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僕はアルピー平子タイプだった!?

相変わらずもラジオが好きです。ラジオをやっている芸人さんたちはほとんど好きなのですけれど、その中でもずば抜けて好きなのが『おぎやはぎ』さんと『アルコアンドピース』さんです。

前者のおぎやはぎさんはデビュー当時から一貫して飄々としています。冠番組とか別に持っていないのに芸能界でそこそこのポジション。芸能界には「おぎやはぎみたいに生きたいなんて芸人」も生まれるほどです。流石にそんなに簡単になれるとは思いませんけれどね。
本当にバランス感覚ですね。素直に憧れます。

で、アルコアンドピースさん。おぎやはぎさんのお笑いが「フランスとかのヨーロッパの笑い(シュールレアリズム)を原点としてるとすれば」、アルピーは「ハリウッドのアメリカのお笑い」って感じですかね?とにかく尖っており深夜ラジオ界に置いて「出る杭になってしまった」感があります。

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さて、話はうってかわり最近、矢向の飲み屋でマスターに少々怒られてしまいました。「飲み過ぎ(泥酔)」とか「お客さまに手を出した」とかならわかるんですけれど、あるタイミングをキッカケにマスターから「気に入らない」「マウントを取ろうとする」「ひとりでいるのが寂しいタイプ」と3連コンボを食らってしまいましてね。

仲の良い常連さんはマスターに向かって「流石に口が過ぎるぞ!」と言ってくれたのですけれど、こればっかりは流石に落ち込みました。口喧嘩とかじゃなくて、「あぁ、楽しく飲んでれば嬉しいのに」って感覚が「あれ?この店ではもうそう言う楽しみ方できないのかな?」って。
いやー、あるんですよ。馴染みの店だってたまに険悪な雰囲気になりますし、他のお客様と軽い言い争いになったりします。でも、そんなのは数日過ぎれば「ヤッホー」的な感じで行けたんですよ。

その時に常連さんに言われたのが「波秋は真面目すぎる。で、マスターは不真面目すぎる」と言う事です。
やっぱり”真面目な性格”ってのは自分のウィークポイントだとは思っており、それでも矢向に越してきてからのここ数年で大分社会に馴染めていた気持ちだったんですけれども、やっぱり根底にある真面目な性格ってのは治ってなかったんですね。

真面目な性格ってプラスなポイントに思われるかもしれませんが、世の中を生きるのにはいささか辛過ぎるんですよね。
別に、この歳になって仲良しグループを作るつもりもありませんしお山の大将になる気も無いんです。ただただその場のお客様と仲良くお酒を飲みながら話せれば良いだけなんですよね。

その日は結局何も言えず無言の帰宅(あ、お金は払ってます)

流石にこれは応えましてね、数日メンタルがボロボロでした。まぁ、そこでメンタルが前みたいに海底に落ち込むほどでは無かったのですが「あれ?この街で楽しく飲んで生きていけたはずなんだけれど、やっぱりダメだったのかなぁ?」なんて思ったりもして。
確かに、この街にはなかなか”曲者”なお客様もいらっしゃり、彼(彼女)らも、何回もダメ出しを食らっておりますが、喉元過ぎればなんとやら…って感じで数日を置いてまたお店に来るんですよね。
んで何事もなかったように昔の仲にもどる、と。僕もそれが理想なんですよね。

当面、外の飲み屋(カラオケスナックには行きましたが)には行かずに部屋飲みばっかりしておりました。んで、寝る時にはアルコアンドピースの過去のPodcastを聴いてたんですよね。
それで思った事があるんです。「あれ、俺平子だな」って。

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平子さんは漫才・コントを書きますし愛妻家であり、さらにイケメンです。
僕が言っている「俺って”平子”」って言うのはそう言うステキな面ではありません。

…実は平子さんって「ド痛」なんですよ。
酒井さんとのフリートークを聴いていると「平子って面倒だなぁ」って思う時があるんですよ。テレビでは編集ができますからそう言うのはほぼありませんが、生放送のラジオでは流石にそう言う訳には行かないんです。

ちなみに、アルコアンドピースさんのラジオは基本的に”チャンサカ”こと、酒井さんがバリバリに肩を回して進行します(テレビでは酒井さんは置物ですが)

例えば、ある時にコンビ間で誕生日プレゼントを贈ると言うのをラジオ上でやっており、酒井さんが(お笑いのノリで)「平子さんのプレゼントは気に食わない」的な態度をとると、平子さんがすぐに真面目になってしまって「なら返品してくる。それでいいんでしょ」ってな感じなります。そこから平子さんの機嫌が悪くなります。
さらに、酒井さんが「平子さんの誕生日プレゼントにはディズニーをプレゼントしたい。一緒にディズニーランドに行きたい」というと平子さんは「いや、そう言うのじゃ無いんだよ。もっと足を使って『平子さんには何が似合うかなぁ』って考えてほしい」って。

まぁ、普通に誕プレで「一緒にディズニー行きましょう!」なんて言われたら喜びますからね。乙女じゃねーんだからっつー話ですよね。

それらのエピソードを聴いていると、「平子ってうざい」って思うことが多々あるんですよね。もちろん、酒井さんはそれを踏まえた上でお笑いに昇華できるスキルがあるので良いのですけれど、確かにこのタイプが友人にいると「うわー、始まった。ウゼェ」ってなってしまいそうな。

……そうです。多分、僕のすげー悪いところって”平子さんのイタい部分”そのものなんでしょうね。

意固地になるっていうか。

僕個人的には、おぎやはぎさんみたいに飄々と生きたいところなのですけれど、やっぱり天性の”真面目な性格”ってのは厄介ですね。

おそらく、人生を長く生きていると、どこかで「あ、わかった!」って場面が出てくると思うんですよね。社会人になり役職を持ったり、配偶者をもったり、子供を授かったり…と。大抵の人はそこで矯正されると思うんです。迎合と言う言い方もしますね。

しかし、この性格、いささか厄介ですが、おそらく武器にすれば大きな強みになると思っております。ってかそれを信じて生きていますのでね。

ここ数年間、生きづらい時代が続いています。特に根が真面目な人は理不尽な目にあったり、どうしようもない事だらけの毎日に疲れている事でしょう。テレビのニュースなんて見てたら潰れてしまいます。
ただ、案外適当に生きている(ように見える)人の方がこう言う時にスムーズに過ごせるんですよね。
どちらも才能ですし、もしかしたらどうしようもない天賦のものかもしれません。

「俺は悪くない」
では無くて、「あぁ、俺のこう言う所が(周りにとって)悪いんだな!」って思う事も重要だと思います。それに関しては年齢も関係ありません。

……ただ、この歳になって思うのは「真面目に生きる方が楽なのかな?」って事です。

みんなベースが同じだとして心臓に毛が生えているように見える人の方が本当に色々と悩んだり試行錯誤して生きているような気もするんですよね。
「あの人みたいにのほほんと能天気に生きられればどんだけ楽な事だろう?」って見える人ほど裏ですげー苦しい思いをしながらそれを表に見せず頑張ってるのかもしれませんからね。

…なんて考えてしまう僕の性格はまごう事なき『真面目』なのでしょうね。

とにかく誰が偉いとかそー言うのじゃ無くて、ただ酒飲んで馬鹿騒ぎしたいだけなんですよね。とほほ……

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