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なぜ、ネット民はイケハヤから目が離せないのか?

はじめに

なぜかイケダハヤトさんのブログが気になります。昔は全然知らなかったんですけれど、高知に移住して「また東京で消耗しているの?」と言う挑発的なブログタイトルにした頃から「あぁ、また元気の良いのが出てきたなぁ」的な感じで見ていました。

最初は、たくさん見るブログのうちの一つだったのですが、彼が「売上至上主義」に変わったあたりから「ほんまかいな?」って言う猜疑心がわいてきたからです。
例えば、高須クリニックの高須社長とかは本当の金持ちだと思いますし、金の使い方も凄い。株で成功したCISさんやBNFさんも実際にお金を持っているのが分かるんです(秋葉原にビルを買ったりとか)
でも、イケダハヤトさんの金持ちアピールからは、「本当にお金を持っているのか?」と言う疑問しか出てこないんですよね。

Ikeda

それが、僕の興味であり、いやらしい心なんでしょうね。人間とは悲しい生き物だと我ながら思います。

さて、イケダハヤトさんについては過去に何記事か書いてきましたけれど、ここで集大成となる「彼への正しい理解と疑問と捉え方」について一気に纏めてみたいと思いました(理由はヒマだったからです)

いつもの僕のブログの1エントリの分量の5倍位ありますが、なるべく読みやすいように推敲したつもりなのでお暇ならどうぞ。

彼のプロフィール(職業遍歴)

イケダハヤト氏はそもそもが都内一流私大卒、超大企業、ベンチャー勤務、妻子ありと「勝ち組コース」に乗っているように見えますね。さて、蓋を開けてみましょう。

都内一流私大卒

早稲田の政経を卒業してますね。
どうにも8ヶ月間くらい、学校に碌に行かずに詰め込み勉強して一発合格したそうで、合格はなによりですが、これは典型的な「テスト脳」ですね。おそらく地頭は良くないのではないでしょうか?

超大企業

ルネサステクノロジに入社ですね。
2003年に三菱・日立製作所・NECの経営統合によって作られた会社です。
イケダハヤトさんが入社した年(2009年)の売上高は7023億となっています。(ちなみに右肩下がり中)
2003年と言えば、僕は社会人として働いていたわけですが、「うわー、お荷物部門集めて会社作ったんだー」と噂していた物です。大企業かもしれませんが、意識が高いはずのイケダハヤトさんが何を志してこの会社に入ったかは不明です。

日本の超大企業となると売上は1兆円を超えてから言ってほしいものです。ただ、泥船として判断して速攻退職したのか、仕事について行けなかったのかは不明です。
彼のブログには「大企業は上司を選べない。クソ上司に当たったら終わり」と言っているように、上司に恵まれなかったのでしょう。ただ、言っておきますが、大企業であればあるほど上司は選べます。と言うか、一時的に部署を変えてもらったり、上司の上長に直接言って変更してもらう事も可能です。

そもそも、自分で「経営に近い立場」に居たと言うのですから、もしかしたら、クソ上司とは社長の事なのかもしれませんね。

ベンチャー勤務

トライバルメディアハウスと言う会社だそうです。
ここもすぐに辞めています。(理由は不明)
2007年に起業した会社みたいです。沿革を見ると、イケダハヤトさんが入社した2010年は渋谷、2011年に溜池山王に移転していますので、辞めた理由は勤務地が変わって通勤が面倒だったのかもしれません。まぁ、通勤は都会生活では長ければ長いほど苦痛ですからね。

妻子あり

奥さんがいて子供がいると言う事ですね。
まぁ、これに関しては「勝ち組だなぁ」と言う思いをする人は少ないのではないでしょうか?学生時代に付き合ってた彼女と結婚してますし(学生結婚ではないと思います)現在は娘が3人いる模様です。

ちなみに、夫婦関係についてはあまり触れられていませんが、奥さんのTwitterによると「旦那(イケダハヤトさん)が子育てに協力してくれない」と愚痴をこぼしている模様。

