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ミュージシャンの手癖

手癖って言葉があります。あんまりいい意味には使われません。なんか「手癖が悪い」って言う風に使われがちですよね。なんかなんでも盗んでしまうような感じ。万引き癖みたいな感じ。今の子供は万引きしているのですかね?最近では、万引きといえば主婦のイメージが定着してしまいました。

…今回はミュージシャンの手癖の話

僕はミュージシャン(自称)ですが、別に音楽を学んだ事はありません、音大にも行った事ないし、楽器屋などがやっているスクールに行った事もないです。楽典と言う基礎にして集大成の本も読んだことがないです。

僕が読んだ本といえば、コードブック位です。コードの押さえ方。あとは歌本と言う曲のコード進行が載った本ですね。今だとインターネットで「曲名 コード」で調べるとすぐに出てきます。

1ブリッジ着きピッキング

高校時代は友人がメロディーメーカー(作曲者)だったので、オリジナルの曲ばかりをやっていました。僕自身は作曲はほとんどしなかったです。あと、「たま」ってバンドが好きだったので、そのバンドのコピーばかりやっていました。

その後、上京して、ギターをメインで弾くようになるんですけれど、色々と曲をやっているうちに自分が好きなコード進行が出来てしまうんです。これが手癖。

僕が今よく行っているBARにはギターがあります。キーボードもiPadがあるので簡単ではありますが弾くことができます。

マスターはドラマーであり、店には椅子の代わり(?)にカホン(穴が空いている箱で叩く場所で音が変わるやつ)が1つ置いてあるので、店が暇なときや常連しかいない時は簡易セッションする事があるんですよね。実に楽しい時間です。

その時に「xxの曲」をやるのであれば、僕はコード進行をiPhoneに写してそれを見ながら弾くんですが、フリーセッションの場合は適当に弾きます。とは言え適当にコードを押さえると曲にはならないので、次にこう言うコードを弾こうって感じで弾くんです。

その時に手癖が出ちゃうんです。
「C-Am-Em-Amって言ったら次はF」みたいな感じです。これは有名なスピッツの「チェリー」のコード進行です。
こう言う曲を何十、何百と弾いているうちに自分が好きなコード進行の手癖がついてしまいます。

僕はアマチュアなのでいいですが、プロのミュージシャンほど手癖が出やすいです。結果的に似たような曲が多くなってしまうので、ミュージシャンはこれを打破しなくてはいけません。
手癖は「あぁ、このミュージシャンらしいや」と思うのと同時に「またこのタイプの曲か」と思ってしまう危険性があります。

僕は高校時代にみっちりとキーボードばっかりやっていたので、キーボードの手癖は凄いです。

まぁ、手癖が出るほど楽器を練習してこそ、ミュージシャンって事です!って強引に〆させていただきます。

では。

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