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マジカルバナナで真理へ?

陰謀論者についてネットの掲示板を見ていたら「あいつら終わらないマジカルバナナやってるんよ」という書き込みを見た。

念の為に解説しておくと”マジカルバナナ”とは昔”マジカル頭脳パワー”と言うテレビ番組でやっていた連想ゲームで、一定のリズムに乗って「バナナと言ったら黄色!黄色と言ったら信号!信号と言ったら3色!3色といったら団子!」と言葉を繋げていきリズムに乗れなかったり言葉が出なくなったら負けと言うゲームである。”バナナといったら黄色”のイメージが物凄く定着したような気がする。

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その連想の繋がり方が陰謀論の繋がりと非常ににており、人によっては「こんなに色々な事象が繋がるとは…もはやこれは事実としか考えられない」と言う発想になってしまいあっけなく陰謀論者にクラスチェンジしてしまうみたいだ。

確かにネットが日常に完全に溶け込んでいる現代、ヒットしたページのリンクを辿っていくと物事が繋がっている(ように見える)事がある。Wikipediaでリンクを辿っていくと全然違うキーワードに変わっていたりして「ここに繋がりがあったか!」と思うような感覚。
陰謀論者になるとそれらの内容に対して裏取もファクトチェックやダブルチェックもしなくなる。こんなに繋がっているのだから本当としか言えない!という状態になるらしい。
そして「自分達が生きてる日常はこんなにも裏で操られていたのか!裏は全部繋がってるんだ!目を覚ませみんな!」みたいな感覚に嵌るのが陰謀論者である。
残念だが、あなた方如きの人生にトゥルーマン・ショーみたいな舞台装置を用意して操る予算なんて、無い。

ただ、マジカルバナナは悪いことでは無い。思考連鎖を“時間内に“考える事は大事だ。ゆっくりなら考えられるが制限時間が加わると脳がフル回転する形になる。ボケ防止として有効なのかもしれない。

小説のプロットを作る時も思考が上手く乗っているとマジカルバナナ的な発想で物語が回っていく。変な感じでトリップするのだ。予期せぬ形で伏線回収できるような構成になる事もある。この『(小説の展開を考えている)時間』ばかりは陰謀論者と同じ感覚になるのかもしれない。
しかし小説の場合は時間をかけてちゃんと裏取りをする。

ネットがない頃に有名な小説家が長編小説執筆に取り掛かる際に(本屋の街である)神保町で大量の専門書を買い漁ったと聞いた事がある。神保町では「xx先生、この前yy時代の本を大量に買っていったから次回作はyy時代の話になりそうだな」みたいな噂が立っていたのかもしれない。
作家としてはその繋がりが果たして正しいのか?実際はどうだったのか?などを多方面から分析するために大量の専門書を購入する。

ちなみに陰謀論とか都市伝説は“作り物“としては優秀な娯楽なので別に嫌いでは無い。時間潰しには丁度良いし、局所的に本当の事も混じっているような感じがするので娯楽としてはとても良い。ただあくまでも『娯楽』。取り込まれないように注意する必要があるので「自分で調べる力」は失わないで貰いたい。

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