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これからの若者に期待!

はじめに

  • 会社に縛られずに自由に生きる!
  • 起業する!
  • 終身雇用がないんだから、1つの会社に固執する必要はない!
  • 遊びを仕事に!

と言う啓蒙が流行っているような気がしています、と言うかインフルエンサーとかが、そう言う生き方を推奨しているんでしょう。

「今、勤めている会社がいつまでもあると思うのは思考停止!」
「AIに置き換わるような仕事にしがみつく事しかできないのは老害」

など煽っている人もいますね。(自称プロブロガーさんとか)

僕の想い

これらの考え方に対して僕は肯定も否定もしません。そもそも人の人生は人が決めるものだし、僕自身44歳と言うおっさんなので、僕が言っても「じじぃうるせーよ。これからの時代は違うんだよ」って言われて終わりですからね。

ただ、1つだけ理解して欲しいのが、僕達の世代自身、入社当時は上の世代から「新人類」って呼ばれていたんですよ。「新人類は何を考えているかわからない」「新人類には今までの根性論が通用しない」とか。
バンドブームでしたし、イカすバンド天国なんて番組もあって、「会社員で人生終わらせるのはダサい、俺は音楽で世界を変えるぜ!」なーんて人も周りに沢山いました。今も昔も一緒ですね。

ちなみに、「お前らはバブル経験してるから良いだろ?」なんて言われそうですが、僕の世代はバブルが弾けた後の所謂ロスジェネと呼ばれる世代で、就職も超氷河期だったんですよね。

僕は高校時代からプログラムとバンドを趣味としていたので、”プログラムで飯食って、趣味でバンドをやろう”と思い今の会社に入りました。
そりゃー、理不尽な事も今では考えられないようなパワハラも受けてきましたよ。でも、生きてますからね。給料も貰ってますし。
でも、純粋に自分の技術が評価(給料とかとは別に)される場面も多いので、”働かされてる”感は無いです。

結果論ですが、僕は”やりたい事をやって生きている”訳です。サラリーマン全員が嫌々仕事をしているわけではないと思うんですよね。

現在

日本も欧米型の社会に変わり、終身雇用の時代では無くなるでしょう。だから、「この会社そろそろヤバそうだな」って嗅覚が発達してれば転職しても良いですよね。逆に言うとこれからの時代、この”嗅覚”が大事になってくると思います。

俺はブログで楽しく食ってくよ!ってのもYoutuberになるぜ!ってのも良いですし、「そんなの仕事じゃ無いだろ!」なんて否定する気持ちもありません。ただ、ブログ(の場合はAdsense)やYoutubeだって、お金を貰う為にはGoogleさんの元で働くかたちになります。なにせお金をくれるのがGoogleなのですから。Youtubeだって、Googleさんの釘先三寸で単価下げられたら一気に報酬が10分の1とかになったりしますからね。そればっかりはどうしようも無いんです。

フリーランス、結構じゃ無いですか!
自由に生きてください。

Group young people

でもね、ちゃんとそれで生活してくださいね。その結果で貰ったお金で税金を払い、家賃・水道光熱費、通信費、食費…など。それをまかなって初めて「これで食ってる」って言う形になると僕は思ってます(この考えが老害と思われるかも知れません。僕も富の再配分は可能性を感じています)

甘えれるのは3年目くらいまで

まだ稼げてないけれど、3年ぐらいは頑張る!ってなら、その3年間位は親に援助して貰っても仕方ないと思います。まぁ、家庭環境によってはやりたくもないバイトしてでも稼いが無いといけませんが自宅に住めますし食事も食べられるでしょう。

3年過ぎても、やりたいことだけやって、生活費は両親から貰ってる…。これ、「穀潰し」ですからね。気がつけば自分も”子供部屋おじさん”になっちゃうわけです。

あまり知られていないかもしれませんが、お笑い芸人だってミュージシャンだって成功するのはほんの一部ですし、その人達だって成功するまでは夢を追いかけながらバイトして生計を立ててるんです。

やりたく無い仕事は?

やりたくない仕事なんてしなきゃいいじゃん!
そうでしょうね。
じゃあ、その仕事って誰がやるの?…って話になると僕は移民と言う形になると思います。最近、コンビニやファストフードの店員さんに外国の人が多くなってきたと思いませんか?

やりたく無い(働きがいが無い、時給が安い)仕事は、海外の人がやる形がこれから増えてきます。

今後、病院に入院しても看護師さんが外国人って感じになってくるでしょうね。介護だってそうです。海外の人に「ヤマーダさん、なんでオシッコトイレでできないの?ワタシわからないネ!」なんて言われながら介護される時代はすぐそこにあると思います。

まだ、それなら良いでしょうね。
「サラリーマンなんてだせぇ」って言ってるかもしれませんが、そのサラリーマンたちが世界で戦える会社を維持して、日本は経済大国になりました。

下手すると、今後誰も働かなくなる(と言うか、ブログやYoutubeで食う)と”日本円”の価値も下がるかもしれません。
そうすると、海外の人も日本に魅力を感じなくなりそもそも誰もこなくなるかも知れません。日本円の価値が強いから、極東のこの国には力があるんです。

「ブロックチェーンだよ、ビットコインだよ。日本円なんてなくなるよ!わかってないなぁ」なんて意見が出てくるかも知れません。
でもね、今は1BTCは60-70万円位の価値かもしれませんが、今後1BTCが500万円くらいになるかも知れません。
すると、親の資産が1億円あったとしたら、現在は1億”円”ですけれど、ビットコインの世界になると、20BTCにしかなりません。
「あれ?思ってたのと違う」ってからは遅いのです。

終わりに

僕はね、働きたくないなら、新しいサービスを生み出して欲しいんですよね。日本からTwitterやFacebook、ひいてはAppleやGoogleみたいな会社を作って欲しいんです。これは僕たち40オーバーの世代ではもはや手遅れです。今残っている日本の大企業がAppleやFacebookになれる可能性はゼロです。

だから、チャンスがある。誰も思いつかなかったけれど、実際にあると凄い便利なサービス。作るのにはPC1台あれば良い。ライバルは世界。

そう言う意味で「老害はクソ」って言っている世代に対して僕は大きな期待をしているのです。

では。

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