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母親の僕への教育方針

2017-2018年の年越しは実家に帰っておりました。僕は両親が離婚しているので今年は母親の家で過ごしました。とはいえ、実は父親も母親の家から歩いていける場所にあるので顔は出しましたが。
で、父親の家から昔のアルバムをサルベージして母親の家で見ておりました。いや、懐かしい。坊主頭の僕がおります。今でも付き合いのある友達とかも写っていてなんか良かったです。

そんな時に母親と教育方針について話しました。

Shitsuke

僕は子供の頃(中学生の頃)から母親に「権利の主張と義務の遂行!」と言われて育った覚えがあります。「何か欲しい!」とかおねだりをするのならきちんとする事をやってから言いなさい!と言うものです。

母親は「そんなこと言ったっけねー?」と言っておりましたが、僕にはしっかりと覚えています。これは僕の今の生き方にも反映されています。

あとは母親は放任主義でした。基本的に勉強に対してどーこー言われた覚えはありません。ただし、タバコや酒については「自分の責任だからやっても良い。ただ、やるなら隠れてやるな。家の中だけでやれ。人には勧めるな。」と言われていました。高校生の時ですね。

なので家の中で堂々とタバコを吸ったりお酒を飲んだりできたので、僕の家が溜まり場になったのですが、人に勧めるような事はしませんでした。「酒やタバコで身体を壊しても自分のせい」と言う教育方針だと思います。今でいう”自己責任”って奴ですね。

なので、今でも自分でやらないで人に勧めるような事はしません。仕事もそう。自分でやり方がわからないような作業を部下にさせるような事はありません。

ちなみに高校進学について、当時の僕の偏差値では進学校に入るのはギリギリの状態でした。母親は「進学校の最下位になるか、工業高校の上位になるかは自分で決めなさい」と言いました。僕は大学に行く気は(経済上の理由により)さらさらなかったので、腕に技術をつけたいと思っていた僕は工業高校に進学することにしました。
ちなみに、僕の家系は男は全員小樽で一番の進学校に通っているので、そう言う意味でも家系の異端児になってしまったのですが…

僕がバイトをするきっかけも母親らしい教育方針があります。当時、僕には彼女がいたのですが、100kmくらい離れていたんですよね。んで携帯とかかけ放題とかないので、家の電話でお話ししていたんですけれど、当時は距離が離れると電話料金が高かったんですよ。
で、月の電話代が10000円を超えた頃に「あんた(あんたと呼ばれています)、電話代位は自分で稼ぎなさい」と言われてバイトをすることにしたんですよね。
「(彼女と)電話したければ、自分で金を稼げ。」
ここでも、「権利の主張と義務の遂行」が出てきますね。
ただし、バイトする事になりお金を貰えるようになったのですが、電話代は家に入れませんでした。親から何も言われなかったですね。酒代とタバコ代に消えました。

ってー事で当時から「自分で決めろ」と言う教育方針だったんですよね。なので、何事でも親の言いなりになるより自分で決めるような精神がついたんだと思います。
まぁ、”親の言いなり”って概念が存在しなかったんですけれどね。

その親の教育方針と、当時の友人の哲学に触れて、僕は一人前になることができました。今振り返っても後悔とかはないですね。親を恨むこともない(離婚してますが)

久々に母親と話しててふと思った事です。
ただ、母親はケチと言うか、1000万円あったら「あぁ、1000万円しかない」と思う性格の人みたいです。僕は「ウヒョー!!1000万円もあるぜ!」って思う人なので、「あんたのその性格は誰に似たのかねぇ」なんて言われる始末でした。

申し訳ないっす。

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