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リーガルハイはキムタクでは成功しない

今、テレビドラマで流行っていると言えば(2013年7月末現在)、「半沢直樹」では無いでしょうか?元々原作が弱者が悪者を倒すと言うストーリーなので、見ていてすがすがしいと思います。「やられたら、倍返しだ。」は流行語になるのではないでしょうか?

そんなドラマの主役と言えば、堺雅人です。僕は昔からこの俳優が大好きで作品を見たりエッセイを読んだりしているのですが、菅野美穂さんと結婚して、今、ノリにノッている俳優ではないでしょうか?

少し前に同じように「面白い」と話題になったドラマがあります。「リーガルハイ」と言うドラマで、主演は同じ堺雅人です。

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このドラマはとにかく、長台詞でまくし立てるドラマです。

本題です。このドラマ、主役がキムタクだったらどうなっていたでしょうか?ある程度ヒットはするでしょうがいつものヒットで終っていたのでは無いでしょうか?

堺雅人と木村拓哉、何が違うか?ですが、たとえば堺雅人のかわりに大泉洋でも面白かったと思います。

この違い、わかりますか?

そうです、堺雅人と大泉洋とかは”舞台俳優”なのです。演劇畑なのです。演劇畑の人はよく「芝居が大きい」と言われます。舞台なので、自分の言葉や感情をはっきり遠くまで示すまでに大きな芝居をしがちです。

だけれども、この「リーガルハイ」、実は大きな芝居をしているのです。TVドラマですが、大きな芝居をしている。ちょっと変人検事役を滑稽に演じる為には「大きな芝居」が必要だったのではないか!?と思います。

極論ですが、TVドラマの俳優はTVドラマの芝居しかできません。

今、TVドラマが低迷していると言われていますが、起死回生の一策として、昔の名作を焼きなおすのでは無く、舞台をそのままTVで流してしまった方がいいのでは無いでしょうか?

そういえば、「あまちゃん」も人気ですが、よく見てみると、脚本が宮藤官九郎だからか、舞台畑の人が沢山出ています。あまちゃん人気も、実は舞台経験が少し役立っているのかもしれませんね。

では。

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