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私は歩くの早いから、あなたの速度で大丈夫

24歳の頃の思い出です。おそらく、僕がWeb日記(このブログではないです)を書き始めた頃の思い出。

当時、僕は日比谷のお客様先に勤めておりました。当時はまだまだ僕は下っ端のプログラマーだったのですが、このお客様から、自分で設計を行い、お客様に対しレビューを実施し、その結果をプログラマーに作ってもらうようになりました。

当時、僕の下にはプログラマーが5人付きました。仕様書はWordファイルで1本あたり280ページ位のボリューム。仕様書をWordで書く事も大変(表とかを埋め込まないといけないので)でしたが、ボリュームもすごかったです。
また、レビューしてもらうお客様が人事部の方で、まぁ「日本語がなってない」「”てにをは”がおかしい。」なんて言われたものです。

僕が参加した時はプロジェクトも火を吹いておりました。一回のレビューが90分。1日最大5回のレビューで月曜から金曜日まで、時間割のように貼り出されておりました。

で、まだタバコには寛容な時代だったので、プロジェクトルームの片隅に大きな灰皿が置いてあり、そこでみんなもくもくとタバコを吸っていたものです。

僕は若いなりに、先輩の設計と喧嘩したり、お客と戦ったり、別のチームの先輩から、「ここのインタフェース変えてくれないかなぁ?」と言う問いに対応したりしていたものです。

途中で外注で雇ったExcelのVisualBasicのプログラマーも逃げちゃいまして、当時、プロパーでExcelのVisualBasicをかける僕が、休日を用いてその肩がわりもしたものです。

いやー、忙しかった。大抵、終電まで働くか、先輩連中が先に飲みに行っている行きつけの居酒屋で終電まで飲んでいるかの生活でした。土日は他の人が出勤していないだけ気分が楽な方で、毎日、朝、会社に着いてからまずは胃薬を飲むという生活をしていました。

そんな時、5人のプログラマーの中に女性が一人おりました。で、その子はタバコを吸っていたので、仕事の休憩中にもタバコを吸ったりして話していたのですが、プログラマーの慰労も込めて、たまに飲みに行ったりもしていたものです。息抜き大事。みんな若いし、上司と飲みに行く訳でもないので、ワイワイと飲んだものです。

ある金曜日、いつものようにプログラマー達を連れて飲みに行っていたのですが、その女性が終電を逃しましてね。僕は当時藤沢まで東海道で通勤して、そこから小田急だったのですが、帰る方向が途中まで一緒で、「まぁ、帰れるところまで帰るか。」ってな話になったんですよ。

で、藤沢まではいけるんですけれど、僕は小田急の終電があったんですが、小田急のその先の女の子は帰れない状態でした。「タクシーで帰る?」って言ったんですけれど、「波秋さん家に泊めてください。」といきなり言われました。

びっくりしましたよ。
でも、酔っていたし、僕はその女性に興味がない(失礼)ので、「まぁ、いいか。」と連れて帰りました。
僕の汚い部屋を見ても、「おにーちゃんの部屋より綺麗」と言っていたのを思い出します。

で、「ベッドで寝たら?」って言ったのに、「大丈夫、床で寝るから。」と言って横になりました。勿論、一緒に寝るつもりではなく、僕が床で眠るつもりでした。
酔っていた僕は何もせずに、ベッドでグーすか。男として最低ですね。まぁ、僕はそういう男だったんですよ。

翌朝、僕の家から最寄駅まで15分位あって遠いので、「駅まで送るよ。」ってな話になりました。
僕は男性でも歩くのが早い方で、僕のペースで15分だったので、ペースを落とそうかと「大丈夫?早くない?」って言ったんですが、その子が「私は歩くの早い方だから、あなたのペースで大丈夫だよ。」って言っていたのを思い出します。

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僕がプロジェクトから離れた後、その子から告白の電話を受けたのですが、それはまた別の話。(それにしても、エッチもしないで、飲みに行くだけで、女の子から告白されるなんて僕も随分とイケメンだったのでしょう!(誇張)今は全然おっさんですからね。)

あー、なんか思い出したので、書いてみた次第です。

後日談ですが、その翌年に元プロジェクトメンバーでの忘年会をしたのですが、その子はもう別の男性と付き合っておりました。ほっとしたのと同時に「若い女性って結構すぐに相手を変えるんだなぁ。」と思ったものです。

かしこ。

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