「多動力」って本がありますね、堀江貴文(ホリエモン)さんの本です。
なんて言うか、刺激的なキャッチフレーズが並んでいて年配者からは「バカじゃねーの?会社で通用するわけねーだろ」になりますし、若者からは「目から鱗が落ちました!」って言う非常に二極化特化された本。僕も読みました。
この本の中で有名なセリフがあります。
大事な会議でスマホをいじる勇気を持て
これですね。
これで「僕もこれから会議でスマホをいじろうと思います!」なんて意見がTwitterで上がってくるから困った始末。
でも僕が言っているのは「会議ではスマホを使うな!」と言うものではありません。誤解なきよう。
僕も会議中にTwitter見たりLINEの返信をしたりします。「なんだ言ってる事が違うじゃ無いか!」って思わないでください。
そう言う会議は「大事な会議」では無いんです。なんの目的もなくただ頭数として集められる無駄な会議。僕は「会議は踊る」と読んでいます。
そもそも「大事な会議って何?」って話ですが「自分に決定権がある」もしくは「自分が決定(決裁)を依頼する」会議です。
また、僕は自分に発言権が無い会議は僕にとって大事な会議ではありません。どれだけ「大事な会議だぞ!」と言われて呼ばれても「間違っても変な事話すなよ」なんて上司に言われている会議は僕にとって”大事な会議”では無いです
もちろん、そんな会議は無い方が良いのですが”会議をしただけで仕事をした気持ち”になる人がまだまだいます。日本の悪い文化です。そう言うのに自分の時間を割かれるのは勿体無いので、スマホを使ってもいいですしPCを持ち込んでネットサーフィンをしていても良いです(僕はそうしています)。勿論別の仕事をしたりもします(これを僕達は“内職”と呼んでいます)
昔、あるプロジェクトで定例会議が毎週火曜日の20時から実施されていました。終わりの時間は決まっておらず基本は終電まで。今考えても馬鹿馬鹿しい会議です。まぁ18年前位の話なので。
僕のチームは定例報告の数字を事前に用意していたので5分で終了します。遅れていてもリカバリープランを準備しているのでそれを発言しておけば責められることはなかったです。
ただ、他の遅れているチームに対して「どうするのか!」と言う議題だけが終電まで続く。
スマホもなかったので、シグマリオンってミニPCに通信カードをさして2chを見ていました。だって勿体無いもの。バカのバカな話に終電まで時間割かれるほど無駄なことはない。
あと、スマホいじっても良いですけれど自分に発言を求められたときに「聞いていませんでした」って言うのはバカのやる事なのでやめてください。迷惑です。
それを意識した上でスマホをいじってくださいね。
ホリエモンは起業家なので最初の経験が社長です。部下がつまらない会議を開こうとしたらスマホをいじるのでしょう。そんな会議開かなければ良いのに。
あとは朝生に出ている途中でスマホをいじって怒られたそうですが、あれはバラエティー番組なので別にいじっても良いと思います。だってあの討論、結論でないですもの。時間まであーだこーだ言っているだけ。
もう一度確認してください。会議でスマホをいじっても良いです。でも、自分にとって”大事な会議”ではスマホは最小限にしてくださいね。
あと、自分が「よし!これは会議開いてぜひ決めるぞ!」と熱い思いで会議を開いた時に参加者がろくに自分の発言を聞かなくてスマホばっかりいじっても文句言えない覚悟をしておいてくださいね。
では。