので、ちょっと考えてみました。

Pref map 39

1.先駆者がいる

イケダハヤトさんが「ブロガーになって高知に移住しよう!」と提唱しています。まずはそれがきっかけなんでしょうね。当時は書生制度と言う月に10万円くれるベーシックインカム制度(厳密には彼の制度はベーシックインカムではないですが)もあり、いろいろとお金をもらって先駆者に教えてもらう事が出来たんだと思います。これは高知に移住する理由になります。

2.村長が宣伝してくれる

ここで言う村長は「イケダハヤト」さんの事です。Twitterとかで、「僕も高知に行こうと思います!」と連絡すれば、「ぜひ、来てください!」と言う流れになります。で、「xxってブログをやってます。」と言って実際に高知に移住したら、「また、高知に有望な若手のブロガーがやってきてくれました!どんどん増えるなぁ!」と宣伝してくれます。一定量のPVの上昇は予定されるでしょう。

3.高知をどうしたいのか?

元々、高知の地元に住む人は、農業などの後継者や町おこしを行ってくれる人が移住してくれる事を望んでいるんだと思います。でも、やってくるのはブロガーのみ。田舎には田舎のルールがあるけれど、ほとんど無視。実際に町おこしをやっている(さらなる活性化)感じは見受けられませんし、彼らはポチポチとブログを書いて「ブログ最高!」って言っているだけです。

4.僕ならどうするか?

僕も趣味でブログを書いています。収益はちょっとお小遣いをもらえる程度です。もちろん、これでは暮らせません。さらに上京してから23年経っています。田舎にいた時期よりも長い期間東京でサラリーマンをやっている訳です。そろそろ東京を出ても(仕事があれば)良いとも思ってます。消耗したのではなく、簡単に言うと「飽きた」です。
東京を出るとしたら、僕は田舎である小樽に帰ります。小樽に帰れば、高校時代のリアルな友人もいますし、年老いた両親の世話もできます。僕ならそうします。

5.まとめ

もちろん、高知県を否定する訳でもないですし、田舎に若者が移住する事は良い事だと思います。でも、ブロガーが高知に行くのは、なんか「ブロガー村」みたいな物を作って高知県の事をあんまり考えていないような気がしてなりません。「ブロガーのアイデアで町おこし成功!」とか、「流入してくるブロガーで後継者問題が解決」とかと言う声が聞こえてくれば、成功していると思うんですけれどねぇ。

短いですけれど、お風呂で思った素朴な疑問でした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です