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知識が増えるとワクワクは減る〜いつの日もこの胸に流れてるメロディー

コロナ禍の状況が長引いており、ずっと在宅勤務(リモートワーク)をしていたのですが、システム障害が発生して、その対策として物理出社をここ数週間しており、秋葉原にあるビルで仕事をしています。

僕の仕事上、システム開発のプロジェクトによって、勤務地が変わるんですよね。
コロナ禍になって在宅でも出来る作業なのですが、対面で作業したい(よりチームとして一丸となって)との事で出社しています。
なので、おそらく一時的なものだと思われます。

で、僕は喫煙者なんですけれど、そうなってくると喫煙所の有無が大事なポイントになります。今働いているビルは喫煙所がないとの事。そうすると外でタバコを吸うことになるんですけれど、秋葉原ってびっくりするくらい喫煙所ないんですよね。
本当に驚きました。千代田区恐るべし。

って事で、暗黙の了解でタバコ休憩は認められているんですが、今まで5分くらいだったのが、喫煙所が遠いので20分くらいになってしまいました。正直、会社としてもこの時間のロスは面倒ですし、個人としても喫煙所までの移動は面倒だったりします。Lose-Loseの関係。残念です。

さて、ここからが本題。

喫煙所までの道すがら、風景を見て歩いています。秋葉原という街の特性かもしれませんが、聞いたこともないアニメの歌が流れているんですよ。別に悪い事ではないです。音楽好きなので、音楽が流れてる街ってなんかいいな、って思ってます。

Music headphone man

そんな街に流れている知らない曲を聴きながら、「あ、このフレーズ、あのバンドのあの曲のあの部分から持ってきてるな」ってのが真っ先に浮かんでしまうんですよ。

別にパクリ警察とかじゃないですよ。

僕は音楽が大好きで、87年くらいから邦楽をたくさん聞いてきたんですよね。2005年くらいまでですかね?AKBGとかLDHとかの音楽が出てきてからは新しい音楽はあまり聴かなくなってしまいましたが…(本当にあの時代は音楽暗黒時代でした)

ちなみに曲のパターン、メロディーってのはすでに全て出尽くしており、どんな曲を作っても突き詰めればパクリって言うのが音楽です。さらにポップスとかになるとパターンはどんどん絞られてきます。

僕は作曲も趣味でやっているので、新しい曲を聞いた時に「あ、こんな感じね、ふんふん」みたいな感じで聞いちゃうんですよ。

でも、そうなると初めて聞いたメロディーのワクワクは無くなっちゃうんです。普通に曲を聞いってて「あぁ、ここエモいなぁ」ってワクワクが、僕になると「あぁ、dim使ってますな。そりゃ切なく(エモく)なるわけだわ」みたいに感じ取ってしまうんですよね。

このワクワクって感覚・気持ちは知識や経験がなければ無いほど多く感じられます。

こう言うのが意識高い系の「毎日が刺激的、圧倒的インプット!そしてそれをアウトプットしろ!」みたいなマインドになるんだと思います。僕が意識高い人って訳ではないです。ただ、知識や経験が増えると”刺激”って減っていくんです。悲しいですけれど。

今回は僕が好きな”音楽”を題材で書いてみましたが、これって別に音楽に限った事では無いんですよね。

言いたいことって、タイトルそのものなんですけれど、

ー知識や経験が増えるほど、人生のワクワクや感動が減っていくー

んです。

これを人生経験と呼ぶか、『大人になった』ととるかは人それぞれだと思うので別に命名はしません。

ただ、そういうのによって、所謂『つまらない大人』(「なんで純粋に楽しめないの?!」って)にならないようにどうすれば良いか?ってのが気になってます。

最近、そう言うのばっか考えてます。歳ですね。

知識が増えていくのは人間の”正しい”成長曲線にあるものです。
でも、それで人生がつまらなくなってしまったら、…それはきっと仕方がないんです。加齢の一部。

大事なのは「自分はわかってても、新しい”ワクワク”として受け入れている人に対して、『それな、xxが元ネタだからな』って言うのはダセェ」って事です。

”年長だから教えてあげる”のではなくて、あくまでも”ワクワク”と言う新体験を受けてもらった上で、さらに「なんでワクワクするんだろう?」って言う知的好奇心が沸いた時に(人に)だけ、そっと手を差し伸べる。

その位がちょうど良いのでは?
なんて思っております。

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