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レリックギターはお好きですか?

ギター好きな人にとって楽器屋というのは実に楽しい場所だと思います。僕もそうです。ワクワクしちゃうんですよね。買う予算なんて全然ないのに、ボケーって見ちゃいます。至福の時間ですね。

で、それらをみていると「すげー塗装もはげてボロボロのギターだな。」ってギターを見ることありませんか?んで値段はすげー高いんですよ。30万円位したりして。

中古屋とかではないギターショップでそういうギターが売ってたら、それって「新品」なんですよ。「わざと昔から使い続けている感じにしている」と言うギター。こう言うのをレリック(Relic)加工と言います。

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確かにギターが好きになってくると自分の好きなミュージシャンとかの使用楽器見てると「うわー、かなり使い込んでるなぁ」って思ったりしませんか?あれは本当にハードに使用して、ベルトのナックルが当たったり汗で塗装が薄くなったりして実際にあぁなっているんですよね。
海外のミュージシャンとかに多いですね。日本では僕が知っている感じではスカパラのギターはかなり使い込まれていますね。

本当に何十年も使い込まなければあの”味” は出ません。でも、「”それらしい”感じのギターを自分でも1本は持って見たいなぁ。」と言う人もいるはず。だからレリックギターがあるんですよね。そうじゃないとワザワザ汚い(と見える)ギターを販売する理由がありません。

ギタリストには「レリック否定派」と「レリック肯定派」に分かれます。否定派は「わざと傷をつけたギターなんて論外。自分で使って愛着が湧いてきたギターこそ本物。」って具合でしょうね。
肯定派は「こう言うギターあってもいいよね。」って位な感じでしょう。

まぁ、プロのミュージシャンはレリックは使わないと思うんですけど、趣味でやっているぶんには良いのでは?と言うのが僕の感想です。インテリアとしてもいいし。
ただ、今売れっ子ギタリストの長岡亮介さん(浮雲さん)は「レリックは好きではないけれど、もしこのギターが数十年前から存在したらどんな感じになるかは興味がある」と特注ギターをレリック加工してもらったりしているようです。(RS GuitarWorksと言うクソ高い海外メーカーのギターの話です)

ただ、高いレリックギターはあんまり買う気になりませんね。なら同じお金でいいギターを買えば良いと思うんです。あくまでも余裕がある時のサブギターですね。

僕もレリックは興味があります。でも、実際には試奏して見て「いいな」と思ったギターが前提ですよね。やっぱり「音」ですから。

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