>>ここをクリックしてお気軽にお問い合わせください!<<

人からお金を貰って生きるということ

はじめに

僕はサラリーマンなので会社からお金を貰っています。給料(サラリー)の為に働くからサラリーマン。ちなみにサラリーマンは和製英語で英語では”Office Worker”と言います。

さて、僕の給料は会社が出してくれるんですけれど、その会社だって無尽蔵にお金がある訳ではないのでどこかからお金を貰っているわけですよね。

なので僕は直接的に個人と仕事をして数十万円の取引ってした事ないです。

でも、人からお金を貰って働くってのは大変なんだよな、って思ってます。

今回はそんなお話。

サラリーマンだって数十億のお金を動かすよ

僕はコンピューターのエンジニアとしてお客様のシステムを構築する仕事を生業としています。

このコンピューターのシステムってのはかなりの金額が動いて、大企業を相手にすると数十億円のプロジェクトに参加したりする訳です、誇張すれば「数十億円の案件を担当」とでも言えるのでしょうか?

でも、別に何百人のチームの中である程度の人を束ねて仕事を進行していた訳であって自分の力だけで勝ち取った訳ではないんですよね。

まぁ、あるプロジェクトに参加したときは営業が「このままでは数億の損害賠償になってしまう」と言っていた状態でした。

僕は火消しって言われる立場で参加したのですが、一緒の参加した上長の温情(裁量を貰えた)もあって自由にできたので、無事に稼働できた思い出です。

火消しの思い出

「俺が数億円の損害賠償を解決した!」みたいな半沢直樹的な話にもできる訳ですが、まぁ変に自慢するのは居酒屋だけにしておきます。別にサラリーマンなので個人での成功ではないですからね。

飲み屋などの個人経営

僕はストレス発散と趣味を兼ねて地元のBARに行っています。そこは現金払いなので、直接店長との金銭の授受が発生する訳なんですよね。

G6BZUDmg

飲み屋なので色々なお客様がいます。お酒を扱うから”色々”って範囲も広くなります。

愚痴を言うだけならまだしも、他のお客様に迷惑をかけそうになるお客様もいるはずです。
僕が行っているのは地元のBARなので、さすがにそこまで変な人は来ないと思いますけれど、やっぱり”接客”をしている分大変なのだと思います。

なので、やはり家で飲むより高いのは当たり前なんです。原価厨クソクラえ。

僕は「空間と時間にお金を払っているんだ」って思ったりしているから問題ないんですけれど。

実はこれって凄い大事な事なんですよね。美味しい料理を出す店なら「味で勝負」とかありますよね。家で料理しても出せない味(素材や調理方法なども含めて)を提供してくれる所に価値があるんだと思います。

なので、そう言う店を経営している人って、僕みたいなサラリーマンには到底わからないプレッシャーがあるんだと思っています。

その地元のBARだって悪評が立つとお客様って来なくなると思うんですよ。そう言う意味では店長とお客様の”信用と信頼の関係”があるから何年も経営できている訳です。

お金を貰うということ

次に僕が言いたいのは情報商材とかでお金を稼いでいる人です。

実績もないのに机上の空論で商材を売るのは「他人からお金を頂く」と言う事に対して責任を取らなさすぎだと思うんですよね。

僕は“自己責任”って言う言葉、凄い好きじゃないんですよ。

もちろん、その人が勝手に暴走して失敗したら”自己責任だろ”と言います。ギャンブルや投資にハマったり女性に貢いだりして失敗したら、ダイレクトにそう言います。(もちろん事前に相談してくれれば相談に乗りますが)

でもお金を払って商材を買っている人に対して”自己責任”とは言い難いと思うんですよね。
それは僕が”サラリーマン脳”だからかもしれません。

でもそう言うのって”出来高制度”ってのもできると思うんですよ。”成功報酬”って言うか。

例えば、僕は地元(矢向)の人のパソコンの設定をしたり「ネットに繋がらなくなった」と言う人のトラブルシュートをしますけれど、基本的に自分から「これをやるならxx万円もらいます」とは言いません。

うまく行ったらそれでよし。ビールを奢ってもらったり、数千円の寸志をもらったりする程度です。
でも、失敗したらもちろんお金がいただきません。副業というか趣味の範囲でできるから為せるわざなのかもしれません。

なんでも売れればOKと言う人はブランドが廃れる

もちろん、時代は変わっています。新しいお金の稼ぎ方も多くなっています。「ブログで稼ぐ」「Youtubeで稼ぐ」とかはその典型でしょう。

ただ、その場合は、直接相手からお金を貰う訳じゃないんですよね。広告収入になっている訳です。なので、見て、読んで文句を言うのは筋違いだと思うんですよ。(もちろん間違いに対して”指摘”するのはOKです。)

noteなどのネット媒体で金銭を授受して情報を売ると言うのもある程度正常化しています。昔は、情報商材(ブログでxx万円稼ぐ方法!とか)も普通に数万円で売っていましたからね。

僕は、Youtubeとかの収益に関しては特に言及しません。先に書いた通り広告収入という仲介があるからです。
でも、商材って嫌いなんですよね。これ性格なのかもしれません。

