お問い合わせはここをクリック!

赤と青のガウン

かなり前の話ですが、2025年4月21日にニッポン放送開局70周年記念として“彬子女王のオールナイトニッポンPremium“が放送されました。

僕は翌日にradikoのタイムフリーで聴いたのですが、とても言葉遣いが綺麗ですが畏まって聴く感じでも無く、皇族の方のラジオと言うのがとても興味深かった印象があります。

聞くとお父様である通称『ヒゲの殿下』こと寬仁親王殿下も過去にラジオに出演したとの事(同じくニッポン放送のオールナイトニッポン)で皇室の中でも少しユニークな家族みたいですね。

そのラジオの中で、彬子女王殿下(以下、彬子さま)がオックスフォード大学時代で過したお話が大変興味深く、日本国内では色々と自由に行動が難しい(制限される、常に側衛の方がつく)皇族の方が海外ではその枷がかなり外れ、本当の意味で自由に行動できたと言うエピソードに「なるほどなー」と。

ラジオを聴き進めていると彬子さまのオックスフォード留学記がエッセイ集として本になっている事を知りました。

タイトルは『赤と青のガウン』と言うそうです。

聞くと、この(赤と青)ガウンはオックスフォード大学の博士号(D.Phil)の人だけが着れるものらしくそのハードルはかなり高いとの事。本には興味があったのですが積ん読が多かったので直ぐには買わなかったのですが、しばらくして川崎のブックオフで本を物色していた時にこの本を見かけたので購入しました。

D PHIL RED BLUE akiko

古本なので状態が……

1つ1つの章に四文字熟語のタイトル(一期一会、前途多難、不撓不屈など)がついており、その章に数篇のエッセイが入っている構成。
驚いたのがその読みやすさです。僕はエッセイが大好きで色々な人のエッセイを読むのですが、エッセイは本当にその人の書き癖と言うか文体の特徴が心地よく読める1つのテーマなのですが、彬子さまのエッセイはすごくフラットな感じのエッセイで癖が無いんです。一篇が短く、回りくどい表現を使ったり形容が多かったりと”文字水増し”が無いのが良いですね。

「だ、である」文体なのですが、どこか暖かさを感じる美しい文体なのでスラスラ読めてしまう。“癖が無いのが癖“と言うのも変な話ですが皇族の方のエッセイを読む機会はなかなか無いので貴重ですね。
なんか一気に読むのが勿体なくなり、休日などに少しづつ読んでいて2ヶ月かけてやっと読了。

“留学記“とある通り、雑多なテーマのエッセイ集ではなく、オックスフォード大学で博士号を取るまでの出来事を時系列に並べたエッセイになっています。元は月刊誌のエッセイとの事で、長記にわたる留学生活を分割して紹介していくのに適していたのかもしれません。

読んでいて「皇族の方も食費を切り詰めて自炊するんだ」とか庶民的な生活内容を知れてなんか意外な一面を知れたなぁ〜って。

皇族とはいえ、オックスフォード大学は海外でも特に権威ある大学。学位を与えるのに忖度はありません(日本でもそういうのは無いと思いたいです)。それも英語(恐らくイギリス英語)での論文執筆や口頭弁論。かなり大変だったと思います。(実際に最後の方はかなり胃痛に悩まされたそうで)

僕は高卒なのでよくわかりませんが、「日本の大学は入るのが難しいけれど卒業は簡単。海外の大学は入るのは簡単だけれど卒業するのが難しい」とききます。それも僕でも知っているイギリスのオックスフォード大学。プラスして博士号。ゲームだとエクストラハードモードみたいな感じでしょうか?

DPHIL Front

実は僕も今からでも大学に行きたいという思いがあったりします。学歴が欲しいというよりは自分が本当に研究したいテーマに没頭して纏めあげると言う事をしてみたいですよね。勿論、研究したいテーマを自分で勝手に調べる事は今の生活でも可能ですが圧倒的に資料が足りなかったり相談相手がいないので偏った結果になってしまうかもしれません。
彬子さまも色々な人の協力や指導を経て論文を書いております。そういうのっていいなぁーと。

あ、後、会社を一旦辞めて大学に入り大学卒業後にもう一度同じ会社に入社したら給料が上がる(高卒と学卒は違う)のか?と言う下世話な興味があるところ……それを論文にしてみようかな?

ちょっと横道にそれてしまいましたね。

かしこ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です