僕の住んでいる場所はもう住み始めて6年位になる。随分と長く住んでいる。
しかし、生ゴミがあまり出ないのが幸いしてかいわゆる「G」は出たことがない。これはありがたい。一応ゴミ屋敷では無くゴミの日にゴミを出しているのでそれだけで出ないと言う事はありがたい。
世の中には「Gが一回でも発生したら引っ越す」と言う人もいるらしい。引越しの原因に「G」が存在するってのが凄いことかもしれない。
これは偏見とかでは無いのだけれど、田舎だと「G」以外にも色々な虫が発生する。地元民も慣れているのでそのくらいでは引越しはしない。
ちなみに僕は北海道出身だ。そう、「Gのいない島」北海道。最近は函館あたりに上陸したと言う噂も聞くが僕がいた頃は「G」と言うものを意識したことが全くなかった。名古屋の親戚の家に遊びに言った時に「廊下にGがいるよ！」と誰かが言って今は亡き祖母がスリッパで思いっきり叩いてワンキルしていたくらいしか思い出が無い。
こんなだらしない生活をしていても「G」が出ないのには感謝の念しかない。
ただ、僕の家には蜘蛛がいる。小さい蜘蛛だ。そこまで気持ち悪くない。
何かで「蜘蛛は殺さないほうが良い」と聞いたことがあるので、放置している。何匹もいるのかもしれないけれど、僕の視界に現れる時は常に１匹なので、実際は１匹しかいないのかもしれない。
巣を作るような事もしていないみたいだ。
ちょっと調べたら蜘蛛は「益虫」と言って害虫を食べてくれるらしい。
最近、蜘蛛を見ていない。
寒い日が続いている。蜘蛛も冬眠するのだろうか？
なんかちょいと寂しくもあるな。