例えば、学校受験や資格取得の参考書には”答え”があります。それをやっていれば学力が身につきますが、試験に落ちたら”自己責任”になるかもしれません。
でも、でもですね。間違ったことは書いてないんですよ。本を買っただけで満足して勉強しなかったかそう言うのだと思うんですよ。(あと、試験問題が全然違ったってのもあると思いますが、そう言うのは応用で効くと思ってます)

でも、答えがない「Twitterのフォロワーの増やし方」「ブログで月にxx万円稼ぐ方法」「Youtube攻略方法」とかってお金を取って売っちゃダメだと思うんです。
いや、矛盾しているかもしれませんが、参考書とかは「答え」があるだけまだ良しだと思うんですよ。「この商材を買って、書いてある通りにしたらフォロワーが10万人になった!」とか”再現性”があれば僕も文句は言いませんし、きっとその商材を買うでしょう。

でも、そう言う商材って”再現性”が無いんですよね。また、なんで「再現性が無い」って僕が断言しているかと言ったら、「その商材を買った人で成功した人」が出てきてないからなんです。

例えば、イケダハヤトさんの「Youtube攻略大全」を数万円出して買った人で銀の盾を貰えた人っているのでしょうか?
「ブログ攻略の教科書」を買ってブログで食べていけるようになった人っているのでしょうか?

僕にはそう言う人が出てきてないような気がするんですよね。それはイケダハヤトさんに限った事ではなくて、はあちゅうさんとか有名人(?)でも一緒です。会員限定サロンの話は聞きますけれど、そのサロンから成功者(イケハヤさんレベルの有名人)が出てないんですよね。

僕はそこに尽きると思ってます。
そう言う「机上の空論」でお金をもらい、結果が出ない事を”自己責任”と言い切れる人って信用を失っていくと思ってます。

1年、2年の短期スパンでは逃げ切りも可能でしょうが、数十年スパンで商材を売って稼ぐ人ってなかなかいないと思いますし、そう言う世界にはなって欲しくないと思っています。

本屋で売ってる自己啓発本との違い。

「情報商材、情報商材って言うけれど、本屋で売ってる本だって一緒じゃん!」って言う反論が来るかもしれません。

そこでまず言いたいのが、
・フォロワーを増やす方法
・ブログで稼ぐ方法
みたいな具体的に結果が出るような本は”売ってません”。テクニックとかノウハウは売っていると思いますが、通り一辺倒のみんなが通る道をショートカットできるような感じの本でしょう。

あと、書店の本って立ち読みできるんですよ。何時間もかけてじっくり読んだらそりゃー迷惑になると思いますけれど、目次を見るだけとか、ペラペラめくってその本が自分に合っているのか?とかと言う行為をお金を払う前にできるんですよね。

あとはレビューが見れるってのもあります。立ち読みはできないけれど興味があるとか言った本をネットで買う際にもAmazonレビューなどのレビューが存在します。
Amazonの場合は「好意的な評価」と「否定的な評価」の両方を見る事ができるので、参考になると思います。

でも、情報商材は買わないと中身がみれない。目次すらわからない場合だってあるんですよ。

そして、情報商材は結構高価なイメージがあります。980円とか1000円未満であれば、「買ったけれど失敗したぁ」って言う”失敗”もやむなしと思うんですけれど、数万円の商材を中身を見ずに買うってのは本当に勇気が入ります。

数万円の書籍って言うと本当に色々考え抜かれたり特殊性があったりする技術書のレベルです。

終わりに

人からお金を貰って商売をすると言うのはとても難しい事です。サラリーマンみたいに「少々失敗して会社に迷惑をかけても給料がもらえる」って訳ではありません。

僕には到底真似できない商売だと思っています。
だからこそ、対面でお金を渡さないで対価を受け取って、「今月も儲かった。時代はネットですね」って言う人ってあまり信用できないんです。

これは完全に僕の脳味噌・考え方が古いものだと言うのも理解しています。

でも、このコロナ禍のなかで僕たちのライフラインを支えてくれている物流配送関係者を「これからはAIに置き換わる」とか無責任に言ったり自分はクーラーの効いた部屋である事ない事を商材として売っている人たちってあんまり好きではありません。

確かに自動運転はAIによって変わってくるかもしれませんが、今現在、汗かいて働いている人たちを「オワコン」とか言って欲しくないんですよね。

”人からお金を貰って生きる”って言うことには責任と信頼が強く関係すると僕は思っています。

なので、僕はそう言う生き方をしている人に感謝を忘れませんが、責任をとらずお金を貰っていながら”自己責任”を謳う人って心から軽蔑します。

やっぱり人を欺く商売ではなくて、心を通じてお金をやりとりする事ってものすごく大変で、僕はサラリーマンでよかったなぁ。と思った次第です。

長くなってしまいすいません。

ちなみに僕なりの情報を下記に貼っておきます。ネットの世界で騙されないための考え方です。もちろん無料ですよ。

ネット時代の帝王学

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です