会社の同期からたまにLINEで食べているご飯の写真が送られてくる。
もちろん、男性。同期なので年齢も同じ。僕もたまーに自分のご飯の写真を撮るがLINEで送る相手などいない。こどおじとはそんなもの。
Instagramで自己顕示欲を満たす20代女性とは違うのである。
で、その送られてくるご飯の写真の中に同期の家の近くの定食屋のものがある。何回も送られて来るので「ああ、あの店か!」と返信するのがお約束なのだが、どうもその店の定食には必ず小さなパックのふりかけが付いているのだ。
……ふりかけ。
ふりかけは好きだ。中でも『のりたま』には絶大な信頼を寄せている。
それをきっかけに少し思い出したのだが、高校時代の弁当にふりかけがかかっている弁当はみた覚えはあるが街で売っているお弁当にふりかけがかかっているものは無いのではなかろうか?
少し高いお弁当には佃煮みたいなものが乗っているものはあるけれどデフォルトでふりかけがかかっているお弁当は少し記憶を辿っても無いのだ。
「あると安心する」
僕にとってのふりかけはそういう存在。決してメインの食べ物ではないけれど、白米が余った時のスーパーサブ。
先ほどの街のお弁当を例にだすとふりかけがたっぷりとかかったお弁当になるとふりかけが強調されおかずの本来の目的が薄まってしまう。「銀鮭弁当」や「生姜焼き弁当」のご飯の部分にたっぷりと『のりたま』がかかっていたら具材の魅力が半減するのだ。
さて、『のりたま』と言えば丸美屋。ただ、『のりたま』だけだと飽きるので『味道楽』にも手を出している。
当たり前だがスーパーなどに売っているので家に常備するようにしている。

そしてふりかけと言えばスーパーネーミングセンスを誇る三島食品も侮れない。『ゆかり』『あかり』『かおり』と言った女性ネーミングシリーズに加え『ひろし』『しげき』といった男性ネーミングも忘れていない。
ただ、非常に申し訳ないが名前は有名だがほとんど食べたことは無い。それだけ僕の『のりたま』に対する信頼感は絶大なのだ。
皆さんも良く行く外食店などで「メニューは豊富にあるがなかなか冒険出来ない」と言う理由でいつも頼んでいる安定メニューに逃げる事が無いだろうか?自身の場合、CoCo壱でのソーセージカレーがそれに当たる。ふりかけ自体はそういう外食メニューよりは安価になるが「外したくない」のである。
そう言えば昔、“おとなのふりかけ“ってあった。今も多分あるとおもうが、今思言えば「ふりかけは子供が食べるもの」みたいなイメージに対して”おとなの”を付ける事で「大人が食べても問題ない。むしろ大人用にチューニングされている」というふりかけは大人にとって大きな免罪符になっていたのではなかろうか?
家ではほとんど自炊はしないが、納豆ご飯が好きな僕はたまに朝食にパックご飯と納豆を食する事がある。基本的に納豆1パックでちょうどパックごはん一食を消費できる配分で食べているのだが、「家には『のりたま』と『味道楽』が常備されているのだ!納豆を食べきって白米が残ろうがまったく問題はない!」という気持ちにさせてくれる。ふりかけとはそういう存在。
そのため、「今日はふりかけでご飯が食べたい!」という”ふりかけ目的”の食事は無い。悲しいがなそれが事実。
しかし、酒飲みの僕としてはふりかけすら酒のツマミになる。昔の酒飲みが塩を舐めてツマミにしたのと同様の理論である。しかしながら、肝臓だけでなく塩分を異常に摂取することになるのでオススメはしない。自己責任でお願いしたい。
家で白米を食べる習慣がある人は、是非ふりかけの存在を思い出していただきたい。絶対安心できる相棒は近くのスーパー、コンビニであなたを待っている。

