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Mr.Childrenの映画をみて(GIFT for you)

2023年の新年の3連休、特に予定はありませんでした。
同期が自宅に遊びに来る予定だったのですが体調不良で見送りとのこと。このご時世ちょっとした体調不良がセンシティブな話題になりますよね。体調第一。

さて、と言うわけでのほほーんと過ごしていたのですが元後輩(関係を書くと色々と長くなります)からLINEが。
「Mr.Childrenの映画やってるみたいですけど見ましたか?」との事。映画をやる(ファン目線からのドキュメンタリーフィルムみたいなもの)のは知ってましたがもう公開されているとは知りませんでした。

その元後輩は若くして(20代)完全なミスチルファンになっておりまして、その熱量たるや凄く僕の持っている過去のライブラリ(シングルCDなど)を受け渡したほどです。
「浦和まできてくれたら映画代出しますのできませんか?」と言ってくれたので予定が無い僕は快諾し浦和に行くことにしました。

浦和は土地勘が全くありませんでしたが東京上野ラインを使えば川崎から1本で行けると言うことがわかりました。東海道線が伸びた際に「東京駅から座れなくなるわ!」と個人的には好きではありませんでしたがこう言う感じであればウェルカムです。

と言うわけで浦和に移動し、元後輩が到着するまで浦和の楽器屋を冷やかしておりました。本来であれば浦和近辺の中古楽器屋をくまなく調べるのも良かったのでしょうが今はそこまでギター欲はありません。
って事でしばしチェーン店の楽器屋で時間潰し。そこで元後輩と合流し昼食です。
しっかし浦和の商業施設に入っている飯屋って高いんですね。どこも高い。セレブ価格。
商業施設の外に飯屋が無いかと思いましたが浦和って駅のどちらの出口にも商業ビルが建っておりパチンコ屋とかないんですよ。図書館も駅前にあったりして「あれ、案外知的な街なのだな?」と(偏見でしたすいません)
結局どこも高いので比較的リーズナブルな店で昼食を済ませ映画に備えます。

ちなみにこのミスチルの映画の上映時間を見ると2時間。こりゃ長い。
と思いながらいざ上映……。

IMG 0742

いきなりライブ映像で凄い音圧です。それもミスチルファンなら誰しも知っている名曲をいきなり一番最初に持ってきます。
驚きましたね。

どうにもこの映画、コロナ禍の中、みんなが未曾有の経験の中辛い日々を送っていて(僕もそうですし)、音楽ライブとかに行きたくても観客を入れてのライブができない状態。
そういう状態が数年続き、やっとミスチルの30周年記念ライブが開けることになったようで、そのライブに対してファンの主観(自分の人生の中に溶け込んでいたミスチルの音楽)と実際のライブの映像が交互に(シームレスに)流れるようになっています。
……なんて言うんでしょうかね、お涙ちょうだいって感じと言うよりは「30年も活動を続けていればいろんなファンもいるだろうし、ファンの心に刺さるような曲を大量増産しているモンスターJ-POPバンドであれば必然かな」って感じです。

さぁ思う存分泣け!と言う感じよりも、名曲を揃えたらこんな感じになったのでご自由にどうぞって感じでした。とはいえこの僕も2、3回涙腺がうるっとくる場面はありましたね。

活動が3~5年とかの大人気バンドとかでは決して出せない雰囲気なんです。ミスチルだってデビュー数年で「ミスチル現象」なるムーブメントに自ら飲み込まれておりますしね、そこから音楽へ再び向かい合うまでの辛い期間も知っています。
それを乗り越えた上での活動30周年。
例えば、ミスチルがデビューした年にミスチルきっかけで出会って結婚して生まれた子供がもう30歳くらいまで行っててもおかしくない。
四半世紀以上第一線で戦っているバンドだからできるんでしょうね。

僕自身、今年入社30周年になるので僕から見てミスチルは「1個上の先輩」です。ほぼ同期。なのでミスチルの曲は僕の人生(社会人)の色々な場面とリアタイでシンクするんですよ。
僕は音楽に関しては自分でも曲を作ったりするのでミスチル依存しないように2010年以降あたりから色々なバンドの曲を聴くようになりました。
なので、ここ数年のミスチルの曲にはそこまで依存しておりませんでしたがやはり30年続くモンスターバンド。

色々な曲がスクリーン上で演奏されファン(色々な年齢層に分かれております)のコメントが肉声で流れる。
いろいろな思い出が蘇ってきましたね(特に女性関係で)

様々な観点からミスチルの曲を聴いていると突き放すようで突き放さないし寄り添うようで寄り添いすぎない。
塩梅が良いとでも言うのでしょうか?

さすがに喜怒哀楽の色々な曲を作っているのでその時の精神状態に合った曲はあるんですよ。いったんはその曲に没入できるんです。でもそう言う曲は連続では無いんですよ。
辛い時が合った時に「辛いよね」って曲はあるんですけれど、それに伴い「でもやっぱり新しい場面に向き合おうね」みたいな曲があるんですよ。逆もまたしかりって感じです。
ここら辺がバランス感覚が良いんだなぁと思います。

なお、この映画は完全にコアなミスチル向けの映画だと思っておりますのでライトなファンやカップルとかでふらっとシネコンに入って「あ、ミスチルの映画やってる。みよう!」みたいな感覚で見ると辛いかもしれません。
僕はこれで良いと思いましたけれどね。

やっぱり映画っていいですね。大画面で大音量で。
特に今回の映画は全員がミスチルファンなので、なんて言うんでしょう?映画を見ている人がみなスクリーンに映るファンの声に「うんうん」って頷きながら見ている感じがしました。

映画って見に行くのに重い腰を上げる必要がありますし、上映時間のスケジュールも決まっているのでその上映時間に合わせて行動しないといけません。「ネットに落ちてくるまで待つわ」って人も今は凄い多くなっていると思いますが、やっぱりその中でも何本かはちゃんと映画館で見るといい経験になると思いますよ。

では。

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