コロコロ変わるイケダハヤトさんの年収

ヒマだったのでイケダハヤトの第二検索ワードで「年収」と言うのがあったので調べてみたら興味深いページがヒットしました。


参考
イケダハヤトの実年収560万円論から感じる、サラリーマン社会の深い闇highballerのブログ

まぁ、簡単に言うと「実年収が560万円ってちまちま計算して公開してドヤってる人がいるけれど、イケダハヤトは個人事業主なのだからサラリーマンのフレームワーク(給与体系など)に当てはめる事自体ナンセンス。お前の方がサラリーマン脳に置かされているのではないか?」って内容。

[年商ではなく年収で語れという無意味さ]と言うセンテンスがそれを強く物語ってますね。
イケダハヤトさんは、とにかく売上と年商のみでマウンティングしてきます。損益や利益(僕らで言う年収)では決して語りません。
年商で語っていただくのは自由ですが、事業主として信頼を得るには数年にわたる安定した黒字収益及び、高い利益率です。

簡単に言えば、1000万円の商品を自分で作り、自分で100個買えば(セルフバイと言われてます)年商10億円の売上高です。但し、原価も10億円なので利益は0円(経費、人件費を払うとマイナス)ですね。これでは利益率が0%を超える事はありません。

イケダハヤトさん自体、「ブログは原価がかからない利益率が高い事業」と言っているので原価はほぼ0円(電気代、ネット代)とミスリードしそうですが、イケダハヤトさんの場合は売上の約7割を販間費(販売管理費)として計上しています。原価かかりまくりじゃんって気もするのですが…。
(普通にブログを運営しているみなさんは原価は自分が手を動かした時間位です。販間費はセルフバイ(もしくは、アフィリエイトの発生金額と実際金額の差額)分の計上と予想されます)

ちなみに、彼は会社を法人化しており「合同会社 日本の田舎は資本主義のフロンティアだ」って最高にナウい名前なんですけれど、会社名は彼のブログのコピーライトにも入らず…。(ちなみにコピーライト表示は「2016 まだ東京で消耗しているの?」のままでした。)
また、AmazonのKDPであるイケハヤ書房は会社の傘下なんでしょうかね?


参考
イケダハヤトさんの「合同会社 日本の田舎は資本主義のフロンティアだ」についてはらですぎ

この会社、誰が居て何をしているのか全く謎です。まぁ、イケダハヤトさんが公開する義務もありませんが。会社としての売上なのかイケダハヤトさん個人としての売上なのかまったくわからないのは事実です。

イケダハヤトのここがすごい(ずるい)!!

直接名指しの批判をしない。

ツイッターでは、個人アカウントに対して、「うんこめ。」など批判めいた発言や「会社辞めてブロガーになろう!」とか無責任な言動が目立ちますが、彼の本体のブログでは、基本的に名指しの中傷が無いと思います。

例えば、特定の会社を批判するのではなく「大企業のクソな体質」と言ったり、カーナビの反応が遅い事に腹を立て「日本のカーナビはクソ」とか、時間単価で働くサラリーマン(時間単価とは、時給で働くバイトや、残業代を時間で請求する事です)を「時間単価で稼ぐなんて非生産的」と言っていますが、特定の企業や個人は中傷していません。

Article image ihayato interview 01

テクニックを持っている。

テクニックとは2つあって、

1:具体的な名称を出していない(抽象的な批判)ので、被害者と言うものが存在しようがない(と言う論法)。

2:「お前の言っている事は間違っている」と言うコメントを届ける先がない。(ブログにはコメント欄どころか、検索窓もありません)結局、ツイッター経由で批判する事になるのですが、下手すると一発ブロックで終了です。

…つまり、イケダハヤトさんの大風呂敷を広げるような抽象的な批判を、具体的に自分(見てる人)が当てはまると思い込み、批判(もしくは適切な訂正)をしようとするけれど伝える事が出来ない訳です。これがテクニック。もやもや感を増して次のエントリーが気になるってなものです。

