Podcastのライトニングカタパルトという番組の火曜日担当Creepy Nuts、DJ松永さん回を聴いていた時の事です。

ラジオ慣れている相田・酒井コンビ(月曜日)と、ラジオ(Podcast)は久しぶりだけれど社長として社会とコミュニケーションを取っている元AKB48の小嶋陽菜さん(水曜日)と比べると火曜日のDJ松永さんは初回放送から数回は調子が空回りしている感じがして聴いててきついなーって感じがしていたんですよね。本人も初回の方で音楽の世界に一人で没頭していたので社会との接し方を忘れていたみたいな発言をしていました。
そんな感じですが、番組自体はまだ始まったばかりなので毎回聴いていたら「深夜ラジオリスナーと言う認知バイアスに対して今のリアルなラジオリスナーの生態を送って欲しい。ネタメールとしてのフェイクリスナーはいらない!」と言う企画(?)に寄せられたメールの内容が非常に興味深かったんですよ。(DJ松永さんスゲー!では無くてメールの内容に感心してしまった感じです。すいません)
一般的な深夜ラジオリスナーのイメージって「友達がほとんどおらず、学校や会社ではぼっち。家でも誰とも会話をせず昼夜逆転のような生活を送っていて深夜ラジオのネタメールを送るのに生き甲斐を感じている」みたいな感じしませんか?
これが認知バイアス(「そういうものだ!」と言う思い込み)です。んじゃ実際のリスナーってどんな生活を送ってるの?と言うお話。
radikoを聞きながら深夜にメール作成(イメージ)
今回寄せられたメールの中で特に興味深かったメールが2つあって、
1つ目は「自分(女性)は、同世代の平均年収より100万円位多く貰っていて英語と韓国語ができる。都内に一人暮らししていて旅行などが趣味の為、貯金はゼロ。借金は少々」と言うメール。
これ、リアルだなぁ〜。って。
“平均年収プラス100万円”って凄く贅沢な生活を送っているように思えますけど、平均年収って日本全国の平均なんです。その中で東京都内に一人暮らしして「そこそこの生活」をするとお金ってどんどん飛んでいくんですよ。なにせ物価が何でも高い。東京に拘らなければよいじゃん?と思われるかもしれませんが、そうすると年収が下がる仕事しかない可能性だってあります。節約や倹約は大事ですけれど若い年齢で東京に住んでいて電車ですぐ行ける人気スポットやグルメスポットに行かずに家の周りで慎ましく生きるのも違うと。
「借金は少々」と言うのが消費者金融を指すのかわかりませんが、クレジットカードだって同じようなもので「うわー使い過ぎた。来月節約しよう」位の感覚かな?と。年収は平均よりあるので「返すお金を作れない!どうしよう!」と言う事では無いと思います。
2つ目は2児のママで、朝4時半に起きてその日のご飯の準備と昨日の夜に回した洗濯物の処理。子供が起きたら支度して幼稚園に送ってから仕事。仕事が終わったら子供を迎えにいって慌ただしく一日が終わる。ラジオを聴けるのは朝起きてから子供が起きるまでと会社に行く移動中だけ。
……これもradikoのタイムフリーという機能があってこそだと思います。リアルタイムでしかラジオが聴けない時代では絶対にありえなかった聴取スタイル。生活にラジオが染み込んでいる、ながら聴きできるメディアだから出来る生活。忙しくて落ち着く時間がないからラジオ流して耳だけで堪能する。うわーリアル。生活感ありますね。小さいお子様がいる家庭は本当に毎日大変だと聞きますし。
毎回のように深夜ラジオで読まれる”職人”はやはり特殊な生活リズムだったり生活におけるラジオの割合は違うと思います。
けれど、ラジオリスナーは普段はメールを送ったりしない聴くのが楽しい”聴取者”です。
こう考えると思ったよりラジオを聴いてる人って思っているより多いのかもしれません。ただ普段の会話でラジオの話題が出る機会が無いから知らないだけ、みたいな。
そう考えるとやっぱりラジオってステータスと言うか、ギャラが少なくても芸人にとってはやってみたい仕事であり、結婚報告は自身のラジオ内で報告するのがカッコいい!と言う感覚はまだ残ってるし聴いている人は老若男女問わず広がっているんじゃないか?なんて思ってしまいました。

ラジオって読書と似ていると思っていて、五感のうちに使う感覚が少ないんですよね。ラジオは聴覚。読書は視覚。その為、他の感覚を補うように脳内で補完が始まるんですよね。だから楽しい。ラジオなら聴く事によってその場面を想像できますし、読書であれば人物のイメージや声を想像できます。動画メディアは聴覚と視覚の両方を使うのですが脳内で補完する部分が少ないんですよ。個人的にはこの「足りない感覚を補完する」という行為が好きです。

そういえば、最近タクシーに乗ってないのですが今でもタクシーではラジオ流れているんでしょうかね?ちょっと気になりました。
では。