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「辞めようと思ってるんです」と言う相談

はじめに

仕事をしていて後輩からよく相談を受けます。なんでかって言うと、その後輩がタバコを吸う人の場合、一緒にタバコを吸いに行く機会が多いからです。別に僕に人徳があるわけではありません。

タバコ部屋での話の流れです。

「タバコやめようと思ってます」「奥さんと喧嘩中です」みたいな他愛もない(?)話は良いんですけれど、結構な割合で「辞めようと思ってます」ってな相談を受けるんですよね。

そう言う相談を受けたらどうするか?

僕はそう言う相談を受けたときは、「なるほどねぇ」とまず流します。んで、「どうした?メンタル?仕事?それともすげー嫌いな奴がいる?」と聞いていきます。

理由は色々とあると思うんですけれど、僕は決して”引き止める”事はしません。
だからと言って”転職を勧める”事もしません。

もう転職が決まっていれば仕方ないですけれど、また考えている途中であれば色々と話に乗るようにしています。

Fukidashi tensyoku man

すげー嫌いな奴がいる場合

まず「嫌いな人がいる場合」ってのは大抵モラハラ・パワハラに近い上司・先輩がいる場合が多いです。
僕は別に偉くはないですが、無駄に会社に四半世紀以上いるので、大抵の人間が(入社年次的に)”後輩”にあたります。

なので、「あぁ、あいつね」とその人をお互いの”共通の敵”とします。そして「あの人は責任を他人に押し付けながら昇進ばっかりしているね」とか悪口を言います。

僕はあまり人に対して悪口は言わないほうですけれど、大抵嫌われる人って、僕からみてもロクな人間じゃないんですよ。正直な話。

って事でガス抜きに飯に誘ったりします。

仕事が辛い場合

仕事が辛い場合ってのは、2パターンあって、短期的に忙しいのと、恒久的に忙しいのがあるんですよね。

短期の場合は、極力サポートします。無駄に人脈が多いので、裏で色々と根回しとかしたりします。一緒に残業してそいつの仕事の手伝いとかもしたりするんですよね。そのうちに「もっとこうしたほうが良いよ」って言うアドバイスをしたりします。

あと、恒久的に忙しい場合ってのは実は”仕事が合ってない”って言う可能性があるんですよね。システムを作る仕事と言ったって業種・業界で色々と違ったりします。それには向き不向きがあるんですよ。これは仕方ない。

その場合は、社内FA制度を進めます。場合によってはバックオフィスへの異動も進めたりする場合があります。大企業ならではの制度なので使わないと損です。

メンタルがやられそうな場合

メンタルがやられそうな場合ってのもありますよね。コンピューターを扱う仕事って身体よりも精神を使うし、ある意味ブラックな職種と言うのも当たっていると思います。

そう言う場合は、素直に休職を勧めます。半年位ゆっくりと休んで心をケアしても良いと思うんですよ。その場合に傷病手当金(給与の70%)が出る事も説明しておいて、金銭面でもアドバイスしたりします。

同業他社への転職を考えている場合

「僕、会社やめて実家の農家継ぎます」とかならもう何も言えないんですけれど、結構聞くのは「xx社(同業他社)への転職を考えてます」って言う奴ですね。

その場合は、僕は「この業界にいる以上、どこの会社に行ってもそんなに変わらないよ」と言うようにしています。
大抵、外資系への転職を考えているパターンが多いので、「外資は結構辛いよ」と言っておきます。

僕の会社は公務員か?ってくらいに日本的な会社で給料は高くないですが、福利厚生が厚いってのもあるので、福利厚生面でメリット・デメリットを説明するようにしています。

終わりに

さすがにこのエントリを書いている現在(2020年8月)はコロナ禍なのでさすがに安易に転職をしようとする人はあまりいないですし、そもそも在宅勤務がメインになったのでタバコ部屋で相談に乗ると言うこともなくなってしまいました。

ただ、衝動的に”辞めてやる!”ってのはやめたほうが良いと思います。そう言うときはどんなに忙しくでも1日くらい無理矢理休んでリフレッシュしたほうが良いです。

一番良いのは、「この会社に勤めててよかったです!」って言葉を聞く事(別に口に出さなくても心からそう思う)なんですけれどね、なかなかうまく行かないものです。

僕は何回かありますけれど、同じくらい心折られているので、なんともかんともって感じです。

仕事は無理せずに、8分目の力で継続することが大事なんだな、って僕自身思っている次第です。

では。

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