1996年くらいの思い出。当時福島に客先常駐していたんですけれど、それが終わって東京勤務に戻った頃の話です。
今でこそ「おねーちゃんの店」と言うとキャバクラや「俺の行きつけいく?」と言われて連れていかれるスナックなどがあったんですけれど当時にはそれにプラスして「ランジェリーパブ」ってのがありました。通称”ランパブ”と言います。
横浜の西口を出て右側に進んでいくと「横浜会館」と言うビルがありましてそのビルに入っているランパブがうちの課の行きつけだったみたいで何度か連れて行ってもらった事があります。
ランパブと言いますけれどただ水着を着ているだけなんですよね。
もちろんお触りもできないですしハッスルタイムもありません。今考えれば何が楽しかったのか?って感じです。
それで4人で1日10万円飛ぶような価格体系の飲み屋だったんですよ。そう言う時代(バブルの残り香)だったのかな?なんて思ったりしています。
ちょうど僕が誕生日って時に来店したことがあったので店員に言ったところ花火が刺さったケーキが出てきました。普通に頼むと1万円位のやつだと思います。フルーツ盛り合わせが1万5千円とかの時代です。バブルですね、バカですね。
ぼくは福島に仕事で行ってて赴任手当とかで小金持ちだったので勢いで連れてってもらっていたんですけれど、基本的に割り勘。
本社勤務に戻ってからは残業が全くなかったので給料も完全に少なくなってしまい仲の良い先輩とランパブを始め1日に3軒もはしごした時は酔っ払って金払いは良かったんですけれど翌日に「昨日の1日分の支払いって俺の月給じゃん!」と思って驚愕したものです。
今はキャバクラだけじゃなくてガールズバーとかも増えてきたのでランパブよりはリーズナブルに飲めると思うんですけど、当時はそう言う店が少なくて本当に高かった思い出があります。
内緒ですけどプロ野球選手とかも来てましたよ(先輩はサインをもらったらしいです)
ちなみに横浜会館にはパチスロ屋もありましてね、僕もよく通っていました。店員が全員女性で夏には店内のテレビで高校野球をやっていると言う不思議なパチスロ屋でした。
また、隣の小路に入ると今では有名ですが家系ラーメン屋があってよく通ったものです。
今は川崎を主戦場(?)にしていますので横浜に行く(横浜で遊ぶ)機会はめっきり減ってしまいました。
まだあるのかなぁ?横浜会館。怪しい雰囲気の「ザ・横浜」って感じのビルだったなぁ。
あと、そもそも今ランジェリーパブってあるのかな?ってググってみたら、まだあるそうですが価格設定がかなりリーズナブルになっている模様。
ただ若い皆様にはそう言う飲み屋はあまりオススメしません。ムラムラときてしまって「次行くか!」と痛い出費を重ねる事が多いと思うので(実体験です)
そう言う気分な時は居酒屋で飲んでまっすぐにそう言う店に行った方がリーズナブルですよ(これまた実体験)
横浜西口もオリンピックに向けて再開発が進んでいるそうです。
まぁ、隠微な空間が正常化されるのは世の常ですが風情がなくなるのも悲しいものですね。
では。