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交通違反取り締まりのパラドクス

ネットのまとめサイトを見るのが好きです。色々な話題が入ってくるので重宝してます。大事なのはその中で情報を取捨選択して自分の芯を持つ事ですね。そうしないと流されちゃいます。って事で、今日も面白い記事を見つけました。

7日放送の「スッキリ!!」(日本テレビ系)で、加藤浩次が、従来の交通違反の取り締まりについて「やり口が汚い」などと批判した。

まさにこれですよ。これ、腹たってたんです。

交通違反の取り締まりにはノルマが発生します。その段階でおかしいですよね。事故を減らすのが警察の目的なのにキップを切ってお金を貰う(罰金)。そして、それがノルマ化されている。へんなビジネルモデルになってます。

まず、交差点とかで信号が難しい所(違反しやすいところ)に警察官は待機してます。
で、違反したのを見つけると同時に彼らは現れます。

Police patocar man

なら、違反しそうな道路の直前に立ってドライバーに注意を則して、違反を無くすればよいと思うんですよ。

殺人事件に例を変えてみましょうか?
殺人事件の犯人逮捕にノルマがあったとします。
そうすると、そういう事件現場では、殺人が起こらないとポイントになりません。事前に防いではノルマにはならないと思いますが、人命は救助できます。

なんか、損して得取れ?…みたいな感じになっているというか、後出しジャンケンしていると言うか、未然に事件を防げるのが一番いいはずなのに。

警察は難しい組織なんですね。
交差点なんかを歩いているとそういうのを捕まえる警察をよくみます。起きてからでは遅い!!とかは殺人事件とかで言われるんですけど、実際は「起こらないと捕まえられない!」んでしょう。

ストーカー事件とかも「現場を押さえないと」なんて言われて追い返されて、事件が起こってから動き出します。そしてテレビでは近隣住民のインタビュー。
なら、先にやる事があったでしょ!

なんて思うのでありました。
なので、警察はノルマ制度ではなく、違反が見つかる度に管轄の減点方式にするしかありません。とは言え、減点方式にしてしまうと違反者を見逃して結局事故に繋がってしまう。

うーん、難しい。パラドックスですね。
まぁ、ノルマなんて無くして毎日ちゃんと見回りしてればいいんですけれどね。ノルマがあるからずるいポイントで待ち伏せするんですよね。

キャバクラ嬢の指名や営業職ではないのですから、警察のノルマ、やめましょ。
優しい世界がそこには待っているはずです。

では。

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