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Goodfellowというギターブランドって何?(YTM-500R)

はじめに

ネットでテレキャス(テレキャスターと言うギターの種類)を探していました。
なんかわからないんですけれど、ストレス溜まるとネットでギターを色々と見ちゃうんですよ。買わないのに。

過去、どこかのエントリーにも書いたと思うですけれど、テレキャスって種類のギターってレスポールやストラト(と言う種類)と比べて圧倒的に(流通している)数が少ないんですよ。

で、中古を見ては「うーん、価格の割には魅力がないなぁ」なんて思っていたんですよね。

安い中古より安ギターの新品?

中古ギターってのは良い点と悪い点が明確なんですよね。良い点ってのは(通常価格として)高価なギターを安価で買えるって言う点です。まぁ、中古なので当たり前ですね。(まぁ、中古の価値が出るとヴィンテージとなり高くなりますが)

悪い点は、ギター特有なんですけれど、”フレッドの残りとトラスロッドの(回転の)残り”ってのがありましてね、まぁ、どちらも『残りが少ないと致命的』と言うものです。フレットは交換が可能なんですけれど、まぁこれが高い。トラスロッドってのは『ネックの反り』を回して調整する棒なんですけれど回すにも限界があって、これが限界だともう致命的です。

なので、最近『高級ギターだったけれど安くなった中古』を買うなら『最初から安い新品』でも良いんじゃないかな?って思ったりしています。

新品だとフレットとトラスロッドは十分ですからね。確かに安ギターなのでそれなりの程度なんだろうと思うんですけれど、”使い倒す”分には良いんじゃないかなぁ?と思い始めてきました。

安ギターを探そう

コスパが良い安ギターと言えば、テレキャスタイプの場合”スクワイア”と言うメーカーが有名です。フェンダーの廉価ブランドでして普通に良いギターなんですよ。

で、「スクワイアーのギターを探そう」なんてネットで見てました。

そんな夏のとある日、川崎を毎日散歩していたんですよね。パチンコとかで時間を潰すのではなくて、適当に歩いてちょいと疲れたら漫画喫茶とかで休憩して…とか無駄に歩いてました。ウォーキングは身体に良いですからね。

さて、川崎には楽器屋が3件あるんですよ。なので「ネットもいいけれどやっぱり実物見ないとね」みたいな感じで覗いていました。

そしたら、激安のテレキャス(タイプ)で物凄い安いギターがあったんですよ。”Goodfellow”っていうブランドのギターでして、安ギター好きの僕としても初耳のブランドでしてね。

とりあえず型名と値段などを写真にとってその日は帰宅しました。

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こんな風に写真にとって後で調べたりしてます

謎のブランドGoodfellow

ネットで調べてみると元々バッカス(安ギター会社の中でもランクが上の方)と言うディバイザーって言う会社が作っているギターがベースで、それの山野楽器専用のブランド名のようです。

調べてみるとディバイザーは長野にある工場で、安いラインのバッカスから高級路線のmomoseまで色々なブランドを扱っています。
最終調整を長野のディバイザーで行っていると言うだけでちょいと安心できますね。バッカスは安価なギターですけれどディバイザーが製造・調整しているギターには高級なものも多く、「もしかしたら当たり個体が掴めるかも?」と言う期待も高まります。

まぁ、何が良いかって言うと”安い”に尽きるかもしれません。一番高くても30,000円以下です。(レスポールモデルはもうちょい高いみたいです)
んで、ボディーにアッシュを使ってます。(重量があるのでホワイトアッシュだと思いますが)
基本的には安ギターにはアルダーって言う木材が使われていてアッシュを使うのは珍しいとの事。

プレイテックとかフォトジェニックみたいな10,000円のギターも当たり個体があるかもしれませんが、それよりは20,000円高い分、しっかりとした作りになっているのでは?と思います(あくまでも安ギター界の話ですが)

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謎のブランド”Goodfellow”

安ギターならではのプレイアビリティー!

このギターは22フレットまであるのもプレイヤビリティーが高いのではないでしょうか?
それにプラスして6連(Way)サドル、コンター加工。2ピックアップなのに5Wayスイッチ。と言う「値段は別としてこだわれる所はこだわってみました」と言う通好みの仕様となっております。(テレキャスベースの話です)
これがFenderだったら相当な値段になっていそうです。

こう言う『全部載せ』みたいな仕様を惜しげもなく出してくるのも安ギターの醍醐味なのかもしれません。

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いい感じのテレキャスですね。

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地味に渋い仕様です

セレクターは調べたら下記のようになっている模様です。

<<セレクター>>

  1. Front(ネック)
  2. Front+Rear(並列)
  3. Rear(トーン無し)
  4. Rear(トーンあり)
  5. Front+Rear(直列)

僕は主にセンター(3.)を使ってます。これが一番テレキャスの音がしますね。

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コンター加工(お腹にあたる部分が凹んでる)も普通のテレキャスにはない加工です。

終わりに

結局3日間悩んでこのギターを購入しました。色も豊富なラインナップがあったのですが、一番木目が綺麗だったナチュラルにしました。

まぁ、ここまでに散々写真載せてるので購入したのは一目瞭然なのですが。

すごく気に入ってます。行きつけのBARのマスターも「かっこいい!」と言ってくれてました。

確かに、ペグやナットを交換していかないと安ギターのままですが、いい感じに使いこなせたら交換していこうと思います。

面白い事に、高級なギター(特に今はもう売っていないヴィンテージギターなど)って部品を交換すると価値が下がるんです。あくまでも『オリジナルな状態(パーツとか全部含めて)』って所に価値がある模様。良い部品に改造してあっても、リセールバリュー(下取り時の値段)が落ちてしまうそうです。

安いので色々と弄れる安ギター。色々といじっていこうと思います。安ギターをガンガン弾いて「このギターではいい音が出せない!」と言うところまで行って、初めて高級ギターに手を出して「弾きやすい!いい音だ!」と認識していみたいものですね。

では。

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