ちなみに、コメント欄をあけてくれれば誤字や脱字も指摘できるのですが、それがないです。僕の場合は、ツイッターもブロックされているのでどうしようもありません。

イケダハヤトさんにマッハでブロックされた話

って事で、心の拠り所(情報交換所)は便所の落書きの匿名掲示板になる訳です。イケダハヤトさん自身、匿名掲示板に書かれると良い思いをしないと思いますが、コメント欄を開いてもらえれば減ると思いますよ。
(ちなみに、匿名掲示板には最近、荒らし(同じ書き込みを何百と連投する)が発生しています。困る人がいるのでしょうかね。)

びっくりするくらいのビックマウスなセルフブランディング

大抵のそう言う「沢山稼いでいるぜ!自由な人生謳歌してるぜ!」って人は、セルフブランディングと言って、自分の生活をSNSなどで公開して自分でブランド化します。
例えば、会社員ではないので好きな時に旅行できるとか、美味しい寿司を食べたとか、別荘を買ったとか。
いや、別にそれを無駄遣いとイケダハヤトさんが思っているのならしなくても良いんですよ。ただ、そういう人が多いってだけなので。

ただ、「今月の売上600万ぜよ!」と呟いた数時間後に「レトルトカレー1食を妻と分けて食べる」とか、せっかく旅行したのに夕食はレトルトご飯にセブンイレブンの”金のハンバーグ(美味しいですよ!でもせっかくの旅行に…)”とか食べられると、「うーん、売上600万円でもこういう生活なの?」って思ってしまうんですよね。

大抵、料理の写真を載せるときは地元のうどんです。この人は食に興味が無いのか写真を見て「食べたいなぁ!」って思うことはないです。

あと、東京に講演に行った時もサイゼリアで済ませたとか。ただし、お酒(焼酎、日本酒)は高めのを飲んでいるみたいです。アル中では?とネットで言われてるのもこのせい。

せめて、住んでいる所位、体験居住施設に頼らないで自分で買うとか建てるとかしてほしいですね。子供3人いるんですよ。

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(その代わり自分の土地でない高知の綺麗な棚田の写真をあげて「田植えの季節」とか呟いてます。これは彼の棚田ではないので騙されないでくださいね。)

都会に親でも殺されたのか!?

彼の持論は、地方に移住した方が年収は上がり、基本的な生活費が安いので相対的にすごくお金持ちになれると言うものです。

ただ、生活費と言っても、水道・ガス・電気・ネット代などは変わらないですよね。Amazonで買っても地方だから安くなると言う事はないです。送料が逆に高くなるかもしれません。家賃が都会に比べて圧倒的に安いのは事実です。

ただ、年収はあがるのでしょうか?

これは詐欺師の手口(と言うか数字のトリックなのですが)で、

都会の一番安い時給のバイトを例にあげ「この時給で都会に住むなんて無理ゲーです」と言い、地方の一番高い時給のバイトを例にあげ「地方でもこの位の時給のバイトはごろごろしています。都会で消耗するよりも、この時給があれば地方で暮らしていけるでしょう」と言う訳です。

勿論、この位の時給のバイトはごろごろしてなくて、あったとしてもすでに定員オーバーです。
地方の人だって、なるべく高い時給でバイトしたいですからね。

僕も地方は良いと思います。でもせめて電車で1時間位で政令指定都市に出れる位の場所が良いですね。それより遠くに住むと交通アクセスが極端に不便になり、車が無いと何もできないなんて状態になっていまいますから。

毎回変わる売上、月商。

ある時は月商5000万と言ったり、今は月商300万は軽いですと言ったり、「月商1000万の僕が言うんだから間違いない!」とか、本当に毎回変わります。毎月の変動率がありすぎるのでしょうか?(噂では売上が最大発生したある1日の金額x365を年商と言っていたとか…)
まぁ、彼の言う月商x12しても彼の年商と合う事はないので、毎月の変動率がありすぎるんだな、って考えるのが良いのでしょうか?

