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飲み屋の常連をメタ視点で見てみよう

地元の飲み屋が好きだ。他のエントリーでもこの話題に触れているが飲み終わってから歩いて帰れるのはよい。電車やバスを使わず徒歩だけで帰れると言うのはやはり嬉しい。

僕は矢向を地元としているが、これを読んでいる人にも地元に行きつけの飲み屋があるのではなかろうかと思う。

野毛、吉祥寺、赤羽。
飲兵衛にはたまらない街(いや町か)も沢山あるだろう。

さて、あなたは常連になっているお店はないだろうか?僕はある。しかし、以下のような思いを思っていないだろうか?少しでも当てはまれば危険である。

自分がいなきゃこの店はダメになると思ってる

数日間行かないと、「そろそろ行かないとなぁ」「最近、波秋さん来ないなぁなんて噂されてそうだな」なんて思ってないか?
そう思うようであれば危険な状態である。
客があなた一人で売上の全てを貴方が支払っている以外にこのような状況はない。
あなたが店長や他の常連さんを思っているより、店長や他の常連さんはあなたの事を思っていないのだ。

自分がくれば盛り上がると思い込んでる客。

満をじして自分がその店の入り口を開けた時に「おぉ!キター!」なんて喜ばれると思っていないだろうか?
もちろん友達とその店で待ち合わせしていれば話は別だが、店長からしてみれば「(売上に貢献してくれる人が)きたー」と言う思いだし、他のお客様からしてみれば「(面倒な客が)きたー」なのかもしれない。
過度な思い込みは禁物である。

他の人より自分の方が上のカーストにいると思い込んでるお客。

店に入る時に、”ほらほら、俺様がきたよ。常連of常連の俺様がきたよ”と思い込んではないだろうか?
もし、あなたが”さん”付けで呼ばれているとしたら、それは年上だからか”距離を置いて”いるからだろう。
「いやー、今日は常連さんしかいないねぇ。楽しいねぇ〜」なんて気持ちもわかるが店側としては新規のお客を待っている可能性が高いし、
何より、ここはお前の店ではない。

誰よりも店長に気に入られていると思ってる客。

「やっぱり波秋さんはわかってるなぁ」とか言って貰って自分が気に入られてると思ってるのも穿った考え方である。
飲み屋は客商売。マスターも客が喜ぶようにお客に対して口調を変えているのである。
それくらい気づけ!と言う話である。

店長の本音を自分にだけ話してくれてると思う客。すなわち特別(扱いされてる)な客。

自分がこの店の一番の理解者だと思ってないか?
「最近売上いいんじゃない?」とか経営の話をしたときはマスターは「聞いてくださいよぉー」とか「おかげさまで」とか言ってくれると思うが飲みの場で店の経営に口を出してよいのは税理士とマスターの家族だけだ。

あなたが口を出したところで売上が上がるわけではない。売上が芳しくないと思ったら黙って高い酒を飲め。

 

って事で、自分が「わかってる客」だと思って飲みに行っている人へ。

ンなわけねーだろ、ばーか。

Bar mama

ただ、常連とは厳密には違うので注意して、常連は悪いことではないよ。
ただ、調子に乗るな!って話。

自分はただの客の1人と認識すべし。これ大事。

初めて入ったキャバクラとかでバカやって女の子をからかってた頃を思い出せ。
酒は馬鹿になって飲んで会計を見て「いやー飲んだなぁ。ラーメン食って帰るか」位の時を思い出そう。

とここまで、自分への戒めである。特定の誰かは存在しないし、存在するとすれば僕である。なので、こんな拗らせた客にならないようにお酒は楽しく飲みましょう。

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