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さよならカラオケ

カラオケ大手のシダックスが2016年8月末で44店閉店という話を聞きました。カラオケでは採算が取れなくなったのでしょうか?何か時代が終わったのを感じます。

僕はカラオケの申し子と言いますか、カラオケの出だしと共に成長してきたような気がします。高校時代のバイトでは、店主が別に開いているスナックにLD(?)カラオケが入っている程度。カラオケボックスなどと言うものは殆どありませんでした。

社会人になり、僕たちは新人の頃によく飲みに行っていました。安い居酒屋ですが。その後、よくカラオケボックスに行っていました。僕は高校時代バンドをやっていましたが、その時はオリジナルばかりで、所謂、「歌謡曲」を知りませんでした。おまけで付いて行って一曲歌う程度。

当時、携帯電話を持っている人も少なかった時代、若者の娯楽はカラオケでした。レンタルCD屋でCDを借りてきて、カセットテープやMDに曲をコピーして(違法ですが)、何回も聞いてカラオケで披露する。と言うのが定番になっていました。

飲み会やコンパの二次会は当たり前のように「カラオケ」でした。飲み会の一次会の終盤で僕のような若手が先に席を外し、二次会のカラオケボックスを予約するというのが新人の役割であり、当たり前のようにありました。

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当時は、「歌が上手い」人がモテていました。これは事実。僕たちも練習がてら、新宿の747(一時間ひとり747円)と言うカラオケ店で歌っておりました。寮の付近にもカラオケボックスが2つあり、帰りによく歌ったものです。一つは明らかに途中からカラオケボックスにした模様で、畳の部屋にカラオケの機械があったほどです。

当時は、カラオケボックスでも機種により曲のばらつきがあり、デンモクなんてものが無かった時代、分厚い本を読みながら曲を探したものです。最初の数ページが「今月の新曲」コーナーでしてね。いやー、懐かしかった。

カラオケの天下は大分続いたような気がします。今でもそうなのかもしれません。コンパの2次会はカラオケ。この定番はまだ続いているのでしょうか?僕はスナックで歌うことが多くなり、カラオケボックスは本当に暇なときに時間を潰す手段となっていました。

今は、スマホがありますし、着うたと言うのも減ってきています。カラオケボックスに通う連中はどのように世代交代しているのでしょう?デンモクで一発で曲を探せる時代。他の人が歌っている間にスマホで他の事が出来るようになった時代。少し、悲しくもあります。

昔から、娯楽は移り変わっています。
ボーリング、カラオケ、…。

まだまだ、カラオケの文化は残ると思いますが、今の僕は飲み会の二次会でカラオケに行こうとは思いませんし、カラオケが上手いからってモテる時代(と言うか年齢)でもありません。

最近は多様性の時代です。ビリヤードやダーツなどにもまた灯りがともってきてます。スマホも当たり前の時代、カラオケの時代も一つの時代として残る事でしょう。僕としてはちょっと懐かしくも、悲しくもあります。

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