それにしても個人事業主として、月商が不安定で年商の見込みが見えないと言うのは経営者としてはちょっと失格ですね。

あと、たまに売上のグラフを載せるのですが、いつも一緒の画像(指数的な右肩上がり)に見えます。ちなみに縦軸も横軸も何を示しているのかよくわかりません。

再現性の無いビジネスモデル

これは悪い意味ではないです、いい意味で「他の人には真似できない独特なビジネスモデル」って事になるからです。彼があれだけ稼いでいるのは彼なりのメソッド(ビジネスモデル)があるからでしょう。

ただ、その再現性のない彼の持論を
「ブログの教科書」
「副業の教科書」
「マネーの教科書」
と言って売り出すのは如何なものか?と思うんです。特にブログの教科書は再現性の無い彼のブログに対して、何を教えるのでしょうか?って感じです。

ちなみに僕がブログの教科書を書くとしたら、
・毎日更新(Google先生のご機嫌取り)
・1記事は1000文字以上(Google先生のご機嫌取り)
・特化ブログ(ファンが付く)
・たまにGoogleアナリティクスを使って検索キーワードをチェックして書く記事の傾向を決めていこう!
ってな事を書くと思います

副業の教科書を僕が書くとしたら
・在庫を持たないネットビジネスにしよう
・ブログは不労取得になる
・ある程度の形になっている文章ならnoteなどを使って売ろう
・得意分野を生かしてクラウドワークスなどの副業サイトでお金を稼ごう
ってな事を書くと思います

彼は「芸人」です。

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肉級さんのブログにイケダハヤトさんのサロンに入ってた自称信者(脱会済)の記事がありました。


参考
イケダハヤト元信者から聞いた信者入会から脱会までの軌跡あなたそれ、甚だナンセンスだわよ!

[イケダハヤトさんのビジネス遍歴]

サロンを開いてサロンに集客

サロンの参加者が200人を超えたころから、本人は何も活動しなくなる。質問しても無視

「サロンで(イケダハヤトの)売上100万円です!」とアピール

noteのビジネスに手を出して、「サロンはオワコン」発言

noteに味をしめ「イケハヤ、ブログ辞めるってよ」と煽りnoteへの移行を示唆
(ここで、謎の「有料の方が絶対に面白い記事が書ける」の持論)

第一次noteバブルが弾け、さりげなくブログに戻ってくる

仮想通貨にハマり、仮想通貨芸人となる(仮想通貨の投機目的より、口座を作らせるアフィリエイトで儲ける「ツルハシビジネス」を展開)

仮想通貨バブル崩壊(アフィリエイト頭打ち)

第二次noteバブル到来、前回の反省か、月額化はやめて、単価を上げて単品を販売する形式に

「月々4980円のサロンに期待されてもなー」と、もはや「そんな安価でイケハヤさまに近づけるなんて馬鹿」的な暴言を吐いた直前に同じブロガーであるはあちゅうさんのサロンに参加し「楽しみです!」とツイート(え?期待しないで入るって意味?)

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参考画像。サロンはオワコンって発言した人の行動です。

もはや、彼にポリシーはありません、カメレオン芸人です。唯一絶対軸のポリシーがあるとすれば、「儲かる方になびく」です。

彼は、クリエイターではありません、芸人です。彼の紡ぎだすブログ(自称アート)は彼の渾身のネタです。(芸人にとってのネタはある意味芸術ですので、そういう意味では間違っていません)

何かを生み出すイノベーターではなく、誰かが始めたサービスの先行者利益を考え見境なく参加するアーリーアダプターです。

結局

ぼくは、イケダハヤトさんが年商1億でお金にまったく困らないで好きなことが出来てる!って言うのに対する僻みの感情はまったくありません。お金持ちってすごいね!って感想で終わりです。

ただ、彼は商材を売ったりサロンに誘導してお金を稼いでいる。実はその商材やサロン代が彼の収益内訳のすべてなのではないか?と思ってしまうんです。

つまり、彼が「すんません、ウソついてました」って言ってネット民大勝利!って言うよりもイケダハヤトさんに憧れて、今ある職を捨ててしまったり、機能していないサロンにお金を払って加入してしまったりして、被害者がこれ以上増えない事を心配しているのです。

かしこ。

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