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なぜ三重県ではオールナイトでパチンコ屋が営業できるのか?

はじめに

さて、大晦日です。平成最後の大晦日ですね。色々と思うこともある人もいるでしょうね。僕はね、暇です。独身で一人暮らしなのでぶっちゃけする事が無いんです。
暇となると「暇だからパチンコでも行くかなぁ」なんて発想になりそうなクズ人間ですが、年末年始の休みは、GW・夏休みに続くパチンコ屋の大回収時期なので、本当に負ける覚悟で行かないとダメなんですよね。

で、大晦日といえばパチスロファンの中で有名なのが”三重のオールナイト”です。パチスロって打ってると凄い大爆発する事があるんですけれど、基本的に23時までしか営業していないので、「あぁ、時間があればもっともっと出たのにぃ」と思いながら打つのをやめなければいけません。

Building pachinko

その夢を叶えたのが”三重のオールナイト”です。三重県の特定のパチンコ屋は12/31の10:00〜1/1の23:00まで営業しています(店によって微妙に時間が異なります)。なので、もし爆発したら、閉店時間が翌日の23時までと言うことになり、夢が広がるんですよね。
なので、ビッグマネーを求めてパチスロ打ち達は大晦日は聖地である三重県へと向かうのです。

なぜオールナイト営業が可能なの?

なぜ、三重県ではオールナイト経営が可能なのでしょうか?ただの店のサービスイベントって訳には生きません。営業時間は風適法(みたいなやつ)で決められているから、店にそれを決める裁量の余地は無いのです。

ではどう言う仕組みでオールナイト営業をしているのか?まぁ、答えは簡単なんですよね。

三重県には「伊勢神宮」があります。
伊勢神宮への初詣にはものすごい数の人が訪れます。そうなると出てくるのが「トイレ問題」。初詣の為だけにトイレを臨時設置するってのも変な話。「じゃぁ〜、我々パチスロ店がトイレを提供しますよ」と名乗り出た訳です。

完全なこじつけです。ただ、トイレが無いからと行って周りで屋外で済まされてもこれも問題。お上(警察)も認めているって言う物なんですよね。

Toilet gyouretsu

別に伊勢神宮でトイレに行きたくなって歩いていける場所のパチンコ屋なら話も通じるでしょうが、結構郊外でもパチスロ店はオールナイト営業。おしっこ漏れてしまいますよ、って話ですよね。

そもそも三重にはパチンコ屋がなかった?

今、パチスロを打っているキッズは知らないかもしれませんが、実は、2000年まで、日本で唯一パチスロ店を開けない(設置できない)、唯一の県が三重県だったんです。
これ、どう言う理由がわかりませんけれど、県の公安委員会が頑なに拒否していたとの事。けれど、何を思ったのか(グレーなお金が動いたのか、トップが変わったのか)2000年から「やっぱりパチスロ屋やってもいいよん」と規制が変わりました。

当時のパチスロは知識や技術がないと勝てない時代。「三重の人はパチスロ知らないだろうから、俺たち(上級者やプロ)が三重にいけば勝ちやすいんじゃないか?」って〜思考が発生するのも当たり前の話。

結果的に、県外から上級者・プロが遠征してくるようになってしまった訳ですね。

おわりに

頑なにパチスロ店を認めなかった三重県。けれど、一回認めちゃったら、「そうだなぁ、伊勢参りもあるし、大晦日、元旦はオールナイトもOKとするか」なんてゆるゆる規制が。

その為に、オールナイト営業の日は県外からの遠征組でパチンコ屋が満席(駐車場もね)になり、結果的に、地域住民としてはあまり嬉しくない結果になると言うとんでもない本末転倒な事態になっています。

長期的な目で見るとパチンコ・パチスロのお客は、台の規制(昔の台はギャンブル性がものすごく高く”射幸性を煽る”と行って年が進むにつれどんどんと規制が強くなっています)に伴い減少しています。

10年前には大量にあったパチンコ屋も久々に行ってみたら、すげー店が減ってた。なんて街も都市部には沢山あります(神田とか神田とか神田とか)

まぁ、それ以上にコンビニの数がすげー増えているので、ここら辺でまたオールナイト営業辞めてもいいんじゃないかなぁ?なんて個人的には思っている次第です。

…でも「平成最後のオールナイト営業!」とか言ってやっぱり盛り上がるんだろうなぁ。
では。

 

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