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空にかかる電線が好きです

空の写真を撮るのが好きです。デジカメで気軽に写真を撮ってその場で確認できるようになって写真撮影は一気に便利になりました。今ではスマホのカメラ機能がかなり進んでいるのでデジカメを持ち歩かなくても高いクオリティーの写真が撮れるようになったのでハードルも下がっていると思います。インスタグラムとかの写真特化SNSもあるので、さながら「一億総カメラマン時代」と言ったところでしょうか?

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ちなみに僕は、動物や人を撮るよりも自然を撮るのが好きな傾向なんですよね。その中でも空が一番好きだなんです。快晴だと単色になって面白みがないので、雲がある方が良いです。あとは雲の隙間から太陽の光が刺している奴とかいいですよね。個人的にですが神聖なイメージを受けます。”主よ人の望みの喜びよ”って感じがするんです。

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さらに僕は電柱や電線が一緒に写っている方が好きなんですよ。これは意見が分かれると思うんですけれど。人によっては「この写真いいですけれど、電線が邪魔ですね」っていう人もいます。

でも、僕は電線があるから良いと思っています。そっちの方が好きなんですよね。

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なぜなら、自然に対して人間が作り出した無機物(マテリアル)が写っているのが良いからだと言うのが根本にあります。

あとは、単純に絵が引き締まると言うのがあります。やはり漠然と空が写っているよりも”地面がある”というか、何かものさしがあった方が、アングルがわかりやすいんです。

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やはり比較できるものがないと締まらないです

 

さて、人間が作り出した無機物ってのは自然の中に沢山設置されています。

その中でも生活の為に必要な物の代表ってのが電柱や電線であると思っているんです。送電されることによって僕たちは豊かな生活を送れている訳ですから。

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自然と文明の調和。それが歪なものなのか?判断するのは人それぞれだと思います。

邪魔だと思いながらもそれらがないと人間は今のような生活が出来ないのは事実なんですよね。

歪なものを排除していこうとすると人間はどんどんと生きていけない環境になる。

だから人間のエゴで自然と生態系をガツガツと壊しながら人々は便利に生きている訳です。

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あと、僕はこういう写真を撮るときはなるべく生活感は見えないようにしています。具体的にいうと「写真の中に人を写さない」と言うものです。人間だけではなく、猫や犬などの動物もです。

勿論、僕は人や動物を撮るのも好きです。でも、そう言う場合は、逆に電線や電柱を入れるよりも飲み物やタバコといった生活感あふれるものを一緒に撮るようにするのでアプローチが全く別になります。

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しわくちゃなベッドが生活感を演出!

基本的には「今日は何を撮ろう!」と言うのは考えておらずに散歩をしている中で気に入った空があったら撮るて感じなんですよね。だから場所も様々です。

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…とそこまでかっこよく考えてみたんですけれど、おそらく、これはエヴァンゲリオンの影響だと自己分析しています。庵野秀明監督の強い電柱への拘りからか、エヴァンゲリオンには沢山の電柱と電線を描いたカットが差し込まれているんですよね。
きっと無意識で僕はその影響を強く受けているのだと思います。

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シン・エヴァンゲリオン劇場版を見る前、地元の矢向駅と綺麗な空(と雲)を見つけたので撮ってみたのですが、奇しくもシン・エヴァのラストシーンみたいな感じになってしまいました。後付けじゃないですよ、これ。

 

いつか「空の写真展」を開くのが夢だったりします。興味を持ってくれた人は是非!

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