就職活動しないでブロガーになる意味がわからない。

ツイッターとかを見ていると「大学やめてブロガーになります！」みたいな発言を見ることがたまにあります。ウェーイのノリなのですかね？

僕は大学を辞めなくてもウェーイのノリで人気ブログを書くことは出来ると思うんです。在学中にブログでお小遣い程度を稼いでいる人も多いのでは無いでしょうか？
僕が学生時代にはインターネットが無かったからお金が欲しけりゃバイトしたものです。今では、ブログである程度稼ぐことはできますね。

でも、そのノリは何歳まで続くのでしょう？
「うーん、アクセス数も上がらないし、全然お金が入ってこない。毎日書くのも疲れてきたなぁ。あぁ、同級生のあいつは一流企業に入ったのか（Facebook見ながら）」なんて思ってももう遅いですよ。勿論、人生の経験にはなりますけれど。

ブロガーの夢ってなんなんでしょう？不労所得？働かなくてもお金が入る生活ですかね？
なら死ぬ気で働いて若いうちにお金を稼いでマンションや駐車場持てば不労所得は入るんです。

株をやっている人とかもビルを持っていたりして、不労収入があったりします。

ブログだけで食ってる人って何人くらいいるんでしょう？
セミナーやnote販売、サロンなどを開かないで単純にブログだけで稼ぐ。
おそらく一握りもいないと思います。大抵のプロブロガーは、セミナーを開いたりnote販売したり、サロンを開いて固定収入があるはずです。

プロブロガーはなぜ高収入で”やりたい事”だけできているのか！？

昔、ブロガーなんて言葉がない時にテキストサイト管理人なんて呼ばれていた時代。
沢山のヒット日記が生まれました。あの頃は面白かった。全員がハガキ職人みたいな雰囲気。侍魂なんてその筆頭ですね。当時にアドセンス広告やアフィリエイトがあれば物凄く稼げたんだと思いますが、大学卒業と共に家業をつぎ、インターネットとは距離を置いて行きました。

ブログで食べるためにはGoogle先生に嫌われない様に、検索順位を上げる為の努力をしないといけません。Google先生の検索アルゴリズムは時折変わるのでそれを考えながらPVとにらめっこする毎日。

また、ブロガーは起業ではありません。
起業は自分が雇用主になって事業を回す事です。ロケットニュースやオモコロ、大成功の例としてはナタリーみたいにWEBニュースのビジネスはあるけれど新規開拓は難しいですね。アイデア勝負です。ブログではないですね。

新しいWebサービスを開発してそれでお金を得るとかなら可能だと思うんですけれど。ブロガーが集まった会社ってないですよね。何すんの？って感じです。

僕は情報発信をして承認欲求を満たすためにブログを書いてます。
でも、「情報発信してくれてありがとう！」とは言われてもお金をくれるわけではありません。
結局はGoogle、Amazonと言った広告を貼ることでお小遣い程度のお金を貰うわけです。

そうです。ブロガーって起業じゃないんですよ。ここ、勘違いしやすいんですけど違うんです。
GoogleやAmazon、ASP（アフィリエイト主）と契約して勤務する労働者なんですよ。決して雇用主ではないです。雇われている側です。

ブログだけではなく、広告依頼が来てライターとして文章を書きクライアントから報酬を得る方法で食べていけるのなら良いのかもしれません。ライターとしてそれで生計を立てれるのであれば個人事業主にはなれると思うんですが（ヨッピーさんとかがそうですね）、ブログだけで起業って言うのはなんか違うと思うんですよね。

ちなみに僕も一時期、１記事500〜1000文字の経済記事を書く副業をしていました。1記事1000円。月にMAX10記事（10ブログに1記事ずつ）を書く作業です。テーマは与えられないけれど「ふるさと納税」「雇用統計」「フラット３５」などのカテゴリーは決められていました。僕にとってそんなに興味がない話題だったのですが、具体的なタイトルさえ決まれば、500文字を書くのは一瞬なのですけれど、それでもMAXで月に10000円（源泉徴収されてもっと低い）でした。この副業は、雇用主が方針を変えたため終了しました。
文章を書くのは苦ではありませんが、この仕事は本当に割り切ってやってましたね。「楽しいこと」では無かったです。

僕は、ヒトデさんみたいに会社員をしながらブログで副収入を貰ってもいいですし、フミコフミオさん（現在無職）のように仕事の内容でロックな日記を書くこともあります。（彼はライターもやってますね）

せっかく大学に入ってから「おれ、ブロガーになる！」とか「田舎暮らしする！」ってのはちょっと勿体無いのでは無いかなぁ〜って思うんです。（田舎暮らしを否定するわけではないです。でも、大学を卒業してからでもいいのでは？って思います）

おぎやはぎが提唱（？）「借金面接」！！